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指には筋肉がない! (アレクサンダー・テクニーク その2)

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 指を強くしようと「グリップマスター」を握ったり、
 グー、パーを繰り返したりしていると、
 筋肉痛になってくるのは、指ではなく前腕部なので、
 何となく「そうかな?」とは思ってはいたんですが、
 やっぱりそうだったんですね。

 アレクサンダー・テクニークの分派的存在である
 「ボディ・マッピング」という方法をまとめた
 『ピアニストなら だれでも知っておきたい「からだ」のこと』という本によると、
 手の中には指を広げたりする筋肉がわずかにあるものの、
 指を伸ばしたり曲げたりする筋肉は、指にも、手の中にも、無いんだそうです。

 手や指の動きのほとんどは、前腕にある筋肉よるものなんだそうです。

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 そして、前腕の手のひら側にあるのが曲げる時の筋肉であり、
 反対の手の甲側が伸ばす時の筋肉で、
 それらは、長い「腱」によって、指の関節につながっていて、
 その「腱」が行ったり来たりして指を動かすんだそうです。

 ということは、ワイヤーで遠隔操作する
 自転車のブレーキみたいになってるんですね!?

 また、その「腱」は24本もあって、
 それが手首の骨の細いトンネルのような穴を通って行ったり来たりいるので、
 手首の使い方、曲げ方などに無理があると、
 そこから痛めてしまったりするそうなんです。

 確かに「腱鞘炎」とかよく聞くしなぁ・・・。

 知っている人にとっては当たり前のことなんでしょうけど、
 何となく「そうかな?」と思っていた程度のボクにとっては、
 はっきり「そうです!」と言われるとやっぱり驚きであり、
 ちょっと不思議な感じです。

 まさにマジック・ハンド!

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 そうすると、以前、南澤先生の指を見て、
 「思ったより太くてガッチリしているから握力もあるのかな?」なんて思ったのは、
 全くの間違いだったんですねぇ。

 「握力」は、指の太さではなく、前腕の太さなんですね。

 確かに指が細くても、しっかり押弦して、しっかり演奏する人もいますしねぇ。
 そういう人は、指が細いからって握力がないわけじゃないんですね。


 それにしても、「手」と言えば、
 自分の体の中で一番よく見ているはずなのに、
 しかもギターを弾く上では最も重要な部位であるはずなのに、
 今までその仕組みを明確に分かっていなかったなんて・・・。

 これまた、再認識させられました。

 う~む、ボディ・マッピング恐るべし!

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 (関連記述)→ 驚きの「ボディ・マッピング」 (アレクサンダー・テクニーク その1)
           腕が回転する仕組み (アレクサンダー・テクニーク その3)
           第6感の「筋感覚」  (アレクサンダー・テクニーク その4)

by acogihito | 2009-05-23 00:55 | ★アコギ関連 | Comments(0)  

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