フレットの擦り合わせ
先週、ヨコヤマギターズの工房に行った時、
以前に作ってもらった
「AR-WR #300」「LEAF-Quiet」「AR-GC #420」
を持っていき
各所をチェックしていただきました。
特に気になっていたのは、
「AR-WR #300」のフレットの状態。
けっこう減ってきているようにも感じるものの、
このくらいならまだOKなのか?
擦り合わせなどをした方がいいのか?
普通に弾いているには
チョーキングなどするわけないので、
気にしなければ何とかなっているんですけど、
その辺の加減が分からないので、
相談したんです。
「LEAF-Quiet」や「AR-GC #420」
は問題なかったんですが、
作ってもらってから4年になり、
なんだかんだで一番弾いている
「AR-WR #300」はやっぱり
だいぶ減っていました。
写真は作業台の上に置いた
「AR-WR #300」のネックを
ヘッド側から撮ったもの。
接写に失敗して
ピントがちょっと合ってないですが、
画面の左から2番目、
2弦が当たるフレットが一番減っています。
ピンボケなので、やんわり見えますが、
肉眼で見ると
もうちょっと減っているように見えました。
横山さんによると
「フレットの打ち替えと擦り合わせの
ギリギリのところ」とのこと。
もう少し減っていれば打ち替え、
ただ、打ち替えは、
今あるフレットを引き抜き
打ち直すので、
打ち込んである溝に
引き抜く際のダメージを与えることになるので、
できる限り、回数を減らした方がよい
ということで、
今回は擦り合わせをしてもらうことにしました。
横山さんは、
思ったより細かいヤスリを
数種類を使い分けて、
フレットの凹みだけでなく
フレットと指板の段差の滑らかさなど、
いろいろな個所を
丁寧に作業してくれました。
おお、やっぱり弾きやすくなった。
とっても滑らかです。
それほど気にならないと思っていたものの、
やっぱりフレットが綺麗にそろうと滑らかで
するっと弾ける感じです。
ありがとうございます!
フレットの擦り合わせをすると、
凹んだ部分の高さに
他の部分もそろえるので、
フレット全体の高さが低くなるわけですが、
ビビることもなく
逆にすべてがそろっているので、
どこかがビビりやすい
ということもなくなって
弾きやすく滑らかな感じがするんですね。
ちなみに
この「AR-WR #300」も
「LEAF-Quiet」も「AR-GC #420」」も
他の個所は、問題なし。
そして、どのギターも
いい音でいい感じに鳴ってきているので、
横山さんも満足そうで、
それがボクにも嬉しかったです。
せっかくいいギターを作ってもらったのに
ボクの扱い方が悪くて
ひどい状態だなんて思われたら、
残念だし申し訳ないですからねぇ。
嬉しかったし、ホッとしました。
横山さん、ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
by acogihito | 2014-07-28 08:39 | ★アコギ関連 | Comments(6)
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必着仕事人
at 2014-07-29 21:36
x
いいな!いいな~(*^。^*)
0
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acogihito at 2014-07-29 22:46
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オークフィールド
at 2014-08-02 13:31
x
あこぎひとさん こんにちわ!
あこぎひとさんの情報には何時も助けて頂いています。
わたしのS102も、そろそろフレット交換かな?と思っていたところで今回の
ブログを見て、改めてリペアマンと相談して、わたしも今回はフレットすり合
わせをすることにしました。
今朝、S102を預けてきました。仕上がりは明日の昼になるとのことです。
少しでも操作性が良くなるといいなと思っています。
あこぎひとさんの情報には何時も助けて頂いています。
わたしのS102も、そろそろフレット交換かな?と思っていたところで今回の
ブログを見て、改めてリペアマンと相談して、わたしも今回はフレットすり合
わせをすることにしました。
今朝、S102を預けてきました。仕上がりは明日の昼になるとのことです。
少しでも操作性が良くなるといいなと思っています。
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acogihito at 2014-08-02 14:54
オークフィールドさま、こんにちは!
お役にたてて良かったです。
やっぱりフレット交換で、フレット引き抜くと、当然、そこが痛む訳で、
できるだけ回数を減らした方がいいそうですから、
まだ「擦り合わせ」で間に合うようなら、
「擦り合わせ」で済ませた方がいいようです。
ボクのS-92もかなり減ってきたから
擦り合わせしてもらわなくちゃなぁ。
お役にたてて良かったです。
やっぱりフレット交換で、フレット引き抜くと、当然、そこが痛む訳で、
できるだけ回数を減らした方がいいそうですから、
まだ「擦り合わせ」で間に合うようなら、
「擦り合わせ」で済ませた方がいいようです。
ボクのS-92もかなり減ってきたから
擦り合わせしてもらわなくちゃなぁ。
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オークフィールド
at 2014-08-03 13:21
x
あこぎひとさん こんにちわ!
フレットすり合わせを済ませたギターを取りに行きました。
少しくすんでいたフレットがピカピカで、なんだかうれしくなりますね。
どうもネックも順反していたようで、フレットのすり合わせのために順反も調整して頂いたようです。
当然、弦高も下がり操作性は向上し、なんだか鳴りも良くなったような気がします。
まあ、たまにはプロにメンテしてもらわないと本来の楽器の性能が発揮できないと言うことでしょうね。
あこごひとさんは、横山さんに直接メンテしてもらえるなんて羨ましい限りですね
。
しかし、yokoyama guitar 4本目ですからね。たまには浮気したくなりますが、惚れ込んだもんですね。
フレットすり合わせを済ませたギターを取りに行きました。
少しくすんでいたフレットがピカピカで、なんだかうれしくなりますね。
どうもネックも順反していたようで、フレットのすり合わせのために順反も調整して頂いたようです。
当然、弦高も下がり操作性は向上し、なんだか鳴りも良くなったような気がします。
まあ、たまにはプロにメンテしてもらわないと本来の楽器の性能が発揮できないと言うことでしょうね。
あこごひとさんは、横山さんに直接メンテしてもらえるなんて羨ましい限りですね
。
しかし、yokoyama guitar 4本目ですからね。たまには浮気したくなりますが、惚れ込んだもんですね。
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acogihito at 2014-08-03 15:49
オークフィールドさま、こんにちは!
それはそれは良かったです!
やっぱり信頼できるその道のプロの方に診てもらえると安心ですよね。
ネックの調整なども自分なりにやってみるものの、
他のギターと比較できないので、
これでいいのか悪いのか。
自分なりの判断しかできませんからねぇ。
それはそれは良かったです!
やっぱり信頼できるその道のプロの方に診てもらえると安心ですよね。
ネックの調整なども自分なりにやってみるものの、
他のギターと比較できないので、
これでいいのか悪いのか。
自分なりの判断しかできませんからねぇ。