2008年 07月 29日 ( 1 )

 

ついに利根川へ! (花見川カヌー探検 その3)

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 友人のN氏。
 中学時代からの、かれこれ35年近い付き合いになる親友です。

 去年の夏、ひょんなことから、
 「地元を流れる花見川を北上すれば、利根川まで繋がってるんだよね」
 「カヌーは一艇しかないけど、花見川沿いにはサイクリングコースがあるし、
 自転車とカヌーを交代しながらいけば、行けるんじゃない?」
 と、二人で始めた『花見川カヌー探検』。

 去年8月今年5月と複数に分けて続けてきたんですが、
 2008年7月28日、ついに目標の利根川までたどり着きました!

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地図の水色の部分が「川」や「沼」で、ピンクの線が並走する「サイクリングコース」


 今回の出発地点は、前回、うな重を食べるために上陸した
 かつて「甚兵衛渡し」という渡し船があったというあたり。

 そこから「北印旛沼」を抜け、
 「長門川(このあたりでは花見川ではなく、長門川という)」を抜けて、
 「利根川」に至るというコースです。

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 まずは親友N氏から出発。

 ボクはその間に、「出発地点」までカヌーを積んで来たクルマで「到着地点」まで先回りし、
 そこにクルマを停め、「折りたたみ自転車」を降ろして組み立てて、「サイクリングコース」を戻り、
 途中の「酒直水門」手前で合流して、交代するという作戦。

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 う~ん、空が広い!

 「酒直水門」手前の景色は、
 カヌーの聖地、北海道・釧路湿原を流れる「釧路川」のようでもあります。

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 「酒直水門」は閉まっているので、その向こう側まで二人でカヌーを担いで陸上を迂回。
 そしてボクと交代です。

 迂回ついでに近くの芝生のような広場で、
 昼飯のつなぎとして買っておいた「アンパン」を食べたんですが、
 こういう時に食べるアンパンって、なぜかすっごく美味しく感じるんですよねぇ~。

 ゆっくりと自力で進むしかないカヌーは、
 素朴なモノやコトへのありがたみや価値を
 ごく自然に再認識できるようになるのかもしれませんねぇ~。

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 地元、千葉市花見川区を流れる「花見川」も、
 北上して 隣の八千代市に入ると「新川」と名前を変え、
 さらに「西印旛沼」「北印旛沼」を越えて、
 本埜村(もとのむら)の この辺りになると「長門川」という名前になります。

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 う~ん、水面を流れる風が心地よく、見上げる夏の空は美しくさわやか!

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 岸辺を見れば、信頼する友人が自転車で走っているし、
 なんとも優雅で、ありがたい光景です。

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 やがて、JR成田線の支線である
 我孫子と成田を結ぶ通称「我孫子線」の鉄橋下を通過。

 乗ったこともないこの路線。
 自宅のある千葉市花見川区から見れば、
 千葉県の端っこを走っているように思えるこの路線の鉄橋の下をくぐるなんて、
 随分、遠くまで来たもんです。

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 そして、この鉄橋を越えたあたりで、一艇のカヌーと出会いました。

 ボクらより少し年上のその方は、この近所に住んでいて、
 時々、この辺りでカヌーを楽しんでいるんだそうです。

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 ボクらが、「千葉の花見川から自転車と交代しながらここまで来た」と話すと、
 「それは面白いですね!」と興味を持たれたようで、
 「途中までご一緒させてください」と、
 しばらくカヌー談議に花を咲かせながら並走することになりました。

 この辺りでカヌーをやっている人なんて、そんなに多くもないので、
 お互い、興味を持っちゃうんですよね。

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 ちなみにボクらのカヌーは、リバーツーリング用のファルトボート(折りたたみ式カヌー)ですが、
 その方のカヌーは小回りの利くスラローム艇。

 そうして、利根川目前というところで、
 「ではまた、どこかの水上でお会いしましょう!」とその方とは別れ、
 友人と交代。

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 念願の「利根川に出る」という大役を友人に託します。

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 さあ、この大きな「印旛水門」の向こう側に見えるのが、いよいよ「利根川」です!!

 う~ん、なんだか武者震い??

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 そして、水門を通り抜け、ついに「利根川」へ!!!

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 水上でも、陸上からも「目標達成」を祝います!!

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 利根川に出てから再び交代。

 これが関東一の大河、坂東太郎と呼ばれる「利根川」の水上です。

 この先をずっと行けば銚子市になり、太平洋に繋がっているんですよね。
 「いつかは行ってみようか!?」と思いつつ、
 今回は栄町の「水と緑の運動公園」を最終ゴールとしました。


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 さてさて、この日は天気も良く、水上はいくらか涼しいとはいえ、大汗をかいたし、
 なんだかんだでけっこう疲れたんで、ゴール地点からクルマでちょっと行ったところにある
 「成田の命泉 大和の湯」という温泉へ。

 ちょうどいい温度の露天風呂にゆったりと浸かりながら、
 これまでの道中のことなどを話し合っていると、近くの森でヒグラシが鳴き出しました。
 実に気持ちのいい、夏の夕暮れです。
 
 そういえば、
 「昼飯はアンパンだけで、ちゃんと食べてなかったから腹が減ったなぁ~」
 「だけどよくアンパンだけで持ったよなぁ~(アンパンってすごいんだな)」
 ということで、成田市内のレストランへ。

 そうして早めの夕飯を食べ、外に出てみると、
 とってもダイナミックな夕焼けが広がっていました。

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 今回の行程は約15キロ。
 利根川を目指し、全行程約50キロの道のりを
 カヌーと自転車を交替で乗り継ぐ「駅伝方式」で続けてきた
 『花見川カヌー探検』も、ひとまず、これで目標達成!

 今まで気づかなかった地元の魅力を新発見する素晴らしい旅となりました。
 
 帰りは成田から高速道路を使っても、自宅まで約1時間の行程となり、
 「高速道路を使って帰らなきゃいけないくらい遠くまでカヌーと自転車で行っちゃったんだなぁ~」
 と、ちょっとばかり感慨深く思いながら、
 車中では「次はどうしようか?」と怪しげな作戦を話し合ったのでありました。


 (関連記事)→ 地元の花見川でカヌー! (花見川カヌー探検 その1)
           Nature Spirit 印旛沼でカヌー! (花見川カヌー探検 その2)
           東京湾へ! (花見川カヌー探検 その4 「完結編」)

by acogihito | 2008-07-29 11:14 | ☆その他 | Comments(18)