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第6感の「筋感覚」   (アレクサンダー・テクニーク その4)

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 「第6感」と言っても、別にオカルト的なものではありません。

 ボクたちの身体の5つの感覚、
 視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の他に、
 実はもう一つの感覚、「第6感」があると、
 『ピアニストなら だれでも知っておきたい「からだ」のこと』という本は指摘します。

 それが「筋感覚」というものだそうです。

 でも、何だ? 筋感覚って?

 実はボクたちの身体には、
 位置と動きに関する情報を集めることのできる神経が存在していて、
 脳に「運動」に関する情報を伝達しているんだそうです。

 例えばそれは、
 別に見なくても、自分の頭の上にひょいと手を持って行ったりする感覚。
 つまり、自分の身体の位置や動きを知る感覚のことで、
 それが「筋感覚」なんだそうです。

 ただそれは、普段はあまり意識しない感覚なので、
 気づかないことが多いそうです。(ボクも気にしたことがありませんでした)

 ですが、ボクがこの本を読んで再認識させられた
 「頭と脊椎を繋ぐ関節」のこと、
 「指には筋肉がない」こと、
 「腕が回転する仕組み」など、
 「身体への気づき」を養うことが、様々な「筋感覚」を養うことに繋がり、
 それが身体の「動きの質の向上」に繋がっていくんだそうです。

 そして、音楽的、あるいは聴覚的想像力と筋感覚的想像力がうまく結び付いたところで、
 素晴らしい演奏ができるようになる、というわけなんですね。

 う~む、なるほどぉ~。

 確かに、プロの演奏、
 例えば南澤先生の演奏を間近で見ると、動きが滑らかですからねぇ。
 指をどのくらいの強さで、どのくらい動かせばどういう音がするのか、
 無意識のうちにも筋感覚として分かっていて、
 それは自分の頭の上にひょいと手を乗せるのと同じくらい簡単にやっているんでしょう。

 でもボクの場合は、同じようにやっているつもりでも、
 実は身体の変な所に無駄な力が入りすぎて、
 おかしなことになっているんでしょうね、きっと。

 そういう時、どこにどのくらいの力が入っているのか、
 身体全体の「筋感覚」を使えば気づくことができるというわけで、
 その無理な動きや無駄な動きをなくすようにバランスをとっていけば、
 動きも演奏も、もっと滑らかになり、そして上達にも繋がり、
 さらには、肩こりなどのトラブルもなくなる、
 というのが、この本の、つまりボディ・マッピングの趣旨で、
 ひいてはそれはアレクサンダー・テクニークの趣旨にも繋がるようです。

 なるほどなぁ~。

 ボクは今後の人生において、
 なるべく長く、いつまでもギターを弾いていられるようでありたいと思っているので、
 身体に無理のないように、楽に、
 そして指先で演奏することでも身体全体に気を配って、
 楽しみながら、そして少しでも上達したらいいなぁ~と願いつつ、
 ギターと関わっていきたいと、改めて思った次第です。

 う~む、ボディ・マッピング、素晴らしい!

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 (関連記述)→ 驚きの「ボディ・マッピング」 (アレクサンダー・テクニーク その1)
           指には筋肉がない! (アレクサンダー・テクニーク その2)
           腕が回転する仕組み (アレクサンダー・テクニーク その3)

by acogihito | 2009-05-29 23:06 | ★アコギ関連 | Comments(4)  

腕が回転する仕組み (アレクサンダー・テクニーク その3)

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 「腕」に関して、
 腕が肘で曲がるのは「関節があるから」ということは
 今までも当然のように分かっていたんですが、
 「じゃあ、どういう仕組みで回転するのか?」ということは
 今まであまり考えたことがありませんでした。

 腕には3つの回転があるそうです。

 まず1つ目は、ろっ骨の上で肩甲骨が動くことで腕全体が動きます。

 2つ目に、その肩甲骨にある肩関節でも上腕が少し回転します。

 そして、3つ目、上腕と肘関節を介して繋がる前腕がねじれるように回転し、
 手が表になったり裏になったり、180度回転するのは、
 「尺骨(しゃっこつ)」と「橈骨(とうこつ)」が、
 平行になったり交差したりして動いているからなんだそうです。

 (3つの動きを合わせて、手は360度回転できるってわけですね)

 そうかぁ~。

 ボクは、前腕の回転の仕組みが、2本の骨が平行になったり交差しているなんて、
 『ピアニストなら だれでも知っておきたい「からだ」のこと』という本に指摘されるまで、
 意識したことがありませんでした。

 そして「尺骨」と「橈骨」は、手のひらが上になっている時が平行で、
 下になっている時は交差しているんだそうです。

 ということは、ギターを弾いている時、
 左腕は「尺骨」と「橈骨」が平行になっていて、
 右腕は半分くらい交差した状態なんですね!?

 毎日動かしている自分の腕にもかかわらず、そんなこと考えもしなかったなぁ~。

 う~む、ボディ・マッピング恐るべし!
 またまた再認識させられました。

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 ところで「尺骨」と「橈骨」は、2本ともが動くのではなく、
 「尺骨」を軸にして、「橈骨」だけが動くんだそうです。

 一方、「尺骨」は小指側に繋がっていて、「橈骨」は親指側に繋がっています。

 つまり、手の回転は、「尺骨」が繋がっている小指側が回転軸になっているというわけで、
 これを間違えて認識していて親指側を軸に回転させようとすると
 不自然な動きとなり、トラブルのもとになるんだそうです。

 なるほどなぁ~。

 それにしても人間の体は、本当に良くできているもんですねぇ。
 改めて感心してしまいました。


 (関連記述)→ 驚きの「ボディ・マッピング」 (アレクサンダー・テクニーク その1)
           指には筋肉がない! (アレクサンダー・テクニーク その2)
           第6感の「筋感覚」   (アレクサンダー・テクニーク その4)

by acogihito | 2009-05-26 01:18 | ★アコギ関連 | Comments(4)  

指には筋肉がない! (アレクサンダー・テクニーク その2)

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 指を強くしようと「グリップマスター」を握ったり、
 グー、パーを繰り返したりしていると、
 筋肉痛になってくるのは、指ではなく前腕部なので、
 何となく「そうかな?」とは思ってはいたんですが、
 やっぱりそうだったんですね。

 アレクサンダー・テクニークの分派的存在である
 「ボディ・マッピング」という方法をまとめた
 『ピアニストなら だれでも知っておきたい「からだ」のこと』という本によると、
 手の中には指を広げたりする筋肉がわずかにあるものの、
 指を伸ばしたり曲げたりする筋肉は、指にも、手の中にも、無いんだそうです。

 手や指の動きのほとんどは、前腕にある筋肉よるものなんだそうです。

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 そして、前腕の手のひら側にあるのが曲げる時の筋肉であり、
 反対の手の甲側が伸ばす時の筋肉で、
 それらは、長い「腱」によって、指の関節につながっていて、
 その「腱」が行ったり来たりして指を動かすんだそうです。

 ということは、ワイヤーで遠隔操作する
 自転車のブレーキみたいになってるんですね!?

 また、その「腱」は24本もあって、
 それが手首の骨の細いトンネルのような穴を通って行ったり来たりいるので、
 手首の使い方、曲げ方などに無理があると、
 そこから痛めてしまったりするそうなんです。

 確かに「腱鞘炎」とかよく聞くしなぁ・・・。

 知っている人にとっては当たり前のことなんでしょうけど、
 何となく「そうかな?」と思っていた程度のボクにとっては、
 はっきり「そうです!」と言われるとやっぱり驚きであり、
 ちょっと不思議な感じです。

 まさにマジック・ハンド!

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 そうすると、以前、南澤先生の指を見て、
 「思ったより太くてガッチリしているから握力もあるのかな?」なんて思ったのは、
 全くの間違いだったんですねぇ。

 「握力」は、指の太さではなく、前腕の太さなんですね。

 確かに指が細くても、しっかり押弦して、しっかり演奏する人もいますしねぇ。
 そういう人は、指が細いからって握力がないわけじゃないんですね。


 それにしても、「手」と言えば、
 自分の体の中で一番よく見ているはずなのに、
 しかもギターを弾く上では最も重要な部位であるはずなのに、
 今までその仕組みを明確に分かっていなかったなんて・・・。

 これまた、再認識させられました。

 う~む、ボディ・マッピング恐るべし!

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 (関連記述)→ 驚きの「ボディ・マッピング」 (アレクサンダー・テクニーク その1)
           腕が回転する仕組み (アレクサンダー・テクニーク その3)
           第6感の「筋感覚」  (アレクサンダー・テクニーク その4)

by acogihito | 2009-05-23 00:55 | ★アコギ関連 | Comments(0)  

驚きの「ボディ・マッピング」 (アレクサンダー・テクニーク その1)

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 以前、このブログで、
 ギターを弾くせいなのか「肩がこる」ということを書いたことがあります。
 その後、後日談を書いた時のコメント欄で、
 syさんという方から「アレクサンダー・テクニーク」という
 一種の身体トレーニングがあることを教えていただきました。

 そして、その時に紹介された
 『ピアニストなら だれでも知っておきたい「からだ」のこと』という本など、
 アレクサンダー・テクニークに関する本を何冊かじっくり読んでみました。

 いやぁ~、これは驚きでした。

 ボクは自分の体のことを知っているつもりでも、
 実はその仕組みについて、全然よく分かっていなかったんです。
 そして、いろいろなことを再認識させてくれました。

 一体、それはどんなことなのか?

 その前に、まず、「アレクサンダー・テクニーク」とは?
 というところからいきましょう!

 「アレクサンダー・テクニーク(=テクニック)」とは、
 オーストラリアのF・M・アレクサンダー(1869~1955)という元役者さんが考案したもので、
 身体の一部の間違った使い方、習慣的に正しいと思っているけど実は間違った使い方が
 身体全体の機能に悪影響を及ぼしていることがあるので、それに気付き、
 正しい自分自身の使い方をするためのテクニックのことをいいます。

 関連して、「ボディ・マッピング」というのがあるんですが、
 それはアレクサンダー・テクニークを効率よく学ぶために、
 1980~90年代にアメリカで考案された
 「身体の骨格や筋肉などの構造、機能などを正確に再認識する方法
 のことをいいます。

 で、『ピアニストなら だれでも知っておきたい「からだ」のこと』という本は、
 この「ボディー・マッピング」という方法を
 特にピアニスト向けにまとめた本なんですね。

 でも、細かいところはピアニスト向けでも、
 全体的には手を使って演奏する音楽家向けなので、
 ギタリストにとっても大いに参考になりました。


 さて、その内容ですが、ここでその全貌はとても書けません。

 でも、例えば、ボクの場合、
 「足」とか「腰」の骨の構造はだいたい自分でも認識してはいたんですが、
 「頭と脊椎が繋がっている関節がどこにあるか?」などは今まで意識したことがなく、
 関節というより、「首」全体が曲がるという認識だったような気がします。

 でも、頭と脊椎の間にはしっかりとした関節があって、
 その関節も、自分が思っていたところよりもっとずっと上の
 「右耳と左耳のほぼ中間のところにある」ということを、
 この本で初めて認識させられました。

 つまり、今までのボクは、頭と脊椎を繋ぐ身体の構造の
 ボディ・マップ(脳の中でイメージされている身体)が間違っていたわけで、
 関節ではないところでバランスをとり、無理に曲げようとしていたのかもしれません。

 それを正確にマッピングし直し(再認識し)、
 頭と脊椎を繋げている「関節」を意識して動かしていたら、あ~ら不思議、
 それだけで、肩こりがスーッと軽くなっていくような気がするではありませんか。

 頭の重量は4~5キロもあり、それがバランスを失うと、
 首や身体の他の部分の筋肉で埋め合わせをしなくてはならなくなって、
 様々な問題を引き起こす原因になるといいます。

 また、身体がバランスよく立っている状態では、
 頭と脊椎を繋ぐ関節と、腰椎、股関節、膝関節、足関節は一直線上になり、
 ほとんど筋肉を使わずに楽に立つことができるんだそうです。

 それは、箒のような棒の上に頭に相当する4~5キロのカボチャを刺したとして、
 しっかり垂直に立てていれば、支えるのにも大した力は要りませんが、
 斜めになれば、力を入れて支えなければ倒れてしまうのと同じようなことだといいます。

 さらに座っている時は、頭と脊椎を繋ぐ関節と、腰椎、坐骨が一直線上になった時が、
 バランスがいい状態で、足も手も自由に動かしやすいんだそうです。

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 ところが日常の習慣的な癖で、
 知らず知らずのうちにこのバランスが崩れた状態が普通になっていると、
 自分では気づかなくても、いつもどこかの筋肉に力が入っている状態になってしまい、
 身体が本来持っている能力より、自由に動かせないばかりか、それが積もり積もって、
 トラブルの原因になったりもするんだそうです。

 だから身体の骨格や筋肉などの構造、機能などを
 正確に再認識(ボディ・マッピング)する必要があるといいます。

 う~む・・・。

 今までギターを弾いている時、そんなことちっとも気にもしていなかったから、
 頭の位置も、その他も、バランス的にはかなり悪く、いつも変な所に力が入っていて、
 それで肩がこったり、指の動きにも悪影響を及ぼしていたのかもしれません。

 「クラシック・フォーム」だとか、「カジュアル・フォーム」とか、形から入るんではなくて、
 どういう体制が自分にとって一番無理がないかを改めて考える必要がありそうです。


 さらに、その「」という認識も違っていました。
 そもそも骨格的には「肩」というものはないんだそうです。
 
 そして、「」は、肩から先が腕なのではなく、
 鎖骨と肩甲骨も含めた、今まで「肩」だと認識していたものまで含めて「腕」なんだそうです。
  (つまり、「肩がこる」のではなく、「腕の付け根がこる」という方が正解なんでしょうね)
 ですが、肩と腕を分けてマッピングしていると、
 本来なら鎖骨と肩甲骨も含めた腕全体で動かすべきところを、
 鎖骨と肩甲骨を固定して、その先だけで動かそうとするので、
 おかしなことになってくるんだそうです。 

 その他、腕自体の骨の構造や動かし方など、
 自分にとって最も身近な自分の身体のはずなのに、
 知らないことばっかりの連続で、本当に驚いてしまいました。

 う~む、ボディ・マッピング恐るべし!
 教えてくださったsyさんには感謝です!!

 そんな訳で、今後も自分の身体の構造を再認識しつつ、
 自分にとっては、どんなスタイルでギターを抱え、演奏するのがベストなのか? 
 さらに研究してみようと思っています。


 (関連記述)→ 指には筋肉がない! (アレクサンダー・テクニーク その2)
           腕が回転する仕組み (アレクサンダー・テクニーク その3)
           第6感の「筋感覚」   (アレクサンダー・テクニーク その4)

by acogihito | 2009-05-19 00:50 | ★アコギ関連 | Comments(12)  

初、ジェイク・シマブクロ

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 ウクレレ奏者、ジェイク・シマブクロさんのCDを初めて買いました。

 実は仕事関係の先輩で、
 けっこう本格的に「ハワイアン」をやっている人がいまして、
 その人は、「ジェイク・シマブクロのウクレレは、ウクレレじゃないよ」
 なんて言ってたんです。

 そんなこともあって、今まで、何となく二の足を踏んでいたんですが、
 今回はビートルズのカバーアルバムですからねぇ、
 ビートルズ好きにとっては「ウクレレでビートルズってどんな感じなんだろう?」と思って、
 買った次第です。

 今まで、いろいろ評判は聞いていても、演奏をちゃんと聴いたのは、
 押尾コータローさんと「Nature Spirit」で共演した曲くらいなもんですからねぇ。
 全く聴いてないも同然だったんです。

 そんな訳で、初ジェイク・シマブクロ・・・。

 なるほど!
 ハワイアンをやっている先輩が、
 「あれはウクレレじゃない」と言った意味が良くわかりました。

 それは、ベンチャーズこそがエレキギターだと思っている人に、
 ジミ・ヘンドリックスを聴かせたのと似た感じかもしれません。

 やさしい音色もあれば、ものすごく激しいロック調の演奏もあって、
 今までの「ハワイアン的ウクレレ」のイメージを大きく変える感じ。
 ソロ楽器として見事にビートルズの楽曲を表現していました。 

 それにしてもウクレレって、
 ギターより2本も弦が少なく、1弦から4弦を5カポにしたような音域にも関わらず、
 こんなにいろいろなことができる楽器だったんですねぇ。

 そして、そのウクレレという楽器の可能性を
 貪欲なまでに追及しているジェイク・シマブクロさん姿勢は、
 押尾コータローさんのアコギに対するものと似たようなところがあり、
 だからお二人は意気が通じるところがあるのかもしれないなぁ~
 などと思ってしまいました。

 このアルバムには、
 押尾さんの「Nature Spirit」で共演したのと同じ「IN MY LIFE」も入っていて、
 何となくアレンジもちょっと似ているんですが、
 どうせなら、ここでも1曲くらい共演して欲しかったものです。
 

by acogihito | 2009-05-13 00:30 | ★アコギ関連 | Comments(2)  

祝!アコースティック・ギター・マガジン季刊化10周年

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 今年(2009年)は、
 「アコースティック・ギター・マガジン」が季刊化されて10周年だそうで、
 Vol.40の今号はその記念号となっていました。

 ボクは、ソロ・ギターの練習を始めてから、まだ2年ちょっとですが、
 10年前の1999年夏に発売された「季刊化第1号」は持っているんですよね。

 (季刊化の前がどうなっていたのかは知らないんですけど…)

 その当時ボクは、ビートルズのコピーバンドをやっていたんですが、
 ビートルズにはけっこうアコギの名曲も多く、
 バンドでジョン・レノン役をやっていたボクは、
 ジョンが使っていたのと同じ「Gibson J-160E」を買ったりして、
 バンド活動とは別に、それを弾いたりしていました。
 また、同じGibsonのギターを使っている山崎まさよしさんにも興味を持っていたんで、
 「季刊化第1号」を買ったんだろうと思います。

 (山崎さんの使っている「J-45」と「J-160E」は、見た目は似てても中身は全く別物ですけどね)

 ただ、当時は、「やっぱりアコギはいいなぁ~」と思いつつも、
 「アコギ=伴奏の楽器」という認識しかありませんでしたから、
 コードを押さえて、ピックでガシガシ弾いていただけでしたけどね。

 その認識を大きく変え、
 「ソロ・ギター(ギター・インスト)」という世界の魅力を教えられたのは、
 南澤大介先生の「ソロ・ギターのしらべ」との出逢いだったんです。
 「そうか、こういう曲をこんな風にギター1本で弾けるのか!」ってね。
 それは、「アコースティック・ギター・マガジン」が季刊化されてから、
 さらに約2年後、2001年のことだったと思います。

 それからバンド活動の傍ら、
 まだメジャーデビューしたての押尾コータローさんなども徐々に聴きつつ、
 「1人でこんな曲が弾けるなら、いつかバンドをやらなくなったら、こういうのもいいなぁ~」
 などど思っていたところ、2年ちょっと前(2006年末)にバンドを解散したのをきっかけに
 じゃあってんで、ソロ・ギターの練習を始めて、今に至っているというわけなんです。


 さて、季刊化10年記念の今号には、中川イサトさんの
 「この10年を振り返って」の印象的なコメントも載っていました。
 曰く、「(当初は)ギター・インストの市民権はまるでなし。
 それがようやく浸透したんが、この10年ってとこか」・・・

 う~む、10年前・・・。
 確かにボクも「ギター・インスト」の世界なんて、ゴンチチくらいしか知らなかったし、
 ましてや「ソロ・ギター」ってのは、「かなり特殊な世界」という印象でした。
 「アコースティック・ギター・マガジン」にしたって、季刊化第1号は、
 「歌モノの伴奏楽器」としての記事が多かった時代ですからねぇ。

 そういう意味では、この10年で、ボクも含め、大きく変わったんですね。

 そんな「(ソロ・ギターによる)ギター・インスト」の世界を
 日本で一般化した最大の功労者は、押尾コータローさんなんだろうし、
 「ソロ・ギターのしらべ」シリーズで、ボクにまで興味を抱かせ、
 多くの人に「自分でも弾いてみたい」と思わせてくれた
 南澤大介先生の功績も相当大きいんだろうなぁ~と
 改めて、つくづく思ってしまいました。

 さて、では、「次の10年」はどうなんでしょうねぇ?

 ボクとしては、いろいろなものがデジタル化していく中で、
 ものすごくアナログなアコースティック・ギターっていうのは、かえって新鮮だし、
 余計なエネルギーも使わず、人間味溢れていて、とってもいいんじゃないかなぁ~、
 爆発的ブームというのではないにしろ、
 その世界が、さらに一般的なものになっていくんじゃないかなぁ~
 なぁ~んて思っているんですけどねぇ。

by acogihito | 2009-05-06 23:24 | ★アコギ関連 | Comments(13)  

期せずして『旬』?

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 名曲「明日に架ける橋」から40年。
 あの「サイモン&ガーファンクル」が16年ぶりに来日するそうです。

 一方で、「カーペンターズ」が結成40周年で、
 ベスト・アルバムが発売されたりしています。

 ほう!

 「サイモン&ガーファンクル」と言えば、
 南澤先生アレンジの「スカボロー・フェア」を練習しているし、
 「カーペンターズ」は、やはり南澤先生の
 「トップ・オブ・ザ・ワールド」と「イエスタディ・ワンス・モア」を練習しているし、
 これは何だか、期せずして「旬」が訪れたようで、ちょっと嬉しいような気分!
 さらなる練習の励みにもなるというものです。

 「スカボロー・フェア」は、南澤先生に直接教わって
 「ソロ・ギターのしらべ~官能のスタンダード篇~」と
 「COVERS vol.1」のいいとこどりをしたようなアレンジで、
 結構弾けるようになってきたし、
 「トップ・オブ・ザ・ワールド」は、南澤先生がライブで弾くように
 イントロのフレーズも教わって、フルコーラス・バージョンで、
 これまた結構弾けるようになってきたところなんですよね。

 それにしても、あの曲から40年だったリ、結成40周年だったリ、
 両方ともそんなに時が経っているんですねぇ。


 ところで、カーペンターズが「トップ・オブ・ザ・ワールド」を発売したのは1973年、
 結成から4年後のこと。
 
 だとすれば、
 「結構弾けるようになってきた」ボクとしては、今から4年後、
 「トップ・オブ・ザ・ワールド」発売40周年の2013年には、
 「完璧に弾ける」ようになっていたいものです。

 このペースでいけば、なんとかなりそうかな??

 なんとなく「旬」が訪れたようで嬉しいだけでなく、
 ちょうどいい目印としての目標ができた、という気もしているところなんです。

by acogihito | 2009-05-02 01:44 | ★アコギ関連 | Comments(6)