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タイムリーで気持ちがイイ!

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 先日、テレビを付けていたら、
 ユーミンの『やさしさに包まれたなら』が流れてきました
 
 おっ!と思って見てみると、
 靴のチェーン店「ABC MART」のCM

 「やさしさに包まれたなら」は今、ちょうど練習している曲だから、
 実にタイムリーで気持ちがイイですねぇ~!


 一方、9月26日放送の旅番組『遠くへ行きたい』は、
 「魅せられて信濃路 里の匠たち」と題して、
 俳優の田中実さんがの長野県筑北村から小川村、白馬村を旅していたんですが、
 筑北村では「横山ギターズ」の工房を訪ね、紹介されていました。

 おお!この工房には9月13日にギターを受け取りに行ったばかりですからねぇ!

 しかも今週末は、その横山ギターズが主催する
 「ソロギター合宿~横山ギター工房探訪ツアー」に参加し、
 またお邪魔することになっているので、これまた実にタイムリー!!
 
 う~ん、何だかとっても気持ちのいい秋です!!

by acogihito | 2010-09-30 00:06 | ★アコギ関連 | Comments(6)  

伝統工芸とソロ・ギター

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 そういえば小さいころから、工場での大量生産による製品に囲まれて育ってきました。
 そして、金属やプラスチックで、きちっと成形されたものこそ素晴らしいと思っていました。

 でも、最近、改めて「手工芸」の素晴らしさに目覚めています。

 先日、東京・日本橋にちょっとした用事があり、帰りに三越に立ち寄ったところ、
 「日本伝統工芸展」というものが行われていて、思わず見入ってしまいました。

 なんでも
 「日本の優れた伝統工芸の保存と後継者の育成を目的」に行われている公募展で、
 厳しい審査を経て選ばれた
 陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門の入選作、
 730点余りが展示されているそうです。

 う~む!

 上の写真は「日本工芸会総裁賞」、つまりはグランプリに輝いた
 『重ね六つ目盛籃「水鏡」』(磯飛節子)という竹工芸の作品です。

 細く薄くした竹を薄茶から赤茶まで4段階に染めて、微妙なグラデーションをつけ、
 それを伝統的な六つ目編みに独自の工夫を加えた編み方で編んで、
 澄み切った湖面を表現しているそうで、
 なるほど、微妙な色合いと六角形に編まれた竹が、キラキラ輝く水面のように、
 そしてそれが、水面の波を見続けて目が回ってしまうように感じるのと、
 同じように感じるから凄いものです。

 でも、これは写真ではなかなか伝わらないですねぇ。
 写真ではただの平べったいカゴですもんねぇ。
 これは実際に目で見てみないと・・・・。

 その他にも、「これはどうやって作るんだろう?」
 「描いているんだろう?」というものばかりで、
 「人間の手作業って凄いんだなぁ~」と圧倒されてしまいました。

 それに伝統工芸といっても、ただ守るだけではなく、
 その中に新しいアイデア、手法など、若い人たちがどんどん行っているんですね。
 素晴らしい!

 ところでボクは、こういう作品展は初めてだったんですが、
 会場全体の雰囲気は、以前、どこかで経験したことがある雰囲気なんですよね。

 大量生産の製品に慣れた身にとっては、初めはちょっと敷居が高く感じるものの、
 慣れてくると、とても心穏やかにしてくれる、この雰囲気。
 決して派手ではないものの、重厚感のある、この雰囲気。

 う~む、この雰囲気は、何だろう・・・?

 そうだそうだ!
 いつか見た「TOKYO ハンドクラフトギターフェス」の雰囲気だ。

 どちらも手工芸だからでしょうか?
 人間の手が作り出す「ぬくもり」と、それを実際に目で見て初めて分かる「質感」。
 さらに、普通ではなかなか手が出せない、ちょっとマニアックな雰囲気も
 似ているような気がします。

 となると、ボクがこういう伝統工芸に興味を持ったのは、
 アコースティック・ギターに興味を持ち、
 「ハンドクラフトギターフェス」を見に行ってハンドメイドに興味を持ち、
 実際に念願の横山ギターを手に入れて
 職人技を目の当たりにした、ということが影響しているんでしょうねぇ。

 う~む、ギターによって、いろいろなことに開眼させられているという感じです。
 ありがたい。ギターに感謝です。

 そういえば、南澤先生の「ソロ・ギターのしらべ」シリーズも、
 自由なアート作品というよりは、こういった「伝統工芸作品」的ですよねぇ。 
 伝統工芸なら伝統というしばりの中で、
 ソロ・ギターなら楽曲をギター1本用にアレンジするという限られた範囲の中で、
 キラッと光るセンス、才能を表現するということですからねぇ。

 そのソロ・ギターの演奏も、CDで聴くより、
 やっぱり「生」の質感の方が断然素晴らしいし、
 日本の伝統工芸→ギターの手工芸→ギターの生演奏は、
 どこか共通した「人間の手の質感」「ぬくもり」が、
 ホッとするというか、安心するというか、
 穏やかで、いい感じなんですよね。

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by acogihito | 2010-09-28 23:24 | ☆その他 | Comments(2)  

ついに完成!横山ギター!!(その2) 「AR-WR #300」

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 「いつかは欲しい」と思って憧れていた横山ギター。
 ついに手にして、興奮冷めやらぬ日々が続いています。

 何しろ、オーダーメイドの特別仕様ですからねぇ~。

 しかも、オーダーした時は、南澤先生と一緒に工房まで行き
 受け取りも一緒に行くという、またとないシチュエーション。
 これ以上の喜びはないといった感じです。


 では 早速、ボクの横山ギターを御紹介しましょう!

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 タイプは「ARーWR」。
 これは、ボディが「オーディトリアム・スタイル(A)」の「ラウンド・カッタウェイ(R)」で、
 トップ材が「ホワイト・スプルース(W)」、バックとサイドの材が「インディアン・ローズウッド(R)」
 という意味なんですね。(南澤先生のは「AR-WH」)


 まずは、バックとサイドの木材。
 南澤先生は、試奏したそのサウンドから「ホンジュラス・マホガニー」を選んだのですが、
 それも捨てがたいものの、「インディアン・ローズウッド」の方が見た目が好きなのと、
 やはりサイドとバックがマホガニーの「モーリスS-92」を持っているので、
 それとはサウンドが違う、ちょっとパキッとしたこちらを、ボクは選びました。

 トップ材は、横山さんお勧めの「ホワイト・スプルース」です。
 いくつもある中から、インディアン・ローズウッドとの組み合わせに合う
 「この1枚!」というものを選んで頂きました
 もっとパキッとしたサウンドのインゲルマン・スプルースなどの、いわゆるスプルース系と、
 柔らかいサウンドのシダー系の、ちょうど中間的なサウンドだそうです。


 指板は「エボニー」。
 ブリッジも「エボニー」で、スルータイプ。
 ボディ周囲を縁取るバインディング材には
 「トチ」というオレンジ色っぽい木を選ばせてもらいました。

 そして、指板エンドは、「2ステップ・ウェイブ・シェイプ」という
 横山ギターの特徴的なデザイン。
 う~ん、洒落ています!

 
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 サウンド・ホール周りの「ロゼッタ・デザイン」は、
 これまた横山ギターの特徴的なピックガード風のデザインのものと
 どっちにしようか最後まで悩んだんですが、
 木材を組み合わせる円形のものにしました。

  (南澤先生はピックガード風のデザインを選択)

 選んだ木材は、
 「スポルテッド・メイプル(白っぽい木)」と「ハワイアン・コア(茶色っぽい木)」。

 同じ種類の木材でも木目や柄が違うので、
 工房で、いくつもある中から気に入ったものを選ばせてもらい、
 それに黒い輪郭を付けてもらいました。


 改めて眺めてみると、このデザイン、
 日本古来の文様である「(ともえ)」にも似ていて、
 とってもいい感じですよね。

 それに、塗装も艶消しにしてもらい、
 貝殻などがキラキラするような派手な感じがなく、装飾はすべて木材。
 全体的にも渋めで、どこか日本的な「わび・さび」を感じ、しっとりと美しいです。
 (と思って、ひとりで悦に浸っています。)

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 ネック材は「ホンジュラス・マホガニー」。

 ヘッドは「インディアン・ローズウッド」を表と裏にあしらった
 ラミネートヘッドにしてもらいました。

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 このヘッドの材も、
 いろいろある中から自分の好きな木目、柄のものを選ばせてもらいました。
 そして、ヘッド表面の周囲には、黒白黒のライン。

 写真では、白い線しか見えませんが、
 1本0.5ミリに削られた細い黒白黒の木材が3本埋め込まれているんです。
 この木材はたぶんメイプルで、木材の微妙な木目の濃淡と、
 塗装の具合が絡まって、白い線は、白というより「燻し銀」のように見えて、
 クローム・メッキのペグと相まって、重厚感があります。

 ところでボクは、このヘッドのデザインが好きなんですよねぇ。
 シャープな感じがするし、ナットに対して弦のかかり具合が直線的で
 バランスが良さそうですしねぇ。


 続けましょう!

 そして、12フレットには・・・・!

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 これぞオーダーメイド!
 メイプル材を使って、名前を埋め込んでもらいました!!

 う~ん、まさに自分のためのギターという感じです。

 ちなみに文字は、
 ハンドルネームの「あこぎひと」ではなく、本名の「あきひと」にしました。


 それから、ネックのヒール部分には・・・・

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 これもオーダーメイドならでは!

 南澤先生とおそろい
 南澤先生の愛犬「トウテツ」のイラストの「ワン・ポイント」です!

 これは、顔の部分がメイプル材、
 目と鼻にはパドゥークという木材が埋め込まれています。

 あまり目立たないところだけど、
 こんなところにちょっと凝っているところがお茶目でいいですよねぇ!
 (と、ひとりで悦に浸っています。)
 これには随分、手間がかかったようです。

 ちなみにデザインは、南澤先生の奥様によるもので、
 ワイアーズの「南澤大介シグネチャー弦」のパッケージにも使われています。


 さらに、このヒール部分の形状ですが、
 ボディとの段差がなく、滑らかに繋がるように
 これまでにない曲線的な新しいデザインを特注で作ってもらいました。

 エレキギターのようにハイポジションがとても弾きやすいです。

 横山さんは、加工が大変だったと仰っていましたが、
 今後は、このデザインも、正式なラインナップに加わるかもしれませんねぇ?


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 そして、ボディ内のラベルには、
 横山さん、直筆のサインと「AR-WR」の文字と「300」という文字。
 300というのは、300本目という意味で、
 ボクのギターがヨコヤマギターのちょうど300本目になったわけなんです。


 ということで、この度、ついに完成した念願の横山ギターなんですが、
 価格にすれば、モーリスS-92の3本分くらいになり、
 ボクの今までの人生の中で、
 単体の楽器としては、一番高価なものになるんですが、
 いつかは欲しいと思っていた念願のヨコヤマギターだし、
 オーダーメイドで、有名なギター作家・横山正さんの手作りだし、
 その完成度はもちろん、製作中も
 途中経過の写真を送ってもらったりして楽しめたし、
 価格以上に満足しています。

 横山さん、それにワンダートーンのみなさん、本当にありがとうございました!


 う~ん、いいですねぇ!

 しかし、人間の欲望とは尽きないもので、
 こうなってくると、またいつか、
 別の仕様の横山ギターをお願いしたくなってくるんですよねぇ・・・。

 おっと、その前に、もっともっと練習しなくちゃ!

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   完成!横山ギター!! (その1)
   小さなことで“R”が・・・

by acogihito | 2010-09-21 00:06 | ★アコギ関連 | Comments(14)  

ついに完成!横山ギター!! (その1)

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 満足げな笑みを浮かべる3人の男たち。

 写真中央、「ソロ・ギターのしらべ」シリーズでおなじみのギタリスト、南澤大介先生。
 右が、数々の名ギターを作ってきたクラフト・マン、横山 正さん。
 左が、ギターに関しては全くのズブの素人、ワタクシ・・・。

 2010年9月14日(火)、
 場所は、長野県筑北村の横山ギターズの工房。

 そうです!
 今年4月に南澤先生と共にお願いしていたギター
 ついに完成したのです!!

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 う~ん、嬉しいなぁ~~!!

 思っていた通りの出来栄え! 大満足です!!


 ちなみに、このギターの「チャームポイント」を ひとつ御紹介すると・・・・

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 ヒールの部分に南澤先生の愛犬「トウテツ」のイラストが
 木工細工であしらわれているんです。

 写真は南澤先生のギターですが、これはボクのにも!
 まさに「ワン・ポイント」ですね!


 それから上の(3人の)写真で横山さんが手にしているものは・・・

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 最近、作り始めたという「ヨコヤマ・ウクレレ」!

 まるでヨコヤマギターのミニチュアのようなかわいいウクレレです!!


 そして、ボクのギターがこちら!

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 う~ん、美しい!! ホレボレしちゃいます。

 横山さん、本当にありがとうございます!!

 さて、本来なら、ここでこのギターの詳細を説明するところですが、
 それは後日ということで・・・。

 だって今は、説明よりも、少しでも弾いていたいんですよ。


 その代わりに、この写真を!

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 これは10月2日(土)~3日(日)に行われる
 ヨコヤマギターズ主催の「ソロギター合宿~横山ギター工房探訪ツアー」で、
 会場となるコテージの内部の様子です。

 この日は、下見もしてきました!

 外は豊かな緑に囲まれ、中は温かい木のぬくもり!
 木で出来たギターを弾くには最適な こんな素敵なところで、
 南澤先生と松井祐貴さんを講師にソロ・ギター合宿!!

 う~ん、いいじゃないですか!

 夕食は、この外でバーベキュー!
 翌日は、ここからクルマで5分くらいのところにある
 ヨコヤマギターズの工房見学です!!

 これまた楽しみですねぇ~!!
 
 ちなみに気温は、東京よりだいぶ涼しい感じでしたので、
 参加される方は、少し暖かい服装も用意しておいた方が良さそうです。


 当日の模様は、ヨコヤマギターズのウェブサイト内の
   「横山さんのブログ」にも掲載されています。

 南澤大介先生のブログは、こちら


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   小さなことで“R”が・・・

by acogihito | 2010-09-14 19:50 | ★アコギ関連 | Comments(14)  

沖 仁

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 沖 仁(おきじん)という方の名前は、2010年7月27日発売の
 「アコースティックギター・マガジン」を見るまでは知りませんでした。

 フラメンコ・ギタリストで、国際コンクールで1位になったそうです。

 でも、記事の写真などで沖さんを見ると、険しく、気難しそうな表情をしているし、
 さらに知識のないボクには、フラメンコ・ギターもクラッシックに近い
 何となく「近寄りがたい」印象があったんですよね。

 ところが、ある日、ラジオに出演されていた沖 仁さんのしゃべりは、
 とても穏やかな親近感のある感じで「ほう」と思っていたところに加え、
 9月5日放送の「情熱大陸」を見て、完全に魅せられてしまいました。

 その放送は、
 沖仁さんが国際コンクールで1位になる様子を追ったドキュメンタリーだったんですが、
 本場スペインで開かれるそのコンクールの様子や、
 そもそもフラメンコとは?といったところが、
 何も知らないボクにはとても勉強にもなりました。

 フラメンコは、ブルースにも通じる魂の音楽なんですね。
 しかも100以上ある曲の形式を覚えていれば、
 初めての歌手とも即興が可能という、
 ジャズにも似た緊張感もあるんです。

 う~む、フラメンコ、凄いなぁ~!面白いなぁ~!
 フラメンコ・ギターって、とってもギターらしい音楽なんだなぁ~!

 そして沖さんは見事に1位!
 1972年、大相撲名古屋場所で、ハワイ出身の高見山が
 外国人力士として初めて優勝したようなものでしょうか?
 本場での1位とは大したもんですねぇ!

 ところで、ソロ・ギターに興味を持つようになってから、
 それに関連した様々なギターにも興味を持てるようになって、
 世界がどんどん広がって、ホント、嬉しい限りです。

by acogihito | 2010-09-09 22:16 | ★アコギ関連 | Comments(8)