松井祐貴くんのソロ・ライブ

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 2011年8月27日(土)、東京・銀座の「ヤマハ銀座スタジオ」で行われた
 アコースティック・ソロ・ギタリスト・松井祐貴くんのソロ・ライブに行ってきました。


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 松井くんを知ったのはおよそ1年前、「PAN SCHOOL OF MUSIC」の学生だった彼が
 突然、廃校に途方に暮れている頃、南澤先生を通してのものでした。

 その後、昨年行われたヨコヤマギターズ主催の合宿の際は、
 南澤先生と共に現地まで、ボクのクルマでご一緒したので、
 車中、いろいろ話す機会にも恵まれました。

 合宿では、その人柄と演奏テクニックに、参加者の多くが魅了されました。

 また、昨年末の南澤先生の忘年会ライブの時にも飛び入りで演奏を聴かせてくれ、
 これまた、多くの人を魅了しました。

 そして、今年5月にCDデビュー!!

 ボクにしてみれば、高校野球の選手がドラフトで指名され、
 プロの道を歩んでいく様子を間近で見ているようで、何とも応援したくなっちゃうんですよね。

 
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 彼の演奏の持ち味は、ギターを叩きリズムを刻みながら、
 伴奏とメロディーを同時に奏でる「スラム奏法」の魅力。
 そしてポップで明快なメロディーを持つオリジナル曲の心地よさ。
 さらに、それらが現在進行形でどんどん進歩していく姿も魅力です。


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 今回、メインとして使ったヨコヤマギターズの新しいギターは、
 トップが艶あり、サイドとバックが艶消し塗装のとても綺麗なものでした。


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 ところで、8月6日の南澤先生のソロ・ライブの時もそうだったんですが、
 最近、こうしたライブを見に行くと、いろいろなところで出会った仲間と、
 みんなで楽しむことができて、これがまた本当に楽しいんですよね!

 写真は、松井くんを囲んで、みんなで記念写真。

 この後、みんなで銀座を歩き(銀ブラ)、
 途中、甘味処・銀座「鹿乃子(かのこ)」本店にてお茶をして、
 さらに東京駅までおしゃべりしながら歩いちゃいました。

 いや~、良かった!楽しかった!!
 みなさん、ありがとうございました。
 
 それから松井くん、また今年のヨコヤマギターズ主催の合宿もよろしくお願いします!

# by acogihito | 2011-08-27 22:03 | ★アコギ関連 | Comments(10)  

『22才の別れ』 35年目のリベンジ

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 「22才の別れ」。
 1975年にフォーク・デュオ“風”のシングルとしてリリースされた曲で、
 ボクとしては、「特別に好き」というわけではないんですけど、
 「アコースティック・ギターと言えば、この曲だよな」という曲です。

 ボクらが高校の頃は、エレキギターを始めれば、
 ディープパープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のリフを練習し、
 アコースティックギター(当時はフォークギターと言っていた)を始めれば、
 この「22才の別れ」でスリーフィンガーを練習するのが登竜門でしたからね。


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 本棚の奥に1976年当時の本が残っていまして、
 それを見ると、譜面に印が付けてあったり、弾いてみた跡がうかがえます。

 この頃、友達と3人で分担して弾いていたんですよね。
 だけど、もっときちんと練習しておけばなぁ・・・・。


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 そして、2011年。
 実に35年ぶりに「22才の別れ」に挑戦です!

 今度はひとりでソロ・ギター!
 だけど、当時3人で弾いていた時よりいい感じ!

 南澤先生の10作目の「ソロ・ギターのしらべ」である
 「天上の映画音楽篇2」に収録されている「22才の別れ」アレンジは、
 原曲のイメージをそのままに見事にソロ・ギターに置き換えられています。

 キーも当時練習した3カポEmですしね!
 「昔できなかったことの続きを始める」という感じもします。

 いやぁ~、楽しい!

 この曲は「特別に好き」という曲ではなかったけれども、
 こうしてソロ・ギターで弾いてみると、実に楽しい!
 この曲がこんなに楽しくなるとは思いませんでした。

 昔のいろんなことを思い出してくるし、
 ひとりでニンマリしながら、マイペースで、練習にも身が入るんですよね。
 
 ソロ・ギターの醍醐味って感じでしょうか?

 そして今、
 昔より遥かに練習しているよなという気もするし、
 昔より遥かに上手くなってきているだろうとも、実感しつつあります。
  (昔より遥かに高価なギターを使ってもいますが・・・)

 「22才の別れ」、35年目のリベンジ!

 最高に楽しく気分が良く、充実した日々を過ごしています。
 さ、またちょっと続きを練習してみよっと。 


  (関連記述)→ 『22才の別れ』を弾いてみました!

# by acogihito | 2011-08-19 12:14 | ★アコギ関連 | Comments(14)  

敬意を表します!

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 あれっ?そう言えば…。

 実は「アコースティック・ギター・マガジン」、買い忘れてました。
 定期購読していたはずなんですけど、前号で切れちゃったんですね、きっと。
 で、あわてて、今頃買った「アコースティック・ギター・マガジン Vol.49」。

 いや~大したもんです。

 今まで、ギター関係の雑誌や本はずいぶん買いましたけど、
 ここまでギターの素材である「木材」を徹底的に特集したものは見たことがありません。
 しかも、実は今、ボクもちょうど「木材」について、興味がわいているところで、
 まさにタイムリーなんですよね。

 楽器屋さんやギター製作関係の方など、様々な方とお話をする機会を持つうちに、
 徐々に木材についての知識は付きつつありますが、
 基本的な部分、常識的な部分、歴史的な部分は何も分かっていないので、
 この特集は本当に役に立ちました。

 ギター雑誌なのに
 ギターの奏法や練習法の記事などより、はるかに役に立ったという感じ!

 大したもんです、「アコースティック・ギター・マガジン」! 
 こういう特集を組もう!と決めた編集者に感謝と敬意を表したいと思います。
 ありがとうございました!

# by acogihito | 2011-08-14 10:35 | ★アコギ関連 | Comments(2)  

南澤大介先生の「ソロ・ギターのしらべ」コンサート

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 2011年8月6日(土)、地元千葉の千葉市民会館で開かれた
 アコースティックギターライブ・南澤大介の「ソロ・ギターのしらべ」に行ってきました。


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 主催は、千葉市文化振興財団
 いつものギター・セミナーなどの楽器店とは違う主催者なので、
 「どんなお客さんが集まるのだろう?」と思ってたんですが、
 客層はややご年配が多い感じ。それも女性が多いのが特徴でした。


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 そして南澤先生の登場。
 8月6日、この日が広島平和記念日だからか、演奏は静かにジョン・レノンの「イマジン」、
 南澤先生のCD「COVRES vol.1」のバージョンからスタートしました。


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 いつものお客さんとはちょっと違う感じでも、
 演奏が始まるとみなさんグイグイ引き込まれていく感じ。

 「サザエさん」の演奏が始まると、
 「こんな曲も演奏できるのかぁ!」という驚きと、
 「ギターって凄いんだなぁ!」というギターという楽器の持つ可能性の新発見、
 さらに、クラシックとは違う「ソロ・ギター」の魅力に引き込まれていっているようでした。

 特に印象的だったのは、ボクの斜め前にいらしたおばさまが、
 サザエさん以降の曲目をメモし始めたことなんです。
 きっと、「こんな曲をギター1本で演奏したのよ(できるのよ)」と、
 家族か友達に伝えたくなったのではないか?と勝手に想像しちゃいました。

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 先生がこの日使ったギターは、HISTORY
 南澤大介先生のシグネチャーモデル「NT501M」。

 このギターは、内蔵しているピックアップの具合がイイらしく、
 マイクで集音した音と合わせて、PAを通して会場に拡声すると、
 自然で、とてもいい音なんですよね。

 やわらかく繊細な音から激しくダイナミックな音まで、
 南澤先生の演奏をバランスよく響き渡らせていました。

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 今回は、アンコールもあって、演奏時間は90分以上!

 南澤先生の演奏を「生」で、これほどまとめて堪能したことはなく、
 大いに満足のひと時でした。


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 コンサート終了後は、先生にサインを求めたり、CDを買い求める人の列。

 いつものギター・セミナーにいらっしゃる方々とは「客層が違う」ところがいいですよね!

 まだまだ知名度の低い「ソロ・ギター」が、
 より多くの人の心に響き、親しまれるようになるといいなぁ~なんて思っちゃいます。


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 そしてこちらは、このブログや、Facebook内の
 「南澤大介一門 “ソロ・ギターのしらべ”ファン倶楽部」を通じて、
 南澤先生を中心に、友達の友達がまた友達になったという仲間たち。

 いいですねぇ~!
 千葉の「ソロ・ギターのしらべ」ファンもまとまってきた感じ。
 今後も少しずつ増えそうな予感もしています。

 
 それにしても今回はみなさん、本当にありがとうございました。
 おかげさまで充実した非常に良い時間を過ごすことができました。

 また、千葉市文化振興財団のみなさまには、
 是非また、このようなライブを企画して欲しいと切に希望いたします。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 

# by acogihito | 2011-08-07 14:28 | ★アコギ関連 | Comments(8)  

「ソロ・ギター」と「水彩画」

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 奥津国道さんの『水彩画プロの裏技』。

 この本の水彩画、
 つまり、「奥津さんの水彩画」を見た印象は、
 「南澤先生のソロ・ギター」を聴いた印象と、とてもよく似ています。

 水彩画らしいタッチの絵でありながら、
 本物の雰囲気を写し取って、とても良く表現されています。

 南澤先生アレンジのソロ・ギターもそうですよね。

 原曲の雰囲気を巧みに写し取って、ギター1本で弾けるようにアレンジされています。

 またこの本には
 30カットほどの絵が掲載されていて、その描き方を教えてくれています。
 「ソロ・ギターのしらべ」と同じ感じですよねぇ~。

 どちらもやさしいタッチで心地良く、自分もこんなことができたら、
 (こんなギターが弾けたら、こんな絵が描けたら)、いいなぁ~と思ってしまいます。

 「10年後には上手くなっていたい」と始めたソロ・ギターですが、
 「10年が過ぎたら、水彩画も習いたいなぁ~」などとと思っています。

 そして、その後は、
 ギターと水彩画セットをクルマに積んで、日本中を旅するというのはどうでしょう?

 なんか、スゴイ作品が作れちゃったりして??

 う~ん、ワクワクしますねぇ!

 夢が膨らみます。
 

# by acogihito | 2011-07-30 14:30 | ★アコギ関連 | Comments(4)