防災士の資格を取るために

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防災士の資格を取ろうと思って、研修講座を受講し、資格試験を受けてきました

防災士とは、社会の様々な場で減災と社会の防災力向上のための活動が期待され、かつ、そのために十分な意識・知識・技能を有するものとして、NPO法人日本防災士機構が認定した人たちのことです。

まあ、保育士と違って国家資格ではないんですけどね。

では、なぜ防災士の資格を取ろうと思ったかというと、今の仕事も関係があります。
保育園では毎月 避難訓練をするんですが、それがどうも避難訓練ごっこというか、現実に即してないんじゃないかと思えて仕方なかったんです。
なので、「もっとこうしたら?」とは思ったものの、「なぜあなたが?」と言われた時、防災士の資格を持っていれば説得力が高まると思ったんです。
そして資格を取るために勉強すれば きちんとした知識も得られるだろうと考えました。

趣味の方でも 車中泊やキャンプでいろいろなところへ行った時、その土地のリスクが分かったりして役に立ちそうだとも思ったんです。
だって温泉は火山の近くだし、富士山も噴火するかもしれないし、海岸で車中泊やキャンプしてた時に大地震に遭ったら津波の心配をしなくちゃいけないし、風光明媚な自然の景色が綺麗なところって、実は危険なところだったりするんですよね。


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さて、研修講座に申し込んだらA4サイズ、約380ページもある教本などが送られてきました。
資格試験の1か月ほど前の11月初旬のことです。

研修は12月9日(土)10日(日)の2日間。
資格試験は研修の最後に行われるので、それまでに勉強しておかなくてなりません。
これが結構な分量で、仕事しながらだと結構ヤバイ!

地震・噴火・台風・大雨・水害など様々な災害、そこから学ぶこと、活かすこと、復旧復興の制度や法律についてなどなど、一部はニュースで知っているものの、総合的に学習するのは初めてなので、けっこう大変。読むだけでも時間がかかります。

でもなんとか読み終えて、練習問題もこなして、講習当日になりました。


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実は保育園でも(↑)AEDの使い方など救命講習は受けたことがあります。
だけど、これを「実際できるか?」というとかなり不安です。

研修講座では、救急救命にもかなりの時間を要して行われました。
何回も練習すると、「できるかも?」と思えてきます。
やらないで後悔するよりやった方がいい!
防災士のスローガンは、助けられる人から助ける人へ。
そういう場面に遭遇したら率先してできるようにしたいと思いました。

そのほか研修講座には、東京大学の教授や名誉教授、NHKラジオなどで気象キャスターを務めている気象予報士など様々な分野の第一線で活躍・研究している専門家が登壇し、地震・津波・火山・気象災害・風水害・ハザードマップ・ライフライン・防災活動などについて、ものすごく中身の濃い講義をしてくれました。


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そして2日目の最後が資格試験です。
50分で30問、80%の24問以上 正解すれば合格という試験です。
まあ、ベストは尽くしました。

さてどうなるかなぁ?


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# by acogihito | 2023-12-11 18:03 | ☆その他 | Comments(0)  

見てきました!ストランドビーストin千葉みなと

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今、千葉県立美術館で開催されている「テオ・ヤンセン展」のイベントで、2023年12月3日(日)「千葉みなとを彼の作品 “ストランドビースト” が歩く」というので見に行ってきました。


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テオ・ヤンセンは、芸術家、発明家、科学者の顔を持ち、「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」とも称されています。
1948年にオランダ ハーグのリゾート地スフェベニンゲンに生まれ、デルフト工科大学で物理学を専攻したのち、画家に転向し、その後風力で動く「ストランドビースト」の制作を開始しました。

ストランドビーストは、オランダ語で「砂浜の生命体」という意味で、プラスチック・チューブや、ペットボトル、粘着テープといった身近な材料を組み合わせ、物理学による計算に基づいて作られた、風の力で砂浜の上を歩く まさに生命体ようです。

その姿はYouTubeなどで見て、何とも不思議で実物を観てみたいと思っていたところなんです。




今回、歩いたのは、↑こちらの「アニマリス・オルディス」という作品。


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千葉の港をそろそろ歩く姿は何とも不思議です。
天気も良く大勢の人が見物に来ていました。


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近づいてくるとカサカサという軽くこすれるような音がします。


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ところで美術館の方は、チケット購入に3時間待ち何て言うもんですから、今日はあきらめました。
まさかそんな大行列になるとは・・・。


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その代わり周辺で行われていた色々なイベントを楽しませてもらいました。

千葉港と言えば、昔は味気ない工業の港でしたが、今は商業施設やリゾートのようなマンションが立ち並び、随分おしゃれな街になったものです。
なかなかいい感じ!!
身近な周辺に知らないところが沢山あるもんだと改めて感じました。


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# by acogihito | 2023-12-04 23:39 | ☆その他 | Comments(0)  

西村ケントくんのライブ!

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以前、打田十紀夫さんのライブでご一緒したSさんに誘われて、西村ケントくんのライブに行ってきました。

場所は東京・曙橋にある「BACK IN TOWN」。
いつものようにマルゲリータピザを食べながら開演を待っていました。


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西村ケントくんの演奏は「プー横丁45周年記念スペシャル・コンサート」の時に初めて見ました。
2018年のことですから、今からもう5年も前の話です。
当時、ケントくんは確か中学生でしたかねぇ。
マイケル・ジャクソンの「スリラー」など、70~80年代の洋楽をソロ・ギターの超絶テクニックで再現する中学生とは思えない選曲と演奏に驚かされました。

そして20歳になったケントくんの演奏は、それにさらに磨きがかかって落ち着いた演奏でした。
選曲もこれまた渋くて、スティービー・ワンダーやシカゴ、ホール・アンド・オーツにスティーリー・ダンの曲もカバーしていました。
いずれも70~80年代の曲でボクら世代にはドンピシャ!
初めて聞く演奏でもほとんど知っている曲でした。

一般的にソロ・ギターの演奏は「一人で弾いているのに二人で弾いてるみたい」なんて言われますが、ケントくんの場合は「一人で弾いているのに4~5人で演奏しているみたい」な、バンド演奏のようなんです。
間奏のギター・ソロなんかも伴奏とリズムを取りながら演奏しちゃうんですよね。
どうやっているんだろう?
すっごい超絶技巧でとっても細かいことを同時にしているはずなんですが、手元を見ると思ったより動いてなくてスローハンド。とってもしなやかで柔らかくて優しくて綺麗なんです。
さすがだなぁ~と感心してしまいました。


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ちなみに写真撮影は演奏中はNGだったので、写真はアンコール前の写真撮影タイムで撮ったものなので、本当の演奏姿ではありません。

なんか、ソロ・ギターのギタリストというと自分のオリジナル曲を演奏する人が多いんですが、ケントくんのように既存の曲を独自にアレンジして演奏するっていうのもいいですよね!
とくに70~80年代の洋楽だとボクもよく聴いていたんで、初めて聴いても知っていますしね。

良かったので「また次回も来ましょう!」とSさんにチケットの予約をお願いしてしまいました。


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終演後にはCDを購入してサインをもらいました。
いや~良いコンサートでした。
ケントくん、プーさん、そしてSさん、ありがとうございました。


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# by acogihito | 2023-11-27 23:31 | ★アコギ関連 | Comments(2)  

知人のブックカフェで朗読ライブを堪能!

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東京・荻窪に11月4日にオープンしたばかりの「BOOK CAFE+BAR COTOCOTO」で開かれた「第1回 朗読ライブ」に行ってきました。

このブックカフェは、TBS「サンデーモーニング」のサブキャスターとして活躍したフリーアナウンサーの橋谷能理子さんと 大学の同級生だった瀬口恵理さんが共同でオープンさせたお店です。


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「COTOCOTO」という店名には「言葉と言葉の間をじっくりことこと楽しむ」、そして「読むこと、聴くこと、飲むこと、色々な”こと“で楽しんでいただきたい」という想いが込められているんだそうです。

居心地のいい店内には、いろいろな種類の本が1000冊以上あって自由に楽しむことができます。


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ボクはコーヒーをいただきながら、ライブが始まるまでの間に何冊かの絵本を読ませていただきました。
う~ん、いいですねぇ~。
そして朗読ライブが始まりました。


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朗読は、「向こう岸には」「だいじょうぶだいじょうぶ」「100年たったら」という絵本3作を絵本の絵をプロジェクターで映しながら行われました。

橋谷さんとは前職でご一緒したことがあります。
そんなこともあって朗読ライブにも何回か行ったことがあります
今回は以前行った時と同じジャズとの組み合わせでした。
この雰囲気、好きなんですよねぇ~!
しかも今回は、ご自身が作ったお店での朗読ライブですもんねぇ。
感無量と言ったところでしょうか。

ちなみに橋谷さんがブックカフェをオープンするに踏み切った後押しのひとつに、ボクの保育士への転身もあったそうです。
なるほど、役に立ったのかぁ。


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ボクの方も以前は ただ楽しむだけでしたが、今回はちょっと違います。
ボクも保育士になって、子どもたちに絵本を読むことがあるので、参考になるものは参考に、盗めるものは盗んでやろうという気持ちもありました。
絵本を読んで、場面転換とか、途中でギターで演奏を入れられたらいいなぁ~とね。

あ、それもそうだけど、橋谷さんたちに保育園に来てもらって朗読ライブをやってもらえたらいいかもなぁ~?
まあ、子ども向けというよりは大人向けの絵本の朗読ですけど、保護者には喜ばれるかも!?
そんな予算が保育園にはないかなぁ??
なんて、夢が広がります。

そんなことも考えたりしながら、楽しい一時を過ごしました。

ありがとうございました!
それぞれの新たな道で頑張りましょうね!!

朗読ライブは毎週日曜日に行う予定だそうです。
また伺います!!


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# by acogihito | 2023-11-20 23:33 | ☆その他 | Comments(0)  

シン・赤盤青盤

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衝撃的!
だってそれまでモノラルだった音が完全ステレオ盤になってるんですから!!
それは、白黒フィルムに着色してカラーにした感覚。
アナログのテレビがデジタル放送になってハイビジョンになった感覚。
ゴジラがシン・ゴジラになったり、シン・ウルトラマンが作られた感覚に近いかもしれません。
2023年になってこんなことになるとはねぇ!
感激です。

ボクが初めてビートルズを聴いたのは中学生になったころ。
意識して聞いたのは、中1だったか中2だったか、親友N氏がカセットテープに「赤盤」を録音してきてくれてからですかね。
たぶん「赤盤」「青盤」が出た直後の1973年か74年ごろ、13歳か14歳の頃です。

当時持っていたラジカセはまだモノラルでした。
そのころのビートルズの初期の曲は「ステレオ!これがビートルズ」なんて言っても、左に演奏、右にボーカルと左右にきっちり分かれていました。
2トラックのレコーダーの片方に演奏、片方にボーカルを録音したものをそのままレコードにしたものだったんですね。

それから10年ほど過ぎた1985年か86年ごろ、ビートルズのレコードが次々CD化されました。
ボクが25歳か26歳になったころです。
その時、初期の曲はビートルズが本来出したレコードの音のモノラルに統一されたんですよね。

その後、2009年にリマスターされた時は、以前の左右に分かれていた音をセンターに近づけて、微妙にステレオ感が出されていました。
ボクが49歳か50歳になったころです。

そして今回、63歳にして初期の曲の完全ステレオ盤を聴けるなんて!
まさに夢のようです。
技術の進歩に感激です。
何ていうか、自分が子どもの頃の白黒写真が立体になって動き出した感じです。

今回ステレオにできたのは、モノラルテープに録音されたいろいろな楽器の音をAIの技術を使って分離させるデミックスという技術が開発されたからなんですよね。
まあ、写真から人物だけを切り取ってほかの背景に重ねる感じでしょうか。
それに他の最新技術を使って音に磨きをかけているので、中学の頃に聞いた音の響きと同じ曲なのに、よりキラキラと、より生々しく、迫力のあるサウンドになっているんです。


中学で初めてビートルズを聴いたころには もうすでにビートルズは解散していて、当時は情報も少なかったし、ディープパープルやレッドツェッペリン、クイーンなんかが活躍して、ビートルズは「過去のバンド」になっていました。

それが1985年ごろのCD化で全アルバムを買い改めて聴いてみると「やっぱりビートルズはいいな」と思い、海賊版なんかも買ったりして正式盤じゃない音源も探していました。
それがその10年後、ボクが35歳になったころ正式な海賊版のような「アンソロジー」が発売されて、しかもその時、亡きジョンのデモ音源を使ってポール、ジョージ、リンゴが音を重ね、ビートルズとして「フリー・アズ・ア・バード」と「リアル・ラブ」を発表したんです。
ビートルズというバンドは解散したとしても、ジョンが亡くなってバンドの再結成は無理だとしても、ビートルズは「プロジェクト」として復活したんですね。
本もいろいろ出版されるなど、かつて無かった生々しい情報が入ってくるようになりました。
ビートルズファンとしてはワクワクです。

その後も、いろいろな企画アルバムやリマスター盤、リミックス盤が発売されてボクを楽しませてくれました。
今回もデミックスという最新技術を使ってピアノと一緒に録音されたデモテープからジョンの声を取り出して磨きをかけて「ナウ・アンド・ゼン」というビートルズのメンバー4人が録音を重ねた新曲を発表するという驚きと感動も与えてくれました。
2トラックレコーダーから4トラック、8トラックと、レコーディング技術の進歩とともに音楽の幅を広げてきたビートルズらしい新曲です。


今回、「赤盤」「青盤」の2023年版が出たことで、デミックス技術が開発されたことで、今後、初期のアルバムの完全ステレオリミックス版が出ることは間違いないでしょう。
次は、ファーストアルバムの「プリーズ・プリーズ・ミー」か、前回のリミックス版が「リボルバー」だったから、ひとつ前のアルバム「ラバー・ソウル」か、後期のアルバムで残っている「マジカル・ミステリー・ツアー」か、「イエローサブマリン」か?
ビートルズって一体いつまでボクを楽しませてくれるのでしょう?

中学の時からもうすでに50年!
ビートルズに感謝です!!


# by acogihito | 2023-11-13 23:46 | ☆その他 | Comments(0)