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そもそも「音楽」って??

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 毎日のようにギターで演奏を楽しみ、
 通勤時にはウォークマンで欠かさず聴いていますが、
 そもそも「音楽」って何なんでしょうかねぇ??

 最近読んだ『図解雑学 音楽の科学(岩宮眞一郎著)』と
 『響きの科学(ジョン・パウエル著・小野木明恵訳)』という2冊は、
 そんな疑問に答えてくれるとっても興味深い本でした。

 ふむふむ、なるほどなぁ~。

 
 結論から言えば、
 人間が音楽を理解し、
 音楽によって心が動かされるのは
 「脳の働き」によるものです。

 人間の脳は、
 ピッチ(音の高さ)の変化を「意味のある情報」として解釈し、
 ピッチの変化の連なりを「メロディー」として
 認識するんだそうです。

 ちなみにピッチがある「音楽の音(楽音)」は、
 何度も繰り返す波形(周波)からできているわけですが、
 「雑音」にはピッチはなく
 関係のない個々の波が無秩序に集まったものなんだそうです。

 そして、楽器の「音色」については、
 何度も繰り返す波形に含まれる倍音成分が
 個々の楽器によって違うため
 同じピッチでも音色が違うんだそうです。


 ところで、
 人間に聞こえる音(可聴範囲)は、
 20~20000Hzくらいなんて言われてますが、
 イヌやネコはもっと高い音まで
 60000Hzくらいまで聞こえるそうです。

 とすると、
 ボクらが弾くギターの音色も
 ボクらには聞こえない
 もっと高い倍音成分まで聞こえていて
 ボクらとはちょっと違う音に聞こえているかもしれません。

 それに音楽が音楽として聞こえるのが
 人間の脳の働きによるものということは、
 イヌやネコなど動物の脳が、
 もし人間とはちょっと違う働きをするとしたら、
 人間が音楽として聴いているピッチの変化のまとまりも
 ばらばらの羅列にしか聞こえてない可能性もあるということですよね。

 音楽は、人間の脳だから感じる音や響きの美しさで、
 普遍のものではないのかもしれません。




 そういえば、
 スティーブン・スピルバーグ監督が1977年に制作した映画「未知との遭遇」では、
 宇宙人との交信に音楽が使われていましたよね。

 でも果たして本当にできるんでしょうか?

 例えば人間は、ピッチが2倍(周波数が2倍)になれば、
 1オクターブ上の同じ種類の音として認識しますが、
 宇宙人だったら違うかもしれないし、
 音に対する感覚自体が同じとは限りませんからねぇ~。

 本当は音楽で会話なんてできないかもしれません。
 
 そんなこと考えると、
 人間で良かったなぁ~とつくづく感じてしまします。

 この2冊、
 ボクにはとっても面白い本でした。



by acogihito | 2017-04-11 23:03 | ★アコギ関連 | Comments(0)  

勉強になりました! 打田さんの「リゾネーター・ギター」ライヴ!

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 たくさんの高級ギターに囲まれ、
 大勢の熱い視線が注がれる中で演奏しているのは、
 日本のカントリー・ブルース・ギターの巨匠・打田十紀夫さん。

 2016年8月21日(日)、
 東京・御茶ノ水の「アコースティック・プラネット」で行われた
 「ナショナル・リゾネーター・ギター・サウンドファイル」と銘打たれた
 インストア・ライブの様子です。

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 いや~、楽しく、勉強になりました!

 この日は普通のライブではなく、
 最後の1曲を除き、すべてを
 ナショナル・リゾネーターギターで演奏するという
 ライブ&トークだったんです。


 ちなみに打田さんのリゾネーター・ギターの演奏は、こんな感じです。↑

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 演奏はもちろん良かったんですが、
 普段は聞けないマニアックな
 リゾネーター・ギターに関するトークが
 とっても興味深いものでした。

 例えば、リゾネーター・ギターの歴史について。

 まだエレキ・ギターが登場する前、
 1920年代のアメリカで、
 大音量のギターが求められ、
 「ドピエラ兄弟」が
 円形で薄いアルミニウム製の共鳴板を
 ブリッジの下に取り付けた
 リゾネーター(共鳴器)・ギターを発明し、
 「ナショナル社」が設立された。

 ところが経営上のトラブルから
 発明者のドピエラ兄弟が会社を離れ、
 別の会社を設立
 
 それがドピエラ兄弟=ドピエラ・ブラザースから
 「ドブロ・ギター」となった・・・

 というこは、2つの会社のリゾネーター・ギターの発明者は
 同じ人物だったのか、など、
 ボクはリゾネーター・ギターについて全く知らなかったので、
 とっても勉強になりました。

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 さらに、諸説あるというスライド奏法のルーツの話。
 スライド・バーの話では、
 打田さんがご自身でビンの首を切って作ったという
 まさにボトルネック(スライド・バー)から
 羊など動物の骨から作ったものなど
 様々なスライド・バーの秘蔵コレクションを見せてくれたり、
 スライド・バーを使った様々なテクニックの紹介、
 オープン・チューニングについての話など
 普段のライブでは話さないようなことを教えてくれました。

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 ところで、今回のトークで、
 打田さんは、かなり「消音」を心がけていることがわかりました。

 リゾネーター・ギターの場合、
 消音しないと、鳴らすべき音ではない音が鳴ってしまうことがあり、
 それを気にせず、それも味として弾いてしまう
 ブルースマンもいるそうですが、
 やっぱり汚い音がするということで、
 打田さんは「消音」しているそうです。

 なるほど!

 打田さんの演奏を聴くと、
 ブルースでも一音一音が澄んでいて綺麗だなと思っていたんですが、
 やっぱり「消音」が秘訣だったんですね!

 そして最後に1曲だけ、普通のギターで演奏。
 ボクの大好きな「思い出の鱒釣り」でした。

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 終わってからは、
 打田さんにいろいろ質問したり
 ナショナル社のリゾネーター・ギターを試奏したり、
 普段なかなかできないことが経験できました。

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 いやぁ~、楽しかった!

 打田さん、そしてアコースティック・プラネットのみなさん、
 どうもありがとうございました。

 お土産に打田さんがプロデュースした
 究極のスライド・バー
 「ジャイアント・ボーン・バー」を買って帰ってきました。

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by acogihito | 2016-08-23 20:20 | ★アコギ関連 | Comments(0)  

やっぱりギターは脳の活性化にいい!

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 電車の中の広告で気になって
 『親ゆびを刺激すると脳がたちまち若返りだす!
 という本を読んでみました。

 この本は、日々、認知症患者を診察し、
 指と脳の関係性を研究しいる先生が、
 認知症の予防や脳のリハビリ法として、
 指の中でも特に親ゆびを刺激する方法を開発し、
 それらをまとめたものです。

 「手先を良く動かす人はボケにくい」
 と言われますが、
 これを読むと、
 やっぱりギターも
 脳への刺激としてかなり良さそうだ
 と感じます。


 なぜ脳への刺激として良いのか?

 下の図をご覧ください。
 これは、脳神経外科医のワイルダー・ペンフィールドという方が描いた
 「ホムンクルスの図」というものだそうです。

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 この図は、脳の中の
 運動を指令する「運動野」、
 感覚を感じ取る「感覚野」、
 それぞれが体のどの部分と
 「密接につながっているか」を示しています。

 注目ポイントは、
 5本の指と手のひらが占めている割合が、
 運動野では全体の約3分の1
 感覚野では約4分の1を占めているというところです。

 つまり、指を動かせば脳の中の広い領域を刺激することができ、
 指先を動かすことで、脳はその情報をキャッチしようと刺激され、
 活性化されるということなんだそうです。


 なるほど!
 ギターを弾いている時、
 特にソロ・ギターは、
 左右の指をバラバラに複雑に動かすし、
 強弱の感覚など、
 運動野、感覚野ともフル回転なんじゃないでしょうか?

 
 この本は、5本の指の中でも
 特に親ゆびに力点を置いています。


 なぜ、親ゆびなんでしょう?

 親ゆびは、ほかの4本と違い、
 さまざまな方向に自在に曲がり、
 ほか4本の指の腹と向かい合わせることができます。

 これはほかの動物にはない特徴で、
 横の親ゆびがあったからこそ、
 物をつかむ動作に大きな差ができ、
 人類は猿人から進化したといいます。


 なるほど。
 もつ、つかむ、にぎる、むすぶ、はめる、ひねる、まわる、きる、
 さまざまな動作は親ゆびとほかの指が対になって行うことがほとんどです。

 そして、手や指を使い、道具を作り、駆使していくことで、
 人間の脳は、こんなにも発達したんだそうです。


 では、ギターを弾く時は??

 ギターを弾く時ですが、
 ソロ・ギターの場合、
 右手親ゆびは、
 ベースやコード感、
 伴奏のかなりのパートを担当して
 人差し指、中指、薬指の
 2~3倍の動きをしてますよね。

 左手の親ゆびは、
 ちょっと地味かなと思いつつも
 良く観察するとネックの裏で、
 絶妙に位置を調整しながら
 ほかの指たちとのバランスをとって
 的確に押弦できるようにしています。

 押弦がうまくいかないとき
 親ゆびの位置を工夫すると
 急に押さえやすくなったりしますもんね。

 やっぱりギターを弾く時も
 親ゆびはとっても重要なんですよね!

 
 ところで、この本は、
 現代生活に次のような警鐘を鳴らしています。

 現代は、生活が便利になったことで、
 手先を使う機会が減り、
 日常生活のサル化が進んでいる・・・。
 年齢にかかわらず脳の老化を早める原因になっている・・・と。

 いろいろなことが自動化され、
 もつ、つかむ、にぎる、むすぶ、はめる、ひねる、まわる、きる・・・、
 などの手先を使う機会が減っているのかもしれません。

 
 となると、
 普段よりさらに特殊な動きを指先に命令し、
 指先で強弱を直接コントロールして演奏するギターって、
 脳の手を動かす広い領域がフル回転で
 相当良さそうですよね。

 さらに楽譜を記憶し、
 それを思い出そうと、
 そちらもフル回転ですもんね。


 この本では、
 この本で紹介している親ゆびの刺激法によって、
 「認知症を予防する」
 「健康寿命が長くなる」
 「気力、やる気がわく」
 「怒り、イライラが消える」
 「記憶力がアップする」
 「安眠できる」
 「冷え症を解消する」
 「日常生活の運動機能が上がる」
 「血圧が安定する」
 という9つの効果が期待されるとしています。

 ということは、
 親指だけでなく、
 すべての指を動かすギターの演奏でも
 ほぼ同じような効果、
 あるいはそれ以上の効果が
 期待できるかもしれません。

 自分自身、確かにギターを弾くと、
 気持ちが落ち着いたり、
 やる気ができたり、
 集中力が増したり、
 頭が冴えるような気がしますしねぇ。

 この本を読んで、
 「やっぱりギターは脳の活性化にいい!」と
 お墨付きをもらったようで、
 なんだか嬉しいような気もします。

 一生ギターと付き合って、
 健康寿命の長い人生を送りたいものですねぇ。

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by acogihito | 2016-06-19 11:44 | ★アコギ関連 | Comments(2)  

アコギの湿度管理3 「クリアフォースZで完璧!」

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 どうしようか迷ったのですが、
 思い切って買ってしまいました。

 ダイキンの「クリアフォースZ」。
 1台で除湿も加湿もしてくれる優れものです。

 これでギターに最適な湿度管理は完璧でしょう!


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 湿度を気にし始めてから初めての冬を終え、
 「もっと乾燥するのかと思ったら、
 思ったより乾燥しないもんだな、
 加湿器なんていらなかった」と安心していたんですが、
 4月というのは
 ものすごく湿度が変動するんですね。

 晴れた天気のいい日は30%以下だったり、
 雨が降れば60%を超えたり・・、
 1日違いでも激変するんです。

 特に乾燥した日は、
 そんなに乾燥しているなんてまったく気づかず、
 加湿器もしまってあったので、
 気づけば室内はカラカラ状態で
 ビックリしました。
 
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 実は以前、ギター友達と湿度の話をしたとき、
 「湿度管理にダイキンのいいやつを使っている」と聞き、
 気になってはいたんですよね。

 ただ、「もうとりあえず、
 そんなにいいやつじゃないけど
 除湿機と加湿器を買っちゃったし、
 それでいいじゃない・・」と
 言い聞かせていたんです。

 でも、4月の湿度の変動の大きさで決心しました。

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 このダイキンの「クリアフォースZ」という機種は、
 「しつどセレクト」という機能が付いていて、
 「標準」にセットすると、
 湿度50%を目指して、
 それ以下なら加湿、
 それ以上なら除湿を
 自動で切り替えて行ってくれるんです。

 放っておいても自動で切り替えて、
 常に室内を50%前後に保ってくれるというのは
 とっても安心でありがたい。

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 去年までは湿度なんてまったく気にしていなかったボクにとっては、
 加湿も除湿も自動でしてくれるクリアフォースZは、 
 かなり良いお値段の買い物になってしまいましたが、
 ギターもかなり良いお値段のものばかりなので、
 ここはちょっと無理して奮発してしまいました。

 でも、気分的にとっても安心なのはいいですね!

 保険と考えれば、まあ、良しとしようと思っています。

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by acogihito | 2016-05-08 21:19 | ★アコギ関連 | Comments(4)  

アコギの湿度管理2 「加湿器は不要だったか?」

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 この冬、アコギの湿度管理に目覚めて、
 除湿機と加湿器を購入し、
 理想の湿度50%を中心にして
 45~55%以内を目指してみました。

 その結果、「除湿機」は大活躍しましたが、
 「加湿器」は不要だったかも知れません。


 我が家はコンクリート製の集合住宅で、
 ギターの置いてある部屋は北側に位置しています。

 暖房は、隣の居間のエアコンの熱気を
 扉を開けて入れているので、
 居間より常に2~3℃低い感じです。
 逆に湿度は3~4%高くなっていました。

 例えば、この冬、
 もっとも湿度が下がったのは、
 確か居間が43%だった時です。

 この湿度だとギターには少々危険ですが、
 ギターのある部屋の相対湿度としては47~8%で、
 まあ、許容範囲でした。


 居間では43%になると、
 さすがにカラカラするので、
 居間だけ加湿器を使ったりしましたが、
 あるから使ったみたいなもので、
 ギターだけを考えれば
 加湿器は必要ないという感じでした。

 家の中は、炊事・洗濯・風呂などの影響もあるでしょうが、
 湿度が60%以上になることはけっこう多く、
 除湿機は欠かせませんでしたね。

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 なるほどねぇ~。

 コンクリート製の集合住宅の話ですから、
 木造の一軒家なだとはかなり条件が違うんでしょうが、
 冬でも家の中は、
 思ったより湿度が低くならないことがわかりました。

 一方で、雨の日、天気予報の外気湿度が90%以上の日でも、
 室内はそれほど高くならないこともわかりました。

 コンクリートだからなのか、
 案外安定しているもんなんですね。


 で、さらに、
 除湿機などで湿度を一定に保つように努めると、
 チューニングの狂いも少なくなることがわかりました。

 チューニングって、温度の高低で
 弦が伸びたり縮んだりするのかと思っていましたが、
 温度以上に湿度が影響して、
 ネックが動いていたのかもしれませんねぇ。


 冬でも家の中は思ったより湿度が高いことが分かりましたが
 そうなると、これから先、暖かくなって
 梅雨のシーズンなどはどうなるんでしょう?

 一日中、除湿機が動いていたんじゃ、
 電気代も馬鹿にならないだろうし・・・。

 それとも思ったより安定しているんでしょうか?

 今後の研究課題ですかね~。

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 (関連記事)→ アコギの湿度管理 「除湿機と加湿器を買いました」


by acogihito | 2016-04-03 00:34 | ★アコギ関連 | Comments(2)  

「ソロ・ギター演奏動画」の私的収録法

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 YouYubeへの演奏動画のアップ数もだいぶ増えてきましたので、
 今日はいつもどんな方法で撮影しているのか、ご紹介いたします。

 まず、写真のような部屋なんですね。

 昼間見ると、ごく普通の部屋ですが、
 夜、スタンドライトだけにすると
 ちょっと雰囲気が良く見えるので、
 お見せするのは、この写真にしました。 (^^ゞ

 撮影の際に背景にしているのは、
 ローズウッドのような
 こげ茶色のクローゼットの扉です。

 その前に写真のように
 椅子やカメラ、マイクを並べています。


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 カメラはソニーのひと昔前のサイバーショット「HDR-CX370」。

 マイク入力端子が付いている機種ならば、
 楽器収録用のマイクを接続して、
 音も映像もいっぺんに撮れてしまうんですが、
 付いていない機種なので、
 ズームのハンディレコーダー「H2n」を使って
 音は別に録音しています。


 これらを下の写真のように配置します。↓

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 写真だと位置関係がわかりにくいと思いますので、
 図にすると、こんな感じです。↓
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 カメラはほぼ正面に持ってきて、
 マイクは画角のちょうどぎりぎり外の
 画面では見えないところに
 なるべく近づけてセッティングしています。

 そして演奏者の顔は写らないように
 アングルを決めています。
 
 そうするとこんな感じに撮影できます。


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 マイクは見えませんが、
 画面左側のぎりぎりのところに実はあるんですね。

 ボクは右足にギターを乗せているので
 ギターが本体が水平に近くなるため
 簡単にできるんですが、
 左足乗せだと、ギターの位置が変わるので、
 マイクは下にセッティングするか
 見える位置になってしまいます。

 また左足乗せだと、
 ギター本体の角度がもう少し立ったようになるので、
 演奏者の顎とか、顔半分くらいが
 どうしても写ってしまいます。


 こうして撮影した映像と録音した音声、
 別々のデータをビデオ編集ソフトで合体させます。


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 使っているのは、
 ビデオ編集ソフトが「ビデオスタジオ」というもので、
 音声編集ソフトが「サウンドイット」というもの、
 いずれも数年前のバージョンでそれほど高価ではないソフトです。

 ビデオカメラも、ズームの「H2n」も
 収録媒体はSDカードなので、
 それぞれのデータをパソコンに取り込みます。


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サウンドイットの画面(完成した音源の波形)


 まず、何回も収録して、
 一番、出来の良かったテイクの音声を
 「サウンドイット」で整音します。

 レベルを揃えるためにノーマライズ。
 次にピークレベルを少し抑えるために
 軽くコンプレッサーをかけて、
 リバーブも弱くかけてます。
 そうすると全体のレベルが少し下がるので、
 もう一度ノーマライズして適正レベルにしています。

 これを演奏前後の無駄な音の部分をカットして
 音声データの「WAVファイル」で書き出します。


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ビデオスタジオの画面(波形を表示させて上下2つを揃えたところ)


 「ビデオスタジオ」には
 録音でデータと同じテイクの映像データを入れ、
 不必要な前後をカットし、
 タイトルなどを入れます。

 このままではカメラマイクの音なので、
 ミュージックトラックまたはアナウンストラックに
 先ほど整音して書き出した「WAVファイル」を入れます。

 そして、カメラマイクの波形と
 WAVファイルの波形を上下に表示させて、
 波形の山の位置をピッタリに揃えます。

 この作業が大変で、
 1フレームずつずらしながら、
 なるべくピッタリ合うように手で調整します。
 そして両方合わせて再生してみて
 ズレが気にならなければOKとします。

 厳密にはこのソフトの限界で、
 60分1秒以下は調整できず、
 ズレることはあるんですが、
 見た限りではほとんどわからないので良しとしています。

 調整できたら、カメラマイクの音は絞って、
 「WAVファイル」の音だけにします。

 これを映像ファイルの「WMVファイル」で書き出して
 YouTubeにアップしています。

 それがいつもの動画、
 例えば、こんな感じなんですね!








 映像と音声を別々に収録して合体させるのは、
 少々面倒な作業なんですが、
 今の手持ちの機材だとこれがベストな方法です。

 それにもう慣れてきたので、
 割とサッサとできちゃいます。

 それより、大変なのは、
 やっぱりカメラの前でミスなく演奏することなんですよねぇ~。
 
 こればっかりは、とにかく練習しなくては・・・。 (^^ゞ



by acogihito | 2016-01-24 23:11 | ★アコギ関連 | Comments(15)  

アコギの湿度管理 「除湿機と加湿器を買いました」 

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 天気予報のパーセント表示で
 気になるものといえば降水確率でしたが、
 最近は「湿度」が気になって仕方ありません。


 冬のこの時期、楽器屋さんに行くと
 「加湿器」が稼働していたりします。

 日本の冬は乾燥しますからねぇ。

 ということで、我が家でも冬には
 「加湿器」を使っていました。

 ただ、今までかなり無頓着で、
 実際の室内の湿度がどの位なのか、
 ちゃんと測ったことがなかったんです。

 そこで「湿度計」を購入してみたんですが・・・、
 あらら、何もしなくても思ったより
 湿度って高いもんなんですねぇ。

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 「湿度計」には個体差など誤差もあるようなので、
 別のタイプも買ってみて、その差や
 設置場所による違いなどを検討してみましたが
 やっぱり思ったより高め、
 冬のこの時期でも60%以上あったりします。

 我が家はコンクリート製の集合住宅で、
 ギターの置いてある部屋は北側に位置しています。
 同じコンクリート製でも住居となると、
 店舗や職場などに比べて、
 炊事、洗濯、風呂などで水を扱う分、
 湿度が高いんですかね?


 ボクの住む千葉県の
 「毎月の平均湿度」を見てみると、
 1番低い1月でも55%もあって、
 7月は80%もあります。

 (ちなみに年平均の気温は15・7℃)

 なるほど、乾燥注意報の日でもない限り、
 気候による平均的な湿度は、
 けっこう高いもんなんですね。


 ところで、「ギターに最適な湿度は?」というと、
 「イシバシ楽器のウェブサイト
 「マーチン・クラブのウェブサイト
 「タカミネ・ギターのウェブサイト
 などを見てみると、
 湿度は50%を中心にして
 45~55%以内が理想的ですが、
 まあ、「40~60%以内に収めておきたい」ところ
 といったところでしょうか。

 (温度は20~24℃くらいが理想だそうです)

 そうか、ギターに適した湿度って
 思ったより低いもんなんですね。

 千葉県の年間の平均湿度が約67%ですから、
 1年中、除湿していないといけない計算です。
 (まあ、外気の湿度ですが・・)
 
 今まで、なんとなく
 「冬場は加湿した方が良い」と
 思い込んでいましたが、
 どうも、我が家では
 「除湿した方が良い
 ことの方が多いようです。

 (わぁ・・、今までギターがビチャビチャだったんだろうか・・・)

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 ギターの湿度管理で手っ取り早い方法は、
 「湿度調整剤を入れてハードケースの中に入れておく」
 ことのようです。

 でも、ボクとしては、
 いつでもすぐに弾けるようにしておきたいし、
 お気に入りのギターを見えるようにしていたいんですよね。

 (以前はギタースタンドに立てていましたが、部屋を改造しました)


 ということで急遽、「除湿機」を買ってみました。

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 湿度が「55%以上になると自動で除湿」を始めてくれます。

 (50%以上で除湿を始めたいのですが、
  「おまかせ」という設定が55%しかないので・・)

 ちなみにギターの部屋には暖房装置はないので、
 扉を開けて、隣の部屋のエアコンで暖められた空気を
 流し込んでいます。

 エアコンで暖房すると相対湿度は下がるはずですが、
 それでも「除湿機」を買った昨年末以来、
 部屋の中の湿度計が50%を下回っていたことはありません。

 
 それから、この機会に「加湿器」も買い換えました。

 こちらは湿度が「50%以下になると自動で加湿」を始めるように
 設定できます。

 (50、60、70%の設定ができる)

 ギターの部屋は6畳ほどの洋室。
 締めきれば、「除湿機」と合わせて、
 自動で50~55%に保たれる計画なんですけど、
 今のところ「除湿機」ばかりが働いています。

 そうか、やっぱり「加湿器」の出番は少ないんですね。

 (というか、買う必要なかったか・・・)

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 さあ、これでギターの湿度管理は万全・・・でしょう・・・か?

 今まであまりに無頓着でしたので、
 これを皮切りに管理の研究をしっかりしていこうと思います。


 そんなこんなで「湿度」がとっても気になる今日この頃、 
 天気予報でも、日によって、時間によって変わる
 「湿度」が気になって仕方ないんです。


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 (関連記事)→ アコギの湿度管理2 「加湿器は不要だったか?」


by acogihito | 2016-01-11 08:47 | ★アコギ関連 | Comments(4)  

ハープギターの実演、見てきました!

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 2015年11月7日、
 東京・南阿佐ヶ谷にある「ラストギター」という楽器店で行われた
 「ハープギターの調べ」という
 ハープギターの実演イベントに参加してきました。

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 まずはクロード・ラフラム氏によるハープギターの演奏です。

 YouTube の動画では見たことはありましたが、
 生で演奏を見るのは初めて。

 上を弾いたり下を弾いたり、
 とても面白かったです。




 
 ↑ こんな演奏を間近で見ることができました。


 低音弦だけでなく、
 高音弦も付いていいて、
 上から下まで行ったり来たり。

 弦の幅も違うので
 右手指の感覚が大変そうにも見えました。

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 そして、制作者のミシェル・ペレリン氏による
 ハープギターの解説がありました。

 低音側から高音弦まで
 5オクターブの音域を持つそうです。

 そして、たくさんの弦を張ってある分、
 強度を強くするため
 さまざまな工夫もしてあるそうです。

 また本物のハープにも使われているレバーが付いていて、
 半音、音を上げたり下げたり調整できるそうです。

 なるほどよく見ると、
 かなり凝った複雑な作りです。

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 だけど、こうなってくると、
 ギターというより、いくつもの楽器が合体しているようです。


 実はボクはかつて、エレキギターとベースを合体させた
 ダブルネックを自作したことがあるんですが、
 それと似たような印象を持ちました。

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 これはかつて、3人編成の
 ピンククラウドのコピーバンドをやっていた時、
 ベース担当だったボクとギター担当だった奴とで
 このギターをそれぞれ持ち、
 1曲の中でベースとギターの担当を代える
 ということをやった時に使ったんです。

 2人で「上っ!」「下っ!」って
 ギターとベースを交互に弾いたんですよね。

 こんな感じで!→ こちら

 市販にはちょうどいい値段のがなかったので、
 タフオクで同じ種類のギターとベースを安く落札して、
 電動ノコギリで切って、くっつけました。

 この時はハープギターの存在を知りませんでしたが、
 開放弦だったら、ベースをボーンと弾いて、
 ギターをジャカジャンと弾けば、
 一人でベースとギターが弾けるな
 と思ったものです。

 ハープギターも基本的には
 ベースをボーンと弾いて
 普通にギターを弾くというもので、
 凝ったフレーズや速いフレーズは
 弾きにくそうです。

 開放弦だけのハープギターより、
 ベースとギターのダブルネックには
 ベースにもフレットがあるので、
 凝ったフレーズなら得意ですかね?(笑)


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 ところで、
 クロード・ラフラム氏のハープギターは特注品で
 約300万円。

 ミシェル・ペレリン氏のハープギターは
 普通でも150万円くらいするそうです。


 ちなみにボクの作ったダブルネックは、
 2本で、ペイントや工具なども含めて
 約4万円くらいでした。(笑)


 いやぁ~、それにしてもラストギターさん、
 素敵な企画をありがとうございました。

 お二人はこの後、大阪で開かれる
 「サウンドメッセ2015」に参加されるそうです。

by acogihito | 2015-11-09 20:54 | ★アコギ関連 | Comments(2)  

ギターの歴史

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 1997年に現代ギター社から出版された
 『図説 ギターの歴史』という本を
 古書店で見つけ買いました。

 ドイツ語の翻訳本のようなんですが、
 その日本語がちょっと読みづらいのが玉に傷・・。
 でも内容は、とっても興味深いものでした。

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 ギターのルーツ、
 ギターのように抱えて演奏する弦楽器は、
 紀元前4000年ごろからあるのは
 壁画などから確認できるそうなんですが、
 それがどんな音色の楽器だったか
 どんなチューニングだったは、
 わからないようです。


 はっきりしてくるのは、15~16世紀ごろから。

 その頃、ヨーロッパではタブラチュアという
 今のTAB譜の原型のような譜面ができて
 それが残っているから分かるんだそうです。

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 当時はギターではなくリュート。
 ギターというよりマンドリンのような形ですよね。
 
 チューニングは、6弦から
 G-C-F-A-D-G
 だったそうです。

 弦と弦の音程差は、
 |完全4度|完全4度|長3度|完全4度|完全4度| で、
 今のギターと違って、
 4弦と3弦の間が長3度なんですね。


 なぜ完全4度の音程差を基本にチューニングされているのかは
 この本には書いてありませんでした。

 例えばバイオリンは、
 G-D-A-E と
 完全5度の音程差でチューニングされています。
 主にメロディーを弾くバイオリンは
 その方が狭い範囲に広い音域が収まって
 都合がいいのかもしれません。

 でも、メロディだけでなく伴奏(和音)も弾くリュートは、
 完全4度くらいがちょうど良かったのかもしれませんねぇ。
 で、さらに、完全4度じゃ音が離れ過ぎて、
 3度で重なる和音が弾きづらくなる個所もあるんで
 半音少ない長3度の場所も作ったんでしょうか??


 それからこの頃は、マンドリンや12弦ギターのように
 2本一組の複弦になっているんですよね。

 それは音量を稼ぐためと
 低音弦はオクターブ違いで重複させて
 倍音を豊かにするためだったようです。

 当時は全部ガット弦だったわけですからね。
 しかもきっと今より質の悪い・・・。

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 その後、形が今のギターに近いビウェラという楽器が登場。

 そのビウェラの6本の弦の上と下を1本ずつはずして
 4本弦にしたギターラという楽器ができ、
 これが今のギターへと進化していったようです。

 音程差は、 |完全4度|長3度|完全4度|
 必ず長3度が入っているのも不思議です。


 16世紀末には、
 この4弦のギターの低音側に1本足されて
 |完全4度|完全4度|長3度|完全4度| の
 5弦になっていたそうです。

 今のギターの5弦から1弦と同じ。
 ただ弦の長さは長短いろいろあったようですので、
 チューニングもいろいろあったのかもしれません。

 今もバリトンギターとかギタレレとか
 いろいろありますもんね。

 16世紀末~18世紀までは、
 そんなギターだったようです。

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 そして18世紀末、
 ある画期的な発明から
 今のギターの原型ができあがりました。

 それは「巻弦」の発明です。

 この発明によって倍音豊かな低音が出せるようになって
 さらに下に6本目の弦が足されるようになりました。
 複弦も必要なくなって1本弦が主流になりました。

 弦の音程差は、
 |完全4度|完全4度|完全4度|長3度|完全4度|
 チューニングも
 E-A-D-G-B-E という
 今のギターと同じになりました。

 1770年~1800年頃だそうです。

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 この6弦の E を足すことで
 クラシック音楽によくある終止形のT-S-D-Tを
 いろんなキーで演奏しやすくなったということと、
 メロディーと和音が弾きやすくなったことが
 あげられるそうです。

 T-S-D-T、
 トニック→サブドミナント→ドミナント→トニック
 Aキーで言えば、A→D→E→A
 が弾きやすくなったということなんですかねぇ??

 音楽理論の本も少し読んでみる
 カデンツとかケーデンスという
 クラシック音楽ではお決まりの
 「終止形」というものが出てくるので、
 何となく繋がってきます。


 ところで、音楽理論の本には、
 「テトラコルド」という古代ヨーロッパで決められた
 ドレミファソラシドの基本について書かれていたりするんですが、
 そこで重要になるのが「完全4度」という音程差なんですよね。

 「5度サークル」も反時計回りに見れば「4度サークル」だし、
 ギターの弦と弦の音程差が4度が基本になっているのも
 実はそんなところから来ているのかもしれませんよねぇ~。

 試しに全弦を4度間隔でチューニングしてみると
 コードが押さえられなくなってしまいます。

 3弦と2弦の間が半音短い
 長3度になっているだけで全然違うもんです。

 いろいろな人が長い歴史の中で様々な工夫をして
 今のギターができているんですねぇ。

 そして、この先もギターはどんどん進化していくんでしょうし、
 いろいろ興味が尽きません。
 
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TOKYOハンドクラフト・ギターフェス」で見かけた古楽器

by acogihito | 2015-08-04 21:55 | ★アコギ関連 | Comments(2)  

ギターにおける右手と左手の考察

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 もう、かれこれ3週間ほど
 右腕が痛くて ちゃんとギターを弾いていません。

 テニス肘や腱鞘炎といったたぐいの
 手の使い過ぎから来る痛みだと思います。

 とほほほ・・・。

 そんな中、先週は
 「千葉ソロ・ギター・レッスン2014年後期 発表会」があり、
 そのために少しだけギターを弾いて感じたことなんですが、、
 痛いのは右腕なんですが、
 左腕の動きもそれ以上に悪く
 ミスタッチとかするんですよね。


 そんなことを考えていたら以前ネットのニュースで見た
 東京大学が昨年発表した
 「左腕の優越
  両腕動作中にのみ発揮される左腕の秘められた能力
 という研究成果を思い出しました。


 それは・・・、

  両手動作中に
  反対側の手の動作に応じて柔軟に運動を調節する能力は、
  右利きの人では、非利き手である左手の方が
  右手よりもはるかに優れている。

  この左手の優位性は、
  左手の運動調節の仕方を学習するプロセスが
  右手の動作から強く干渉を受けることによって生じている。

  両手の動作中にのみ発揮される
  この左手の優れた運動調節能力は、
  両腕協調動作における左右の腕の役割分担を
  決定づけていると考えられる。

 ・・・というもの。


 詳しいことはよくわかりませんが、
 例えば右利きの人が両腕を動かした時ならば
 「左手は、右手の動きに反応して
 柔軟に動きを調節し、またその学習能力も高い

 んだそうです。

 なるほどねぇ~。
 まさにギターの演奏がそうですよね!


 ギター演奏の場合、ボクは、
 右手に比べて、左手の方が
 難しいことをやっているように思っていたんですが、
 左手が、右手の動きに反応して
 高い学習能力をもって右手以上に柔軟に動くものなのなら、
 まさに理にかなった演奏方法というわけなんですよね。

 大したもんだなぁ~、左手!

 それに体感的に気づいて
 ギターの演奏方法を編み出した人間も
 大したもんだなぁ~!!

 そしてこの研究成果を応用すれば、
 ギターの効率的な上達法が
 編み出せるかもしれないですよねぇ~!


 ところで、一方で思ったのは、
 「右手の動きが調子悪いと
 それ以上に左手の動きも悪くなってしまうのかもしれない」
 ということ。

 右手が痛くて調子が悪いと
 ホント、情けないくらい左手の動きも悪く
 ミスタッチとかするんですよね。

 う~む、早くこの右手のこの痛みを何とかしたい。

 実は今、こうしてパソコンのキーボードを打つのも
 あまり良くないようで、ビリビリ痛みます。

 とほほほ・・・。

 右手よ、
 早く治って
 左手との素晴らしいコンビネーションを見せてくれ!


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by acogihito | 2015-02-16 15:48 | ★アコギ関連 | Comments(2)