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南澤先生直伝レッスンPart2(13/14) 『Part2の最終回』

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 東京・代々木の『PAN SCHOOL OF MUSIC』に、
 初めて南澤大介先生にソロ・ギターを習いに行ったのは去年1月

 その時は、早く行き過ぎたりして、
 近くの「喫茶室ルノアール」でコーヒーを飲みながら緊張した時間を過ごしたものでした。

 それから『専科』のプライベート・レッスンを2期分。

 本来なら1期は、週1回30分のレッスンが14回で4か月のコースですから、
 2期分で8か月ということになるんですが、
 ボクの場合、隔週で1時間にしてもらったり、時に1か月開いたり、
 夏休みや春休み、冬休みが間に入ったりして、なんだかんだで1年3か月もあって、
 かなり得した気分!

 その間に南澤先生と個人的にも親しくさせてもらったりして、
 ゆっくりじっくりと、本当に有意義な時間を過ごすことができました。

 でも、それも本日でひとまず一区切り、今日が最後のレッスンとなりました・・。


 この1年3か月の間、ギターに関する様々な知識や情報を教わったんですが、
 技術的には、何と言っても『消音』に明け暮れしたような気がします。

 たかが消音、されど消音!

 とにかくはじめは、「消音」の意味も、目的も、必要性も
 「ミュート」との違いすら、全く分かっていませんでした。

 でも、南澤先生の演奏を直接、目(耳)にすると、
 南澤先生アレンジの「ソロ・ギターのしらべ」の曲を
 南澤先生に少しでも近い雰囲気で弾くためには、
 「消音」なくしては始まらない、
 ということが分かってきました。

 ところがそれはボクにとって、それまでの右手の指使いと全く違うことになり、
 一時は、ギターを初めて弾いた時のように指が全く動かない状態になったりして、
 かなり苦労したんです。

 でも、今日は先生に
 「右手の消音がだいぶできてますね」などと言われ、
 本当に嬉しい限りでした。
 
 右手は消音スタイルの弾き方でもだいぶ動くようになってきましたからねぇ。

 これは多分、ボク1人の独学だったら、
 こんなに面倒くさい、やっかいなことはしなかったんじゃないかな?と思うくらいです。

 その前に、独学だったら、
 その意味や必要性が、ソロ・ギターを弾く上で、ここまで重要だということは、
 気付かなかったんじゃないかな?

 南澤先生に習えたおかげで、
 ソロ・ギターの演奏における技術的な基礎部分、
 土台の部分である「消音」については、
 自分でもだいぶ感覚的に分かるようになってきたし、
 少しはできるようになってきたので、
 これをこのまま練習し続けていけば、
 徐々にではあっても「上達できそうだ」と
 実感できるようになってきました。

 ボクにとっては、まさに
 「たかが消音、されど消音」という感じ。
 南澤先生には本当に感謝です。

 今後、もっともっと「消音」をマスターし、スムースに弾けるようになって、
 さらに次のステップに進む上で分からないことが出てきたら、
 また南澤先生に習いに行こうと思っています。

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 ということで今日は、この先の予習として、
 ただいま南澤先生が製作中の「ソロ・ギターのしらべ」第10作目の中から、
 ボクが気になっている「ライド・オン・タイム」や「いい日旅立ち」、
 それからマイケル・ヘッジスの「Ritual Dance」のさわりも演奏していただきました。

 う~ん、弾きたい曲(正確には「弾けるようになりたい曲」)がいっぱいだよなぁ~。

by acogihito | 2009-04-15 00:22 | ★アコギ関連 | Comments(8)  

Commented by ビリー at 2009-04-15 07:24 x
ソロギ10、発売が楽しみですね~♪

私は低音から高音にフレーズが移る時の消音が、なかなかできないです。
あと、中指と薬指で消音しながら、薬指で弦を弾くのがどうしてもできません。

ホント、消音は難しいですね。
Commented by acogihito at 2009-04-15 08:47
ビリーさま、おはようございます!

消音ですが、高音から低音へ移る時の方が
音が残るのが気になるので、意識が必要で、
低音から高音の方はそれほど気にしなくても大丈夫と
南澤先生は仰っていました。

それからビリーさんが指摘するようなフレーズは確かに弾きづらいですよね。

昨日は2弦だけを中指で消音して、
1弦薬指、3弦人差し指は普通に弾くというパターンを教わったんですが、
これがまたうっかりすると中指まで動いて
余計な弦を返って弾きそうになっちゃったりします。

消音は確かに難しいですが、
出来てくると音が鮮明になるのが良く分かり嬉しいもんです。
Commented by s-121sp at 2009-04-15 11:22 x
あこぎひとさんね
自分も消音を有る程度ですが出来るようになるまでは
本当に苦労しました。
消音の事は師匠のソロギターの調べで知ってはいたのですが
実際にはやらずに演奏していた自分でしたが
覚えた曲を師匠の演奏と一緒に弾いていたら
何かが違う~自分の演奏を録音して聞いて初めて
消音の大事さを知りました。
当初は指は動かないし~一度覚えたはずの曲も弾けない(^^ゞ
もし、ソロギターを始める人が居たら
最初から取り組む技術だと思います。
今も消音はへたっぴ~です。(^^ゞ
Commented by acogihito at 2009-04-15 15:45
s-121spさま、こんにちは!

ボクも消音という言葉は「ソロ・ギターのしらべ」の解説で知ってはいたものの
その本当の意味と必要性は、南澤先生に直接習うまでは気付かず、
やらないでいました。

でも今、ある程度はできるようになってくると
南澤先生が言っていた「ギターをコントロールする」
あるいは「コントロールしやすいギター」という意味も分かってきたような気がして、
自分でもギターを少しはコントロールできてくると
余計に面白くなってきますよね!
Commented by チョコたんどす at 2009-04-15 20:12 x
ひとまずご卒業おめでとう御座います

やはりプロの方に習うのは違うんでしょうね

どこかで成果を発表してください
Commented by acogihito at 2009-04-15 20:49
チョコたんどすさま、ありがとうございます!

ボクの場合、南澤先生の「ソロ・ギターのしらべ」を聴いて、
ソロ・ギターというジャンルに興味を持ち、
自分でも弾いてみたいと思ったものですから、
その作者ご本人に直接教えてもらえたということは
この上もないラッキーでした。

それをほかに例えて言うならば、
音楽に興味を持ち始めたのはビートルズの影響が大きく、
ビートルズのコピーバンドもやっていたことがあるんですが、
ビートルズの曲や演奏方法について
ポール・マッカートニーに直接教えてもらうようなもんですよね。

それくらいボクにとってはありがたいことでした。

今後は、「南澤先生に習いました」と言って恥ずかしくないように、
また南澤先生の名を汚さないように精進したいと思います。

そう考えると、人前で成果を発表できるのは、
まだまだ相当先の話になりどうです・・・。
Commented by さくら at 2009-04-15 20:53 x
 「消音」の意味も、目的も、必要性も
 「ミュート」との違いすら、全く分かっていませんでした。

って、私まさにその状態です。
右手って、弦を弾くイメージしかなかったです。

ある指は弾いて、ある指は消音して・・・

わぁwww、すごく難しそうですね。

Commented by acogihito at 2009-04-15 21:49
さくらさま、こんばんは!

アコギを歌などの伴奏の楽器として、
コード(和音)をストロークしたり、アルペジオだったり、
スリーフィンガーで弾いたりするだけなら
ギターとしての“響き”が大切ですから、
時に音質としての「ミュート」は気にしても
“響き”を消す意味での「消音」は、
それほど気にする必要がないと思うんですよね。

現にボクもこれまでずっとそうでしたから。

でも、ソロ・ギターとして、伴奏とメロディーを同時に弾くとなると、
伴奏とメロディーを区別して、メロディーを弾き立て、
メロディーの音程が混ざってぐしゃぐしゃにならないようにするためには
余計な“響き”を消す意味での「消音」が不可欠になってくるんですよ。

いずれ「消音」について、ボクなりにまとめて、
このブログに書いてみようかと思います。

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