<< かっこいいね!城 直樹っ!!      腕が回転する仕組み (アレクサ... >>

第6感の「筋感覚」   (アレクサンダー・テクニーク その4)

c0137404_22185563.jpg

 「第6感」と言っても、別にオカルト的なものではありません。

 ボクたちの身体の5つの感覚、
 視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の他に、
 実はもう一つの感覚、「第6感」があると、
 『ピアニストなら だれでも知っておきたい「からだ」のこと』という本は指摘します。

 それが「筋感覚」というものだそうです。

 でも、何だ? 筋感覚って?

 実はボクたちの身体には、
 位置と動きに関する情報を集めることのできる神経が存在していて、
 脳に「運動」に関する情報を伝達しているんだそうです。

 例えばそれは、
 別に見なくても、自分の頭の上にひょいと手を持って行ったりする感覚。
 つまり、自分の身体の位置や動きを知る感覚のことで、
 それが「筋感覚」なんだそうです。

 ただそれは、普段はあまり意識しない感覚なので、
 気づかないことが多いそうです。(ボクも気にしたことがありませんでした)

 ですが、ボクがこの本を読んで再認識させられた
 「頭と脊椎を繋ぐ関節」のこと、
 「指には筋肉がない」こと、
 「腕が回転する仕組み」など、
 「身体への気づき」を養うことが、様々な「筋感覚」を養うことに繋がり、
 それが身体の「動きの質の向上」に繋がっていくんだそうです。

 そして、音楽的、あるいは聴覚的想像力と筋感覚的想像力がうまく結び付いたところで、
 素晴らしい演奏ができるようになる、というわけなんですね。

 う~む、なるほどぉ~。

 確かに、プロの演奏、
 例えば南澤先生の演奏を間近で見ると、動きが滑らかですからねぇ。
 指をどのくらいの強さで、どのくらい動かせばどういう音がするのか、
 無意識のうちにも筋感覚として分かっていて、
 それは自分の頭の上にひょいと手を乗せるのと同じくらい簡単にやっているんでしょう。

 でもボクの場合は、同じようにやっているつもりでも、
 実は身体の変な所に無駄な力が入りすぎて、
 おかしなことになっているんでしょうね、きっと。

 そういう時、どこにどのくらいの力が入っているのか、
 身体全体の「筋感覚」を使えば気づくことができるというわけで、
 その無理な動きや無駄な動きをなくすようにバランスをとっていけば、
 動きも演奏も、もっと滑らかになり、そして上達にも繋がり、
 さらには、肩こりなどのトラブルもなくなる、
 というのが、この本の、つまりボディ・マッピングの趣旨で、
 ひいてはそれはアレクサンダー・テクニークの趣旨にも繋がるようです。

 なるほどなぁ~。

 ボクは今後の人生において、
 なるべく長く、いつまでもギターを弾いていられるようでありたいと思っているので、
 身体に無理のないように、楽に、
 そして指先で演奏することでも身体全体に気を配って、
 楽しみながら、そして少しでも上達したらいいなぁ~と願いつつ、
 ギターと関わっていきたいと、改めて思った次第です。

 う~む、ボディ・マッピング、素晴らしい!

c0137404_2313657.jpg

 (関連記述)→ 驚きの「ボディ・マッピング」 (アレクサンダー・テクニーク その1)
           指には筋肉がない! (アレクサンダー・テクニーク その2)
           腕が回転する仕組み (アレクサンダー・テクニーク その3)

by acogihito | 2009-05-29 23:06 | ★アコギ関連 | Comments(4)  

Commented by sy at 2009-05-30 10:18 x
こんにちは
上手い人がギターの演奏中、フレーズの切れ目に
指盤を押さえる方の手をパラパラっとはらっていることありますよね?
(ロックの人はあまりやらなくて、ジャズ系の人やアコースティックのインストの人がよくやってる気がします)
アレキサンダーテクニークを勉強し始めて、
僕もいつの間にか自然に同じことをやっていたので
あれが何をやっているのか分かりました。

演奏家にとっては無駄な力を抜くというのは、
体を傷めないということだけでなくて、
ニュアンスの表現という意味でも大事だと思います。
赤にもいろんな赤があるように、あるフレーズのニュアンスの表現
もたくさんの選択肢があるというのは、力み過ぎているとわからないんですよね。頭でわかっても体でわからないんです。
Commented by s-121sp at 2009-05-30 10:51 x
あこぎひとさんへ
>筋感覚
弦やフレットを見ないで演奏が出きるのもそうなんでしょうね。
演奏の時には本当に無駄な力を使っているのがわかります
特に人に見られるときなどは(^^ゞ
練習で、できるだけ力を入れないようにしているのですが
曲を覚える時と同時に力の加減も覚えてしまっているから
しらずしらずに力が入るのでしょうね。
ああ~難しいですね。
Commented by acogihito at 2009-05-30 16:34
syさま、こんにちは!

ボクもかつてはロック・バンドをやっていたのですが、
ロックの場合、立って演奏することが多く、
そうすると自然に体でリズムを取り、
演奏に合わせて体をよじったりするようになり、
それは実は案外自然な動きのような気がします。

ですが、アコギを座って弾く場合、
うっかりすると体を固定してしまう傾向にあるので、
今はなるべくリラックスして、
体でリズムを取れるように心掛けています。

おかげさまで、けっこういい感じです。
Commented by acogihito at 2009-05-30 16:38
s-121spさま、こんにちは!

>弦やフレットを見ないで演奏が出きるのもそうなんでしょうね。

そうなんでしょうね。
体が覚えてしまっている動き。
でも、これを悪い動きのまま覚えてしまうと、
故障の原因にもなるそうです。

いろいろ難しいですが、
そういうことを少し気にしているだけでも
気にしないよりはいいだろうと思い
今後も楽しみながら行こうと思っています。

<< かっこいいね!城 直樹っ!! 腕が回転する仕組み (アレクサ... >>