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「歌モノ」と「インストもの」

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 今から10数年前に初めて「山崎まさよし」さんを聴いた時は、
 「やっぱりアコギはいいなぁ~」と思い、
 久しぶりにギターを取り出し、ちょっと真似して弾いてみたものの、
 そのテクニックは、すぐに出来るようなものではありませんでした。

 その後、「ゆず」や「コブクロ」なんかが出てきて、
 「これなら弾けそうだ」と思ったものの、歌詞が気恥ずかしくて、
 とても真剣に歌えるようなものではありませんでした・・・。

 やっぱり歌詞のある「歌モノ」は、
 若い人なら若い世代の気持ちを歌っているだけに
 その年代を通り過ぎたボクにとっては、
 いくらギターや曲が良くても自分のものにするほど、
 入れ込むことはできなかったんです。

 でも、「インストもの」の場合は違いますね。


 先日、「川畑トモアキ」くんと「ぷう吉」くんのCDが発売になったということなので、
 早速、手に入れて聴いてみたんですが、
 同じアコギのインストでも、CD作品としてのアプローチが随分と違っていて
 これがなかなかいいんですよね。

 ちなみに二人とも、南澤先生が
 大阪のMIKIミュージックサロン心斎橋で行っているレッスンに来ていた方で、
 ボクも発表会でお会いしたことがあります。

 また、川畑くんは、今年4月に行った
 「フィンガーピッキング・デイ2010」で最優秀賞ほか4冠を獲得。
 CDを楽しみにしていたところだったんです。

 さて、その川畑くんのCDが上の写真の右側、
 『Bouquet of Blessings』なんですが、
 どの曲も丁寧で細密な演奏で、素晴らしい「作品集」という感じ。
 フィンガーピッキング・デイでも弾いた「Moon River」は、
 トレモロを生かしてアレンジされたカバー曲で、一聴の価値アリです。

 一方、ぷう吉くんも、
 「フィンガーピッキング・デイ2008」で優秀賞ほか2冠を獲得している方で、
 CDのタイトルは『ギターガールの冒険』。
 こちらは曲調が緩急バラエティーに富んでいて、
 遊び心のある「コンセプト・アルバム」という感じです。

 二人ともボクよりもずっと若い方だから、
 これがもし、「歌モノ」のCDだったら、
 気恥ずかしくてとても聴いてられないかもしれないところなんですが、
 アコギの「インストもの」だと、そんなことはなく、
 「へぇ~、いいなぁ~」とか、「上手いなぁ~」「すごいなぁ~」とか、
 とっても素直に聴き込めるんですよね。 

 「歌モノ」より「インストもの」。
 特にアコギのインストものからは、世代間のギャップが感じられません。
 そんなところも「アコギ・インスト(ソロ・ギター)」の魅力かもしれませんよねぇ。


 ただ、その世界は「歌モノ」に比べれば、まだまだ圧倒的に狭いのが現状です。

 押尾コータローさん以外のほとんどは、
 CDを発売してもインディーズだし、
 ライブも小さなライブハウスなどが中心だし、
 商売としては、なかなか厳しい世界のようです。

 願わくば、こういう世界がもっと広がって、
 より多くの人が普通に聴くようになって、
 若い彼らが安心してプロとして活動できるようになるといいよなぁ~と 
 思うばかりです。

 

by acogihito | 2010-11-02 00:34 | ★アコギ関連 | Comments(6)  

Commented by まきろん at 2010-11-02 12:09 x
ホントですね
若い人たちの活躍の場が
広がるといいですよね

と… 私も年取ったモノだなあ

でも ホントに思います
Commented by acogihito at 2010-11-02 17:42
まきろんさま、こんばんは!

歳はボクもとっているんですけど、
「新しい音楽を聴きたい」という気持ちはあるんですよね。

でも、「歌モノ」の場合、
今、流行っている曲は、なかなかしっくり来るものがなくて・・・。

そんな点、「インストもの」、特にアコギのインストものはいいですよね!

CDを手に入れたり、ライブにいける機会があったら、なるべく行くようにしたり、
影ながら応援して行きたいと思っています。
Commented by kisimamu at 2010-11-02 20:09 x
 acogihitoさん。こんばんは。

 歌モノは何回か聴いているうちにどうしても飽きてきてしまう自分がいて・・・。歌詞が入っていると、最初に聴いているうちはその歌詞に感動してりしていい感じなのですが、何回か聴いているうちにその言葉が、くどく感じてくることがある自分がいて・・・・。

 そうなるとドラマや映画などのサントラが自分にあっているのかな~と思って聴いていたのですが、それだとちょっと物足りない・・・。

 その点、ギター・インストは自分にとって衝撃的だったもののようです。1人でもやれるという点も含めて。でも、基本的に押尾コータローさんの曲しか聴いていない・・・。これからはいろいろな方の曲を聴いていかないと。
Commented by acogihito at 2010-11-02 23:44
kisimamuさま、こんばんは!

歌モノに関して、ボクの場合、
高校生頃に聴いた歌がやっぱり一番、今でもしっくりくるような気がします。
ですので、それ以外は、歌詞も「何となく言葉」という感じで、
英語の歌と一緒で、曲のイメージで聴いているような気がしてますね。

ところで、押尾さんは洋楽(ロック)でいえばビートルズみたいなもんで、
日本の中ではひとつのスタンダードを確立したような感じですが、
他の人もなかなかいいですよ!

ロックにもローリングストーンズやレッドツェッペリンみたいにいろいろあるように
アコギのインストでも人によって色々アプローチがあって、
これまた面白い!

まずお勧めとしては、やっぱり中川イサトさん(ベスト盤があります)と
岸部眞明さんですかねぇ。
機会があったら是非聴いてみてください!

Commented by ばんちゃん at 2010-12-03 06:20 x
こんにちは。
アコギ(インスト)ファンのばんちゃんといいます。

やっぱり、インストはいいですね。
私もこのジャンルの音楽が少しでも知名度を得るようにブログを書いています。

さて、私ごとですが、来年1月から「大阪のMIKIミュージックサロン心斎橋」で南澤先生のレッスンを受けることになりました。

先生はレッスンの技術だけではなく、人柄もとてもいいという評判で、今から来年のレッスンを楽しみにしています。

今後ともよろしくお願いします。
Commented by acogihito at 2010-12-03 09:08
ばんちゃんさん、おはようございます!

アコギのインストはホント、いいですよね!

経済最優先の社会が行き詰まりを見せ始め、
新しい価値観が求められる時代。

地球温暖化や生物多様性の危機が叫ばれ、
新しい生活パターンが求められる時代。

デジタル技術が進歩して、色々なことがとっても便利になったものの、
コピーが簡単になり、重要なものが流出したりして、
世の中が不安定になる可能性もある時代。

電気も使わず、超アナログで、人間が弾かなくてはならないギターは、
材料である木の伐採などの管理がしっかりしてさえいれば、
まさにこれからの楽器、これからの音楽になりえるんじゃないかなぁ~
なんて思います。

大阪のMIKIミュージックサロン心斎橋には、ボクも時々遊びに行きますが、
南澤先生だけでなく、全体の雰囲気、
そこにいらっしゃる皆さんの雰囲気がとってもいいですよ!

なにしろ本来なら関係のないボクを、
旧知の仲間のように温かく受け入れていくれるんですから。

来年からのレッスン、是非有意義に過ごしてください!

そして一緒に楽しみながら頑張りましょう!!

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