「Morris S-92Ⅱ」にインレイを入れてもらいました!

12フレットに入った自分の名前。
これはボクのヨコヤマギターズ「AR-WR #300」でも
今作ってもらっている「リーフ・クワイエット・ギター」でもありません。
なんとこれは、モーリスの「S-92」!

「オガワ・インレイ・クラフト」の小川さんに入れていただきました。
小川さんとは昨年の「サウンドメッセ in 大阪 2011」で直接お会いすることができ、
その穏やかな人柄の中に秘められた仕事に対する意気込みや思いを伺うことができて
とっても魅かれたんですよねぇ。
さらに様々な作品を見ると、そのセンスが上品でとっても素晴らしい!
そんな小川さんにはボクのヨコヤマギターズ「AR-WR #300」にも
「リーフ・クワイエット・ギター」にも名前を入れてもらっています。
(AR-WR #300には南澤先生とおそろいの先生の愛犬トウテツのイラストのインレイも)
ところが、そうなってくると「S-92」だけが仲間外れというか、
ちょっと遠い感じがして、かわいそうに思っていたんです。
そこで
「完成しているギターにも入れることはできるんですか?」と
小川さんに問い合わせたところ、
「できますよ」とのこと。
もう悩まずお願いしてしまいました。
いや~、素晴らしい!
「少しは指板が減るのかな?」なんて思っていたんですが、
そんなことはほとんどありません。
一体、どうやって削っているんだろうと思うくらいです。
ヨコヤマギターズ「AR-WR #300」と同じ12フレットに同じインレイが入っているので
持ち代えてもポジションなどの目印が同じでパッと弾きやすいし、
「自分のギター!」という感じがして、グッと迫ってくる感じです。
それにデザイン的にもセンターにワンポイントできて引締った感じもします。
これで送料も含めて約2万円でやってくれたんですから感謝ですね!
小川さん、本当にありがとうございました!
ちなみに「オガワ・インレイ・クラフト」への正式注文は、
基本的にドルフィンギターズ大阪江坂店、東京恵比寿店が加工窓口なんだそうですが、
「どっちも近くない・・・」という方は直接、メールなどでの問い合わせにも乗ってくれるそうです。
ただし、小川さんが一人で動かしている工房なので
どうしても返信などが送れてしまうこともあるのでご了承ください、とのことでした。
ボクは本当に入れてもらって良かったと思っています。
フレットにかからないデザインならば名前以外もいろいろできるでしょうし、
気になる方は問い合わせてみたらいかがでしょう?
ボクとしてはおススメです。

文字のデザインは「AR-WR #300」と同じ。
隙間なくメイプル材が埋め込まれています。
見事です!!
(関連記事)→ 「Morris S-92Ⅱ」がいい感じ!
「Morris S-92Ⅱ」を買ってしまいました!
by acogihito | 2012-02-26 19:46 | ★アコギ関連 | Comments(2)