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ついに完成! 人生最高のギター

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 2014年11月29日(土)、
 自宅のある千葉を出た時は曇り、
 途中、山梨県に入ったあたりで雨が降り出しましたが、
 長野県・諏訪湖あたりで急激に天気が回復して、
 みるみるうちに青空が広がってきました。

 いやぁ~、ありがたい。
 
 「ヨコヤマギターズ」の工房に行くのは、7月19日(土)以来。
 その時に細部の仕様を決定して製作をお願いしていたギターが、
 ついに完成したのです。

 中央高速を松本で降り、
 ヨコヤマギターズを販売する
 「ワンダートーン」の坂本さんと合流して、
 「やきそば よっちゃん」で名物のお好み焼きと焼きそばを
 昼食にいただいてから工房に向かいました。

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 遠くに見える北アルプスの山々の頂には、もう雪が積もっています。
 本来ならもっと寒いはずの11月最後の週末ですが、
 この日は温かく、しかも晴れ間はどんどん広がり、
 天気もギターの完成を祝福しているようでした。

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 そして、ついに受け取りです!

 いやぁ~、素晴らしい!!
 最高です。

 ヨコヤマギターを初めて知ったのは
 アコースティックギターマガジン2007年春号(Vol.32)の
 「にっぽんのギター工房」という記事でした。

 見たとたん
 「こんなにシンプルで美しいギターがあるのか!」と魅せられ
 以来、いつかは欲しいと憧れ続けていたんですが、
 夢とは思い描いていると何とかなるもので、
 3年後の2010年春に何と南澤先生とともに注文しに行き
 1本目の「ローズウッド・モデル」を作ることができました。

 以来、横山さんご本人や
 ワンダートーンの方々の人柄にも惹かれ、
 2本目の「リーフ・クワイエット
 3本目の「カマティロ・モデル」と作っていただき、
 今回は何と4本目。

 しかも、トップ材に「ジャーマン・スプルース」、
 サイド・バック材に「ブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)」を使うという
 超贅沢な人生最高となるギターを作ってもらったんです。

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 弾いてみると、
 パッとその瞬間に「違う!」というのがわかりました。
 きらびやかで深みがあって優しい音色です。 

 やっぱり違うもんですねぇ。

 「ブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)」は、
 現在はワシントン条約で輸入が禁止されてるので、
 禁止前に輸入され残っている材しかなく、
 希少なため、ものすごく高価になっていますが、
 やっぱりそれだけのことはあって、
 ほかの材とは違うんですね。
 びっくりです。

 そして、その場で弦高など細部の調整もしてもらいました。

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 実は今回、せっかく人生最高のギターを作ってもらうなら
 清水の舞台よりもっと高い、
 スカイツリーんてっぺんから飛び降りちゃえという勢いで
 インレイにもこだわってみました。

 以前から、「オガワインレイクラフト」の
 小川さんの仕事には感心していたのですが、
 何か作ってもらいたいと考え、
 お会いするたびに相談させていただきました。

 そして提案いただいた小川さんのセンスにびっくり!

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 細かい技を使った絵柄ではなく、
 木の素材の色を生かしたモザイク模様の図案だったんですよね。

 しかもヨコヤマギターのシンプルな基本デザインは壊さないという。

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 美しい!
 さっすが小川さん!!
 技術はもちろんですが、デザインのセンスが最高です。

 もう悩むことなくお願いしちゃいました。

 ということで今回、
 ありがとうございましたとお礼を伝えるのと、
 完成したギターを見てもらおうと、
 小川さんの工房にも訪ねることにしました。

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 ヨコヤマギターズ工房近くで1泊し、
 温泉でくつろいで、宿の部屋でできたてのギターを弾いて
 美味しい料理をいただくという贅沢な時間を過ごし、
 翌11月30日(日)、
 新潟県十日町市にある小川さんの工房に向かいました。

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 ところどころで雨が降っているようで、
 道路は濡れていたりするんですが、
 ボクが行く上空は晴れていて、
 雨に会うこともなく、
 ありがたいことでした。

 しかも本来ならもっと寒いはずなんですが、
 この日は季節外れ小春日和。

 でも、長野と新潟の県境あたりになると
 家々が本格的な冬を前に
 「さあ、来い!」とばかりに、
 窓を柵で囲ったり、植木を材木で囲ったりという
 雪対策が進められていて、
 厳しい冬がやってくるんだな、
 今日が今年最後の暖かい日なんだろうな
 という感じでした。

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 小川さんの工房の周りも
 冬になる4メートルの雪が積もるといい、
 千葉に住むボクには想像のつかない
 違った冬を過ごしているんですねぇ。

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 小川さんの仕事、インレイを入れる作業は
 ギターを組み立てる前の材料に入れることがほとんどなので、
 完成したギターを見る機会は案外少ないんだそうです。

 ですから今回は、
 お礼を兼ねて見せに行って良かったです。

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 この素敵な工房で作っていただいたんですねぇ!

 いやぁ~、それにしても嬉しい!ありがたい!!

 ボクが敬愛する横山さんと小川さんという素晴らしい方々の手によって、
 ボクの人生を彩る最高のギターができました。
 
 本当にありがとうございました!

 そして、横山さんと小川さんの工房を訪ねさせていただいたことは
 ボクにとってはとても有意義な旅行となりました。
 こちらも合わせてお礼を言いたいです。
 

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 ところで、またギターを作って、
 「よくそんなにお金がありますね」と思われるかもしれませんが、
 ボクの場合はタバコをやめたのが大きいですね。

 結構ヘビースモーカーで1日2箱は吸っていました。
 それをやめることによって
 420円×2箱×365日=306600円と、
 1年で30万円ちかくをギターに回せる計算です。

 もうやめて4年になりますから、
 それだけで120万円!
 これはでかい!

 煙になって消えていたお金をギターに回して、
 しかも健康にも良いなんて
 最高じゃないかと思っています。

 それに「いつかは欲しい」と、
 例えば「10年後に」なんて言っていると、
 すぐに60代になって、
 せっかくのギターを弾ける時間が
 10年も短くなってしまいますからね。
 だったら「今でしょ!」と
 ギターを優先させてしまったんです。

 さすがにスカイツリーから飛び降りる思いでしたが
 飛び降りて、ホントに良かったです。

 一般的に考えれば、
 びっくりするような高価なギターですが、
 その材料や、横山さんの仕事、小川さんの仕事、
 そしてその完成度などを考えると
 決して高いものではなく、
 かえって安く感じるほどです。

 さぁ、これからさらにギター人生を楽しみますよ!!
 
 楽しみ楽しみ、楽しみです!!

 本当にありがとうございました。



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by acogihito | 2014-12-01 13:25 | ★アコギ関連 | Comments(5)  

Commented by 必着仕事人 at 2014-12-01 21:17 x
いいな!いいな!!いいな~!!!

幾何学模様で、素敵に仕上がってますね~♫
いつの日か、生音を聞かせて下さいねぇ~(*^。^*)
Commented by acogihito at 2014-12-01 22:04
必着仕事人さま、こんばんは!
いいですよ!いいですよ!いいですよ~!

最高の出来に大満足です。
生音、ぜひ聴いていただきたいです。
それを生かせる演奏ができるようにさらに精進しなくては!
Commented by オークフィールド at 2014-12-01 22:43 x
あこぎひとさん こんばんは

画像をみればどれだけうれしいのか、すぐにわかりますよ!
こんなうれしそうな顔をした人を見たことありません。

まさに最高の相棒がやってきましたね。
Commented by オークフィールド at 2014-12-01 22:46 x
画像のせいでしょうか?
ネック幅少し太めですか?

なんか重厚な感じですね。
Commented by acogihito at 2014-12-02 08:29
オークフィールドさま、ありがとうございます!
そして画像で良くおわかりになりましたね!!

このネックは、ナット幅が通常より少し広く、
通常は44.5ミリのところを
46ミリにしてもらってあります。

ブリッジ側は通常通り59ミリなので
ナット側は少し広いですが、
上に行くほど通常通りになります。

ボクの場合、不器用なのか、3カポ位はいいんですが、
カポなしだと隣の弦に指が当たって
消音しちゃったりすることがあるんで、
リーフクワイエットを作ってもらった時以来、
このように少し広めにしてもらっています。

弦間隔にすればわずか0.2ミリほどの違いですが、
ボクの場合、この方が弾きやすいんです。

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