ハープギターの実演、見てきました!

2015年11月7日、
東京・南阿佐ヶ谷にある「ラストギター」という楽器店で行われた
「ハープギターの調べ」という
ハープギターの実演イベントに参加してきました。

まずはクロード・ラフラム氏によるハープギターの演奏です。
YouTube の動画では見たことはありましたが、
生で演奏を見るのは初めて。
上を弾いたり下を弾いたり、
とても面白かったです。
↑ こんな演奏を間近で見ることができました。
低音弦だけでなく、
高音弦も付いていいて、
上から下まで行ったり来たり。
弦の幅も違うので
右手指の感覚が大変そうにも見えました。

そして、制作者のミシェル・ペレリン氏による
ハープギターの解説がありました。
低音側から高音弦まで
5オクターブの音域を持つそうです。
そして、たくさんの弦を張ってある分、
強度を強くするため
さまざまな工夫もしてあるそうです。
また本物のハープにも使われているレバーが付いていて、
半音、音を上げたり下げたり調整できるそうです。
なるほどよく見ると、
かなり凝った複雑な作りです。

だけど、こうなってくると、
ギターというより、いくつもの楽器が合体しているようです。
実はボクはかつて、エレキギターとベースを合体させた
ダブルネックを自作したことがあるんですが、
それと似たような印象を持ちました。

これはかつて、3人編成の
ピンククラウドのコピーバンドをやっていた時、
ベース担当だったボクとギター担当だった奴とで
このギターをそれぞれ持ち、
1曲の中でベースとギターの担当を代える
ということをやった時に使ったんです。
2人で「上っ!」「下っ!」って
ギターとベースを交互に弾いたんですよね。
こんな感じで!→ こちら
市販にはちょうどいい値段のがなかったので、
タフオクで同じ種類のギターとベースを安く落札して、
電動ノコギリで切って、くっつけました。
この時はハープギターの存在を知りませんでしたが、
開放弦だったら、ベースをボーンと弾いて、
ギターをジャカジャンと弾けば、
一人でベースとギターが弾けるな
と思ったものです。
ハープギターも基本的には
ベースをボーンと弾いて
普通にギターを弾くというもので、
凝ったフレーズや速いフレーズは
弾きにくそうです。
開放弦だけのハープギターより、
ベースとギターのダブルネックには
ベースにもフレットがあるので、
凝ったフレーズなら得意ですかね?(笑)

ところで、
クロード・ラフラム氏のハープギターは特注品で
約300万円。
ミシェル・ペレリン氏のハープギターは
普通でも150万円くらいするそうです。
ちなみにボクの作ったダブルネックは、
2本で、ペイントや工具なども含めて
約4万円くらいでした。(笑)
いやぁ~、それにしてもラストギターさん、
素敵な企画をありがとうございました。
お二人はこの後、大阪で開かれる
「サウンドメッセ2015」に参加されるそうです。
by acogihito | 2015-11-09 20:54 | ★アコギ関連 | Comments(2)

6弦ギター部分はスルーブリッジなんですね。それはさておき、動画を拝見したところ
音は大きなハープとはずいぶん違うんですね。
音は大きなハープとはずいぶん違うんですね。
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寿さま、コメントありがとうございます。
いわゆるハープと違って弦がスチールですからねぇ、
音は随分違いました。
「面白い!」とは思いましたが、
自分でも「欲しい」とか、「弾いてみたい」
とは思いませんでした。
でも需要は増えているんだそうです。
ピアノのワイドレンジへの挑戦なんですかねぇ?
それとも一人でどこまでできるかの挑戦なんでしょうか?
いわゆるハープと違って弦がスチールですからねぇ、
音は随分違いました。
「面白い!」とは思いましたが、
自分でも「欲しい」とか、「弾いてみたい」
とは思いませんでした。
でも需要は増えているんだそうです。
ピアノのワイドレンジへの挑戦なんですかねぇ?
それとも一人でどこまでできるかの挑戦なんでしょうか?