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素晴らしい! 『SOLO GUITAR SPECIAL』

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 おお、素晴らしい!

 最近、シンコーミュージックから出版されるソロ・ギター関係の本は、 
 興味深く面白い本が多いですねぇ~。

 この本もまさにそんな本でした。
 
 アコースティック・ギター・ブックの別冊という形で出版された
 『SOLO GUITAR SPECIAL』というムックです。

 取り上げられているギタリストは、
 先日の「フィンガーピッキングデイ」でもお会いしたばかりの
 南澤大介先生、打田十紀夫さん、松井祐貴くんなどといった
 ボクにとっては身近に感じられる大好きな方々ばかり。
 なんかとっても親しみを感じます。

 そして内容は、
 「フィンガーピッキングデイ」を目指しているような人への
 メッセージやアドバイス、応援にも感じられました。


 このムック、
 ほとんどの記事を菊池真平さんという方が取材し、
 書かれています。

 菊池さんがどういう方か知りませんが、
 なんか、とってもソロ・ギターが好きで、
 ソロ・ギターというジャンルがもっと発展したらいいな
 という思いが伝わってくるような文章で、
 とても好感が持てます。

 巻頭の南澤先生、岡崎倫典さん、打田十紀夫さんという
 先日の「フィンガーピッキングデイ」で審査員を務めた3人の
 プロを志すギタリストへのアドバイスという鼎談では、
 ボク自身がもやもや感じていたことを
 岡崎倫典さんがピシャリと指摘し、
 それをしっかりと伝えてくれました。

 ソロ・ギターのプロって、
 押尾コータローさん以外のほとんどがインディーズで、
 今の時代、自宅で録音したものでもCDが作れちゃうわけですから、
 「素人でもCDを作って売ることだって可能」なわけで、
 そうすると、本当のプロと、上手なアマチュアの区別が
 つきにくくなっちゃうんですよね。

 そこら辺がしっかりした土壌と
 レベルの審査があるクラシック・ピアノや
 クラシック・ギターと違うところで、
 ソロ・ギターが、
 「安易でレベルの低いものになりかねない」という懸念を
 プロ中のプロがスパっと指摘。
 ボクがもやもや感じていたことは
 まさにそれで「我が意を得たり」と感じました。


 巻頭ではあえて、そんな厳しい言葉を載せ、
 でも後半は、松井祐貴くん、井草聖二くん、
 伍々慧くん、西山隆行くんといった
 しっかり基礎のできた若手ギタリストの
 それぞれ得意な奏法を伝授するセミナーがあったり、
 南澤先生、打田十紀夫さんといったベテランのセミナーがあって、
 アドバイスと応援、サポートもしっかりしていて
 かなり内容の濃い一冊なんですよね。

 そんな内容から
 記事を書いた菊池さんの
 ソロ・ギターに対する愛が伝わってくるようでした。


 誰もが楽しめるソロ・ギター、
 はじめの一歩はなるべく敷居が低くなるように。
 でも、プロになる人には、
 より高い次元での演奏を目指してもらいたい。

 同じギター1本でも
 いろいろなタイプのギタリストが、
 いろいろなタイプの音楽を演奏し、
 ソロ・ギターがもっともっとポピュラーになるように
 ボク自身も切に期待します。
 
 良い本でした。
 ありがとうございました!


 そうそう、改めて見てみたら、
 面白いと思っていた
 「アコースティック・ギター作りの匠たち」という本も
 菊池真平さんが企画・編集でした。

 そうかぁ~、菊池さん、
 これからもソロ・ギター関係の良い本をよろしくお願いします。
 楽しみにしています。


by acogihito | 2016-05-15 00:39 | ★アコギ関連 | Comments(0)  

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