荘厳な響き
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どこかの大聖堂でしょうか??
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それとも どこかの大宴会場??
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はたまた SF映画のワンシーンとか??
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いえ、実はギターの中、
Yokoyama Guitars 『AR-GB #555』 のボディの中なんです。
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サウンドホールからカメラを入れて
ボディ下の部分を見た様子です。
弦を交換する時に撮ってみたら
こんな荘厳な空間になっていました。
天井に見える部分に交差する
綺麗に削られたラティスブレーシングが美しい!
トップ材は光を通すんですね、ビックリです。
幻想的に赤みがかって光っていました。

ブレーシングの様子は、
ヨコヤマギターズの製作時に送ってきてもらった写真で
見たことはあるんですが、
実際にいつも弾いているギターの中を見て確認すると
なんだかとっても感動です。
ラティスブレーシングは音の立ち上がりが良く、
弾くと、弦の響きがトップ材全体に伝わって振動します。
バックのラダーブレーシングは、
必要以上の残響をカットして、
止めたい時は音がピタッと止まります。
つまり響きすぎることなくタイトで
とってもコントロールしやすいんです。

讃美歌やパイプオルガンの音色が荘厳な雰囲気で響き渡る大聖堂。
ギターのボディの中も、それと同じように神々しい空間なんだと改めて感じ入りました。
by acogihito | 2016-09-25 08:42 | ★アコギ関連 | Comments(0)