カポタスト、どれにしよう?
「G7th Performance 2 Capo (ジーセブンス・パフォーマンス2・カポ)」
という「カポタスト」を買ってみました。
Amazonで4300円前後と
なかなか良いお値段ですけど、
それなりにしっかり作られたカポタストです。
これまでカポタストは、写真(↑)左上の
「SHUBB (シャブ カポ) LITE L-1」を
ずっと使ってきたんですが、
最近今まで演奏してきた曲を復習していると、
曲によって頻繁にカポタストを付け替えるんですよね。
1カポ、2カポ、3カポ、4カポ、5カポ、7カポ・・。
で、そうすると、先にネジで回して
絞める強さを決める「SHUBB カポ」だと、
同じ曲を練習していて
いつも同じ位置に付けていた時はいいんですが、
どんどん曲目を変えて演奏して行く時は、
カポの付ける位置が変わって、
そのネックの太さに合わせて
ネジの絞める強さを加減するのが
案外、面倒くさいんです。
で、ギュッと握るだけで、
ちょうど良い強さで絞めることができる
「G7thカポ」(写真下)を買ってみたというわけなんです。
これはなかなか便利です。
でも以前から持っていた
「Planet Waves」の「NSカポ」(写真右上)の
ネジを回すのも
改めて使ってみると
それほど面倒には感じません。
3つのカポタストの重さを比較してみましょう。
カポタストは「軽い方がネックの振動邪魔しないからいい」
なんて聞いたこともあります。
う~む、「G7thカポ」は、しっかりしてる分、重いなぁ。
あんまり使っていなかった「NSカポ」は、
「SHUBBカポ」のライトと1グラムしか変わらないんですね!
けっこう軽いことに驚きました。
「NSカポ」いいかも!
だけど、これらのカポ、
重さだけでなく、一長一短があるんですよね。
上の写真をご覧ください。
普通に左側を深く取り付けると、
右側の先端がネックの先に飛び出すんです。
これは「SHUBBカポ」はほとんど気になりませんが、
「NSカポ」や「G7thカポ」は、
ポジションによっては、
左手に当たって演奏しづらいんです。
例えばこんな感じ。
これは「G7thカポ」ですが、
出っ張った部分が人差し指に当たって
演奏しづらいんです。
で、出っ張らないように取り付けなくてはなりません。
こんな感じ。
だけど、この付け方だと
5フレット、7フレットあたりの
ネックの太い部分だといいんですけど
1フレットとか細い部分だと、
裏側の固定する押さえが
ネックのちょっとしか当たってなくて
何となくぎごちない感じがするんですよね。
あと、「G7thカポ」は、
ネック裏側に来る固定する部分が太いので、
そこが左手に当たって気になることがあります。
上の3つ並べた写真を参照してください。
「G7thカポ」だと丸く「G7」書いてある右側、
ネック裏から固定する部分の厚みです。
「SUHBBカポ」も少しは気になるんですけど
「G7thカポ」ほどではありません。
その点、「NSカポ」は薄いので、
ほとんど気にならないんですよね!
なかなかいいな、「NSカポ」!
ということで、この週末、
「NSカポ」の先端部分を
ヤスリで7~8ミリ削って、
今の自分にとって最も高いポジションの
7フレットにピッタリのサイズにしてみました。
5カポ、3カポなども
削ってなかった時よりバランスが良く、
安定して固定しやすいです。
音も良い感じ!
ということで、
これが今、一番使いやすいカポタストかな。
「G7thカポ」は、
せっかく買ったけど、
しばらくは、コレクションのひとつだなぁ・・。
でも、「NSカポ」のように
コレクションだったものが
急に役立つこともあるかもしれませんからね。
by acogihito | 2017-10-23 20:31 | ★アコギ関連 | Comments(0)