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ポールのニューアルバム『マッカートニーⅢ』

ポールのニューアルバム『マッカートニーⅢ』_c0137404_18192116.jpg


 ポール・マッカートニーのニューアルバム
 『McCARTNEY Ⅲ』(写真、中)
 を購入しました。

 1970年の『McCARTNEY』(左)
 1980年の『McCARTNEY Ⅱ』(右)に続く
 マッカートニーの名前を付けた
 3枚目のソロ・アルバムです。

 それぞれ一人で多重録音して作られ、
 ビートルズで言えば、ホワイト・アルバムの
 『Why Don't We Do It In The Road?
 を集めたようなアルバムです。

 1970年の『McCARTNEY』は、
 ゴタゴタしていたビートルズから
 ポールが脱退を宣言したようなアルバムで、
 1980年の『McCARTNEY Ⅱ』は、
 ビートルズ後のバンド、ウイングスが
 消滅した時期に出されました。

 そして今回は、
 コロナ・ウイルスの蔓延で
 イギリスがロックダウンになり、
 コンサート・ツアーも中止となって
 暇になったポールが
 自宅スタジオで作ったそうです。

 外出自粛中のいろいろな思い、
 溢れ出てくる音を録音していったら
 アルバムになっちゃったという感じ。

 なんか、とっても自然で
 聴きやすいアルバムです。

 個人的には、前作の
 『Egypt Station』より
 好きだなぁ~。
 
 御年78歳。

 日本で言えば後期高齢者。

 でも、衰えない創作意欲。

 まあ、ポールだから出せるアルバム
 という感じではありますが、
 何か問題が起きると
 それをエネルギーに
 音楽に昇華させる姿勢、
 細かい作業も面倒くさがらずに
 コツコツ積み重ね
 作品としてまとめ上げる
 根気強さに感銘を受けます。

 「会えなくて寂しい?」という歌詞や
 「光に向かって歩く
    24時間オープンだ」
 といった歌詞もあって、
 ポールも外出自粛は辛かったのかな
 なんて思っちゃったりもします。

 そして、アルバムとして出すなら
 2020年のうちに!
 という思いもきっとあったのでしょうね。

 ポールのいるイギリスでは、
 変異して感染力が高まった
 新たなウイルスが見つかった
 という報道もありますが、
 来年、2021年中には収まってもらいたい。

 そして
 オリンピック・パラリンピックの
 開催はもちろん、
 ポールも日本に来て
 コンサートを開いてくれないかなぁ~!

 新型コロナ・ウイルスに打ち勝った人類が
 どんな新しい社会、世界を作るのかも
 楽しみです。

 歌詞にはこんな一節もあります。

 「Chasing tomorrow
  Get ready to run」

 明日を求めて
 走る(実行する)準備をしよう。



by acogihito | 2020-12-28 23:18 | ☆その他 | Comments(0)  

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