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湯煎レンジ

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 キャンピングカーの
 写真や広告を見ると
 「電子レンジ」を
 積んでいるクルマが
 多いんですよね。

 調理を楽しむキャンプと違って
 車中泊の場合、
 現地で美味しい食材や 
 お弁当を買って、
 電子レンジで
 サッと温めて食したい
 ということがあるから
 なんでしょうね。

 なので、
 ボクのクルマにも
 あればいいなぁ~
 とは思うものの、
 使用頻度の割に
 本体が大きかったり、
 稼働させるための
 サブバッテリーなど
 電源確保が大変で、
 費用対効果を考えると
 二の足を踏んでしまいます。

 でも、何とかしたいなぁ、
 何とかならないかなぁ。

 そこで考えたのが
 電子で温めるのではなく、
 湯せんによって加熱する方法。

 名付けて「湯煎レンジ」です。
 

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 まず、
 外寸:365×260×H90mmという
 大きめのバットを用意しました。

 この中に水を入れ、
 温めたいものも入れて
 湯煎で温めよう
 というわけです。


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 今回は、
 横浜・崎陽軒の
 「シウマイ弁当」ではなく、
 「中華弁当」と
 「シウマイ」を
 温めてみようと思います。

 そのまま水に入れて温めたら
 びちゃびちゃになっちゃう
 と思うでしょう?

 でも大丈夫。


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 ちゃんと
 湯煎にも使える
 食品用のポリ袋に
 入れるんです。
 

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 水(湯)が入らないように
 しっかり結んで
 バットに入れ、
 火にかけて
 温めます。


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 専用の蓋もあります。

 電子レンジと違い
 内部の分子を振動させて
 温めるのではなく、
 外側からの熱で
 温めようってわけですから
 エネルギー効率は
 良くないと思いますが、
 蓋があれば無いよりは
 熱が逃げないし、
 いいんじゃないかな。


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 しばらくすると
 いい具合に
 グラグラ煮えたぎってきました。

 電子レンジより
 エネルギー効率が悪くても
 滅多に使わないし、
 12Vのカーバッテリーで稼働する
 電子レンジは
 普通の電子レンジの
 2倍以上時間がかかるっていうし、
 そんなことを考えれば
 それほど悪くないのでは
 ないでしょうか。


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 今回は、
 10分ほど湯煎してみました。

 ただ、
 弁当箱のパッケージが
 発泡スチロールのような
 材でできていたためか
 熱の通りが悪く、
 10分では
 芯まで温まっていませんでした。

 あと5分以上温めた方が
 よかったかなぁ。

 その辺が、
 電子レンジのようにはいきません。

 でも十分使えることが分かりました。

 
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 う~ん、
 キャンプで崎陽軒のお弁当!
 いいじゃないですか。


 ところで、
 バットや網など一式は、
 すでにクルマに積んであります。

 大きめのバッドは
 邪魔になりそうですが、
 荷物の一番下の空間に
 受け皿のようにすっぽり入り
 その上、というか中に
 いろいろな荷物を詰め込んでいるので、
 スペース的に
 ピッタリはまっています。
 
 これより小さいと
 かえって中途半端で
 他のモノが
 入らなくなってしまうんですよね
 パズルのような
 組み合わせなんです。

 さて、この「湯煎レンジ」、
 加熱調理はできず
 再加熱が少々できる程度ですが、
 なかなか良いアイデアじゃないかと
 気に入っています。

 また試してみようと思います。

 そして
 こうした取り組みが、
 大地震などの災害時にも
 役立てばいいなぁ、
 と思っています。


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荷物を真上から見た写真、左上の一番下にバットが収納されている

by acogihito | 2021-02-15 23:22 | ☆アウトドア | Comments(0)  

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