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「ティム・ペン」と「スタンリー・ジョーダン」

c0137404_14275599.jpgCDの棚を整理していたら、こんなのが出てきました。
ティム・ペンという人の
「ペイパー・フラワー」というCD。
そうそう、これは10年くらい前だったか、
何かの用で池袋に行った時、
サンシャイン・シティに向う路上で、この人が両手で
エレアコをバチバチ叩いたりしながら弾いていて、
それで良くてその場で買ったんだっけ。
当時、あんまりそういう弾き方は
見たことがなかったですからねぇ。

  「どんなのだっけ?」と思って聴いてみると、マイケル・ヘッジズのボーカルもののような感じ。
  でも、もう少し情景が浮かぶようなメロディーラインで、改めて聴くと、
  スティングがアコギをバチバチ弾きながら歌っているようでもあって、なかなかいい感じです。

  でも当時、奏法が「すごいなぁ」とは思ったものの、
   自分でもやってみようとは思いませんでした。

  というのは、それよりさらに3~4年くらい前・・、だから、今から13年くらい前に
  ニューヨークの「ブルーノート」で、スタンリー・ジョーダンを見ていたからなんですよね。


c0137404_14435234.jpgたまたまニューヨークに遊びに行って、
たまたま入った「ブルーノート」の
最前列で見ることになったスタンリー・ジョーダン。

いや~、ぶったまげました!
だって、この人、両手で叩くように弾くだけでなく、
2本のギターを同時に弾いちゃうんです。

左手は、肩からかけたギターを叩くように弾いて伴奏。
右手は、スタンドに固定した別のギターを、
これまた叩くように弾いて、メロディーを奏でる。
時には一人でツインリードのようにも弾いちゃう。
「一体どうして、これで音が出るんだろう?」
という感じでした。

c0137404_1459324.jpgで、感激して、CDを買ってきたんですが、
聴いてみると、あんまり面白くないんですよ。

というのは、聴くだけだと、
普通に2人で弾いているのと変わらないんですよね。

「そうかぁ、あの技は見ないと意味がないんだな。」

つまり、かなり特殊な、まさに「曲芸」なんですね。


  そんな感想を持っていたので、ティム・ペンの路上パフォーマンスも感激はしたものの、
  そういう奏法は特殊な曲芸的なものであって、普通の人にはなかなかできないんだろうし、
  ましてや自分で「それをやってみよう」とは思ってもいませんでした。

  でも、時が経ち、その後、そういった奏法を
  押尾コータローがよりポップで身近にしてくれたおかげで、考えも、見方も変わってきて、
  いずれは「それに近いこともやってみたい」と思うようになった昨今。
  そういう意味では押尾コータローの貢献は偉い!

  ところで、スタンリー・ジョーダンは、インターネットで検索したら
  「You Tube」で、その活躍の様子が見つかりました。(→こちら
  が、ティム・ペンは今、どうしているんでしょうねぇ?
  インターネット検索では見つかりませんでした。
  
  マイケル・ヘッジズのように環境音楽的アプローチでもなく、
  スタンリー・ジョーダンのような曲芸的ジャズでもなく、
  奏法的には最新だったけど、基本はアコースティック・ギターを生かした弾き語りだったし、
  生き残れず、消えちゃったのかなぁ~?

  でも、今、改めて聞いてみると、かなりいい感じで、これをもう少しポップにすれば、
  「今なら売れるかもしれない」とさえ思うんですよ。
  当時の流行はラップ系のヒップホップでしたからねぇ。
  そういう意味では、早すぎた人だったのかもしれません・・。

by acogihito | 2007-11-27 15:43 | ★アコギ関連 | Comments(0)  

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