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南澤大介さんのオリジナルCD 『マイルストーン』

c0137404_22593675.jpg前から気になっていた南澤大介のオリジナルCD
マイルストーン』を買ってみました。

南澤氏は、『ソロ・ギターのしらべ』シリーズの
作者であり、ボクの秘かな師匠ですからねぇ。

聴いてみた印象。
第一印象は、正直言って押尾コータローなんかと比べると随分薄い感じです。

 でも、もう一度聴くと、それは透明な空気感であって、次第にそれが心地良いアロマとなって、
 それに癒されたくて、また聴きたくなっちゃうっていう感じなんですよね。

 「聴く」というより、日常のBGMとして、さりげなくかかっていると心地良い雰囲気で、
 押尾コータローと比較したそれは、例えば、ギター・デュオでいうと、
 デパペペと比較したゴンチチという感じでしょうか。

 「ソロ・ギターのしらべ」シリーズでいうと、「スタジオジブリ作品集」に近い印象。
 ギターで弾いた久石譲って感じがします。

 う~ん、派手さはないけど、こういう感じはいいなぁ~。

 打田十紀夫のようなブルースとかラグ・ライムの強い印象もなく、
 中川イサトのようなどこか和風のテイストもなく、無色透明な印象。

 もう少し何回か聴いてみると、「なるほどなぁ~」と見えてくる部分があります。
 それは映画のサントラ盤みたいなスケールの大きな曲があるということ。

 南澤氏は、実はギターよりも、いろいろなサウンド・トラックを手掛けているようで、
 このCDの曲の中にも「この曲をオーケストラ・アレンジやバンド・アレンジにしたら
 映画の中に流れてもいい感じかも」という曲があります。

 そういう意味でも、ギターで弾いた久石譲って感じかな?

 ただ、もっとメジャーになるためには、ゴンチチの“ひょうきんさ”というか、
 人を食ったような“おとぼけ”とか、“遊び”の要素が入った曲が
 もっとあっていいのかもしれないな、なんて思いました。
 全体的に真正面から取り組み、ちょっと生真面目すぎるかなって感じもするんですよ。

 ギターにあまり興味のない人には、それで印象が薄いまま終わっちゃうかもしれません。
 でも、ボクのようなギター好きには「こういう感じ(空気感)はいいなぁ~」と思わせるCDです。

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ジャケットの地面の印象より「空」の方が、このCDの曲調を良く表しています。

by acogihito | 2007-11-30 23:43 | ★アコギ関連 | Comments(0)  

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