押尾コータローさんのニューアルバム 『Nature Spirit 』

『Nature Spirit 』が発売されました。
「1月1日発売」ということだったんだけども、
Amazonに予約しておいたら12月28日に届きました。
Amazonも「正月は休みたいから」ということなのかな?
さて、アルバムですが、まずタイトルがいいですねぇ!
「ネイチャー・スピリット」!
いかにも「アコギのアルバム」って感じです。
「ネイチャー」や「ナチュラル」、それに「アコースティック」や「アナログ」という言葉には、
何となく共通した「ゆったり穏やかな自然体」というイメージがあって、ボクは好きなんですよね。
(このブログのタイトル「アコースティックな風」もそんなイメージで付けたんです。)
だからまず、タイトルからして前作の「COLOR of LIFE」より気に入ってしまいました。
もちろんジャケットもそういうイメージを素直に表現していてイイ感じです。
そう思って聴くせいか、曲も、構成も、前作を上回っている印象を受けました。
特に良かったのは、3曲目の「DREAMING」。
次に7曲目の「ノスタルジア」、10曲目の「Hangover」でした。
これらの曲は見方(聴き方)によっては、
アルバム構成上の「つなぎの曲」のようにも聞こえますが、
ボクの場合、メロディーや構成が覚えやすくて、自分でも弾いてみたいと思う曲、
しかも、やれば何とかなるかも知れないと思えるような曲で、
つまり結果的には、いい感じのミディアムテンポの曲が好きになる基準のようです。
でも、いくら好きだからって、アルバム全体がミディアムテンポじゃつまらないですよね。
やっぱり緩急のバランスがとれてこそ、全体の構成が生きてくるってもんです。
その辺のバランスも、このアルバムは良くできていますね。
いや~、それにしても押尾コータローは大したもんです。
つくづく思いました。
もちろんアコギ1本でやっていれば、
「これはあの曲と同じパターンだな」っていうのがどうしても出てきますが、
1年に1回、コンスタントにアルバムを出すんですからねぇ。
「何か新しくしなくちゃ」という重圧はもちろんあるんでしょうが、
スタッフも含め、今はそれを吹き飛ばす勢いがあって、すごくいいムードなんでしょうね!
そんな雰囲気がこのアルバムからは伝わってくるようです。
それにやっぱり上手いよなぁ!
また付録のDVDのジェイク・シマブクロとのセッションの様子も、とってもいい感じです。
今、聴きながら書いているんですが、
それにしても「DREAMING」は何気ない曲なんだけど、無理なく自然体ですごくいいなぁ。
コード感も、テンポやメロディーも実に気持ち良く、まさに「ネイチャー・スピリット」って感じです。
う~ん、この曲を弾けるようになったらいいだろうなぁ~。
いずれ是非チャレンジしてみたいものです!
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by acogihito | 2008-01-05 00:14 | ★アコギ関連 | Comments(0)