「ソロ・ギターのしらべ」との出逢いと衝撃
南澤大介先生の「ソロ・ギターのしらべ」第一弾が
発売されたのは、20世紀の終わりの2000年11月。
でもボクとの出逢いは、それより約1年後のことで、
たまたま行ったお茶の水の下倉楽器かどこかの
楽譜売場で見かけたのが始まりです。
「へぇ~、こういうのがあるのか・・」
「ギター用の特別な曲じゃなくて
普通の曲をギター用にアレンジしてあるんだね?」
「曲目がいいなぁ~、全部知ってるぞ!」
・・・というのが第一印象。
それにキャッチコピーの「練習、ライブで必ず役立つギター1本で奏でるスタンダード集」
という文字にも心が動かされました。
当時はビートルズのコピーバンドをやっていたんですが、ビートルズの曲も入ってるし、
「確かにこういうのが弾けたら良さそうだな」と思い、購入。
家に帰って、早速、譜面を見ながら付属のCDを聴いてみると・・・。
「おっ、思ったよりいい感じだなぁ、へぇ~・・」
アコギのアルバムによくあるようなカントリーっぽいとか、ブルースっぽいとかの
変なクセとか、タメとかもなく、原曲のイメージ通りのさらりとした
ごく自然なアレンジがとってもいい感じでした。
そして、ボクに衝撃を与えたのが「ボヘミアン・ラプソディー」・・。
「あんなロックの大曲を、ギター1本でどうやるんだろう?」と思っていたら、
「へぇ~!こりゃすごい!ギター1本で見事にボヘミアン・ラプソディーのインストだ!」
「そうかぁ、ギターって凄いんだなぁ~、こんな曲がこんな風に弾けるなんて思わなかった!」
改めて感じ入りました。
次にビートルズの曲。
「まあ、ビートルズは今はやるんだったらバンドでやった方がいいかもな」
というのがバンドをやっていた当時の感想。
「でも、イエスタディはこういうのもいいなぁ~!」
そしてカーペンターズの曲。
「わぁ~、いいなぁ、イエスタディ・ワンス・モア!」
「トップ・オブ・ザ・ワールドも曲の感じがすごく出てる!」
そんな感じで、CDを最後まで聴かず、ギターを取りに行って
ちょっと「イエスタディ・ワンス・モア」を弾いてみたんですが・・・。
いやぁ、譜面で見ると案外、音数も少なくて弾けそうに思ったんだけど、
そう簡単に弾けるもんじゃありませんでした。
ピックで弾くことが多かったせいか、指が思うように動かないし・・。
「そうかぁ、“練習やライブで必ず役立つ”という謳い文句でも、
“ちょっと余興でやるためにお手軽に”という訳にはいかなそうだな・・」
さらにCDの続きを聴いてみると・・。
「エンターテイナー」「ルパン三世のテーマ」「テクノポリス」「energy flow」などなど。
へぇ~、という曲ばかりが続きます。
「これはいい!これで2000円は安い!!」
「これはいつか必ず弾けるようになりたいぞ!」
ただのCD付き譜面集というつもりで買ってきたものが、とんでもない!
思わぬ見っけもんというか、ボクにはちゃんとしたCD以上の衝撃的な出逢いでした。
山崎まさよしなどを聴いたり見たりして、「やっぱりアコギはいいなぁ」と思っていたものの、
「自分がやるとしたらどういうスタイルがいいんだろう?」というのが分からなかった当時、
「ついに出逢った!これだ!」という感じでしたね。
でも、実際に「ソロ・ギター」を始めるのは、まだ、この約5年後ということになります。
というのは、その当時は、まだバンドに夢中になっていた時期でもあったので、その時は・・、
「別に焦ることはない。今はバンドをやれるところまでやってやろう。
でもいつか、バンドをやめるようなことがあったら、絶対これだな!
歳を取った時、バンドをやってるのもいいけど、
こういうギターがさらりと弾けたらかっこいいに違いない!」
・・と思ったからなんです。
その後、ビートルズのコピーバンドは、メンバーのいろいろな都合で解散。
でもボクとしては、もう少しバンドを極めたかったので、
その後にビートルズとは打って変ったスタイルの、
Jhonny, Louis & Char (PINK CLOUD)のコピーバンドに参加。
そのバンドでは、おととし(2006年)暮れに、
Jhonny, Louis & Char のドラマーだった
本物のジョニー吉長率いる「JFK」というバンドの前座を務め上げ、
それがそのバンドの卒業式という形となりました。
そして、去年(2007年)から
「ついに順番が回ってきましたね!」という感じで、
密かにずっと温めていた「ソロ・ギター」の練習を始めたってわけです。
でも、今までの勢いとか迫力が優先だったバンドとは全然違うし、
バンドだと、多少間違えても他の人がいるから案外目立たなかったりするんだけど、
ソロ・ギターだと全然違うんですよね。
1年やってみたけど、自分が思った以上になかなか上手く弾けないんです・・。
で、今年はチャンスが巡ってきた感じがしたので、
それならばと、迷うことなく、南澤先生に弟子入りしたってわけです。
それにしても衝撃を与えられた「ソロ・ギターのしらべ」の作者である
南沢大介先生に直接習えるってのは嬉しいもんだよなぁ~。
ボクにとっては、
Jhonny, Louis & Char のバンドだったら
ルイズ・ルイス・加部に直接ベースを習うようなもんだし、
ビートルズのバンドだったら
John Lennonに直接ロック魂を伝授されるようなもんですからねぇ~。
しっかり頑張りたいと思います!!
発売されたのは、20世紀の終わりの2000年11月。
でもボクとの出逢いは、それより約1年後のことで、
たまたま行ったお茶の水の下倉楽器かどこかの
楽譜売場で見かけたのが始まりです。
「へぇ~、こういうのがあるのか・・」
「ギター用の特別な曲じゃなくて
普通の曲をギター用にアレンジしてあるんだね?」
「曲目がいいなぁ~、全部知ってるぞ!」
・・・というのが第一印象。
それにキャッチコピーの「練習、ライブで必ず役立つギター1本で奏でるスタンダード集」
という文字にも心が動かされました。
当時はビートルズのコピーバンドをやっていたんですが、ビートルズの曲も入ってるし、
「確かにこういうのが弾けたら良さそうだな」と思い、購入。
家に帰って、早速、譜面を見ながら付属のCDを聴いてみると・・・。
「おっ、思ったよりいい感じだなぁ、へぇ~・・」
アコギのアルバムによくあるようなカントリーっぽいとか、ブルースっぽいとかの
変なクセとか、タメとかもなく、原曲のイメージ通りのさらりとした
ごく自然なアレンジがとってもいい感じでした。
そして、ボクに衝撃を与えたのが「ボヘミアン・ラプソディー」・・。
「あんなロックの大曲を、ギター1本でどうやるんだろう?」と思っていたら、
「へぇ~!こりゃすごい!ギター1本で見事にボヘミアン・ラプソディーのインストだ!」
「そうかぁ、ギターって凄いんだなぁ~、こんな曲がこんな風に弾けるなんて思わなかった!」
改めて感じ入りました。
次にビートルズの曲。
「まあ、ビートルズは今はやるんだったらバンドでやった方がいいかもな」
というのがバンドをやっていた当時の感想。
「でも、イエスタディはこういうのもいいなぁ~!」
そしてカーペンターズの曲。
「わぁ~、いいなぁ、イエスタディ・ワンス・モア!」
「トップ・オブ・ザ・ワールドも曲の感じがすごく出てる!」
そんな感じで、CDを最後まで聴かず、ギターを取りに行って
ちょっと「イエスタディ・ワンス・モア」を弾いてみたんですが・・・。
いやぁ、譜面で見ると案外、音数も少なくて弾けそうに思ったんだけど、
そう簡単に弾けるもんじゃありませんでした。
ピックで弾くことが多かったせいか、指が思うように動かないし・・。
「そうかぁ、“練習やライブで必ず役立つ”という謳い文句でも、
“ちょっと余興でやるためにお手軽に”という訳にはいかなそうだな・・」
さらにCDの続きを聴いてみると・・。
「エンターテイナー」「ルパン三世のテーマ」「テクノポリス」「energy flow」などなど。
へぇ~、という曲ばかりが続きます。
「これはいい!これで2000円は安い!!」
「これはいつか必ず弾けるようになりたいぞ!」
ただのCD付き譜面集というつもりで買ってきたものが、とんでもない!
思わぬ見っけもんというか、ボクにはちゃんとしたCD以上の衝撃的な出逢いでした。
山崎まさよしなどを聴いたり見たりして、「やっぱりアコギはいいなぁ」と思っていたものの、
「自分がやるとしたらどういうスタイルがいいんだろう?」というのが分からなかった当時、
「ついに出逢った!これだ!」という感じでしたね。
でも、実際に「ソロ・ギター」を始めるのは、まだ、この約5年後ということになります。
というのは、その当時は、まだバンドに夢中になっていた時期でもあったので、その時は・・、
「別に焦ることはない。今はバンドをやれるところまでやってやろう。
でもいつか、バンドをやめるようなことがあったら、絶対これだな!
歳を取った時、バンドをやってるのもいいけど、
こういうギターがさらりと弾けたらかっこいいに違いない!」
・・と思ったからなんです。
その後、ビートルズのコピーバンドは、メンバーのいろいろな都合で解散。
でもボクとしては、もう少しバンドを極めたかったので、
その後にビートルズとは打って変ったスタイルの、
Jhonny, Louis & Char (PINK CLOUD)のコピーバンドに参加。
そのバンドでは、おととし(2006年)暮れに、
Jhonny, Louis & Char のドラマーだった
本物のジョニー吉長率いる「JFK」というバンドの前座を務め上げ、
それがそのバンドの卒業式という形となりました。
そして、去年(2007年)から
「ついに順番が回ってきましたね!」という感じで、
密かにずっと温めていた「ソロ・ギター」の練習を始めたってわけです。
でも、今までの勢いとか迫力が優先だったバンドとは全然違うし、
バンドだと、多少間違えても他の人がいるから案外目立たなかったりするんだけど、
ソロ・ギターだと全然違うんですよね。
1年やってみたけど、自分が思った以上になかなか上手く弾けないんです・・。
で、今年はチャンスが巡ってきた感じがしたので、
それならばと、迷うことなく、南澤先生に弟子入りしたってわけです。
それにしても衝撃を与えられた「ソロ・ギターのしらべ」の作者である
南沢大介先生に直接習えるってのは嬉しいもんだよなぁ~。
ボクにとっては、
Jhonny, Louis & Char のバンドだったら
ルイズ・ルイス・加部に直接ベースを習うようなもんだし、
ビートルズのバンドだったら
John Lennonに直接ロック魂を伝授されるようなもんですからねぇ~。
しっかり頑張りたいと思います!!
by acogihito | 2008-01-23 22:20 | ★アコギ関連 | Comments(0)