南澤大介先生著「
ソロ・ギターのしらべ~スタジオジブリ作品集」より
「となりのトトロ」サウンドトラックの『
風のとおり道』を弾いてみました。
使用ギターは、
Yokoyama Guitars 『AR-WR #300』 です。
収録してから気づいたんですが、
力が入りすぎて、ちょっと音が痛いですね。
もっと優しく、ソフトに弾くように心がければ良かったです。反省・・・。
この曲の原曲はわりと速いテンポで、
シンセサイザーを使って、音が伸びない途切れ途切れな感じのサウンドなんですが、
ギターでもその雰囲気を出すように弾いた方がいいのか、
ピアノアレンジ曲のようにゆっくりに弾いた方がいいのか、
ボクにとってはけっこう悩む難しい曲です。

ところで、初めてこの映画を見たとき、
主人公たちが木々のトンネルを通り抜ける雰囲気、
その先にある日差しが差し込んで明るい場所が開ける雰囲気、
その他、その空気感がアニメなのにとっても良く伝わってきて不思議だったんですが、
後で、舞台が所沢周辺のイメージだったと聞いて何となく納得しました。
実はボクは小学校の頃は所沢に住んでいて、
家の近所には武蔵野の雑木林がたくさんあってその中で遊んでいたんですよね。
「となりのトトロ」の映画は、まさにその頃の雰囲気だったんです。
所沢の雑木林で遊んでいたボクとマルという犬と弟
その所沢からは中学に入って直ぐに千葉に転校。
だから当時の友達とは40年近く会っていなかったんですが、
最近、ひょんなことから再会したんです!
今からいきなり小学校のころの記憶にジャンプするという
まるでタイムスリップのような経験でしたが、
やっぱりみんな子供の頃の面影は残っていて、
あっという間に話が盛り上がり楽しい時間を過ごすことができました。
また、
2年前くらいに仕事の関係で所沢方面に行った時、
やっぱり面影がある景色を見つけると懐かしかったですね。
そして、この「となりのトトロ」のサウンドトラック『風のとおり道』を聴いても、
ボクはそんなとってもほのぼのとした懐かしい雰囲気に包まれるんですよね。

ところで、「となりのトトロ」の映画が公開されたのが1988年。
もう25年も前のことなんですね。ちょっとびっくりです。
ボクが所沢に住んでいた頃から
「となりのトトロ」が公開された年までが約15年。
今から25年前より、
25年前から見た15年前の方が遥かに昔で、
懐かしい感じに感じたものですけどねぇ・・。

(関連記述)→
南澤大介先生の「ソロ・ギター・レッスン」 千葉2の5 “風のとおり道”
→
ふるさと