
2014年4月12日(土)、
横浜・赤レンガ倉庫1号館ホールで行われた
「フィンガーピッキング・デイ2014」に行き、
12時半開演のコンテストからすべてをしっかり見てきました。
実はこの日の朝、寝坊してしまい「どうしようか」と迷ったんですが、
「どうせならやっぱりコンテストは最初から見たい」と
休みの日なのに仕事の日よりもあわただしく支度をして横浜に向かったんです。
会場では、千葉で一緒に南澤先生に習っているKさんなど顔見知りに会い、
みんなでコンテストを楽しみました。

しっかし出場される方は大したもんですよねぇ。
ボクなんか十数人の発表会でも指先が震えていつものように弾けなくなってしまうのに
しっかり演奏していらっしゃる。
もちろんかなり緊張されているんでしょうけどねぇ。
この緊張感あふれるコンテスト会場の中で演奏する、演奏できるという
それだけでも大したものだと感心してしまいます。
そして会場では観客も評価してオーディエンス賞を決めるのですが、
年々演奏技術もレベルアップしているし、
また演奏内容もアレンジもバラエティに富んでいて、好みも別れ、
評価がとても難しく、反面、とても楽しめるコンテストでした。
印象的だったのは、今回の出場者20名のうち
3名がガット・ギターを演奏されたんですが、
3名とも音圧が高く、
「ガット弦の方がスチール弦より音が大きく、ダイナミックレンジが広いのかな?」
と感じたほどでした。
演奏内容やアレンジなどのほか、
「音色」や「音圧」も随分違うもんだなぁ~と感じるコンテストでした。

表彰式では南澤先生もプレゼンターを務め、
以下の順に8つの賞が発表されていきました。
アコースティック・ギター・ブック賞 田山翔太さん
アコースティック・ギター・マガジン賞 ヤマダ大スケさん☆
TABギタースクール賞 siyohさん☆
葉山ムーンスタジオ賞(オーディエンス賞) まるやまたつやさん
オリジナル・アレンジ賞 MOMOさん☆
楽曲賞 おっくさん
優秀賞 森川敏行さん
で、上記の7つの賞のうち、
お名前に☆印を付けた3名の方がガット・ギターで演奏された方だったんですよね。
ガット勢強し!
もちろん、その他の賞を取られた方も
ボクも良いなぁ~と思った方だったのでどの賞にも納得でした。
そして、最優秀賞は・・・、MOMOさん!

写真はMOMOさんの名前が呼ばれた瞬間の表情です。
実は、最後に最優秀賞が発表される前に
そうかな?と思ってMOMOさんを狙っていたんです。
MOMOさんもガット・ギターで演奏されたんですが、
クラシック・ギター的要素のほか、ポップな要素もたくさんちりばめてあって
とっても聴きやすく、親しみやすい演奏でした。

それにしても、全20名の参加者のうち、
ガット・ギターで演奏された3名が3名とも賞を取るなんてスゴイもんですね。
ガット・ギターで演奏された方の演奏を聴いていると、
やっぱりみなさんきっちり習われている(た)方々のようで、
基本がしっかりしているのかな?という印象でした。
それに比べるとスチール弦の方は、我流が多いんですかねぇ。
それと普段、ライブなどではピックアップを通して演奏されているようで、
フィンガーピッキングデイ・コンテストの「生音、マイク録り」に弱いのかもしれません。
そんな印象でした。

そして第二部は審査員も務められたプロの方々の模範演奏。
南澤大介先生、岡崎倫典さん、打田十紀夫さんとステファン・グロスマンさんです。
それぞれの持ち味が生かされた素敵な演奏でした。
それと南澤先生とステファンさんは生音、マイク録りで
コンテストと同じ条件だったんですが、音がイイんですよね。
やっぱりアコギは「生音」で良い音を出したいですよねぇ。
エレキギターも弾いていたことがある身としては特にそう感じます。

さて、終了後は、途中合流したMさん、Oさんと共に
懇親会にも参加しました。
いや~、楽しかった!
コンテストに参加された方々、
受賞された方々、
そして審査員でも参加されたプロの方々、
さらにこのイベントに尽力してくださっているモーリス関係者の方々、
いろんな人がみんな一緒になってワイワイやれたのが最高でした。
また来年も見に来たいもんです!
ありがとうございました!!

割と平均年齢は高いんですが、みんな少年のよう? (笑)