11月26日、東京・国立の「はっぽん」というお店で行われた
中川イサトさんのライブに行ってきました。
「はっぽん」というお店は、今年30年目のカントリーがメインのお店だそうで、
店内の照明にはテンガロンハットがかかっていたり、こじゃれた雰囲気。
お客さんの年齢層も高く、ボクなんか若造の口。
しかも、イサトさんの曲を聴きはじめてから、まだ数年ですから、
全くの新米って感じです。
それにしても、イサトさんのライブってのは面白いもんです。
トークも含め独特の「間」がいいんですよね。
この日は、3分の2が歌モノというライブで、
ソロ・ギターが好きでイサトさんを聴きはじめたボクとしては、
知らない曲が多かったんですが、
イサトさんの歌って、すごく上手いという感じはなしないんですが、
「味」があるんですよね。
実はボクは、この手の歌って、もともと、そんなに好きじゃなかったんですが、
独特の「間」と「味」でグイグイ引き込まれてしまうんです。
そして、「いいなぁ~、こういうのも」と思っちゃうんですよね。
歌の部では、古橋一晃さんがサポートで入って、
これまた実にいい雰囲気でした。
ところで、この日のイサトさんのギターは、
ストリングベンダーの付いたマーチンの000-18。
ストラップをストラップピンになっているベンダーのレバーにひっかけて引っ張ると
エンドピン下に伝わり、2弦を引っ張って、チョーキングしたようになる仕組みのようです。
この日のライブはこれを多用していてとても面白かった。
いやぁ、なんか実にゆったりと「間」と「味」のイサトワールドに浸ることができました。
イサトさん、一晃さん、どうもありがとうございました。
# by acogihito | 2011-11-28 21:06 | ★アコギ関連 | Comments(2)