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温故知新

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 2019年2月16日に発売が開始された
 『カントリー・ブルース・ギター Special (シンコーミュージック刊)
 という本を
 翌日のきょう
 日本郵便の方が配達してくれました。

 「ヴィンテージ・ギター・ギャラリー」から始まって
 「カントリー・ブルース・ギターの100年」
 「12人のレジェンド(ブルースマンそれぞれの物語)」
 「Basic Playing Style」
 「打田十紀夫の Advanced Playing Style」と、
 カントリー・ブルースの中でも
 ギターと奏法に特化した本です。

 やっぱり、カントリー・ブルースは、
 ギターミュージックのルーツのひとつですもんねぇ。
 知っておきたいということで購入しました。

 
 一方、
 折りしも『ギターマガジン』の2月号の特集は、
 アメリカ発祥のもうひとつの音楽
 「カントリー&ウエスタン」なんですよね。

 やっぱりこちらもギターを中心とした記事で、
 100年の歴史も語られています。

 ブルースは黒人の音楽、
 カントリー&ウエスタンはと白人の音楽と、
 ルーツは人種によって分かれていますが、
 同じアメリカの中で、
 やっぱり影響しあいながら、
 意識しながら
 発展してきたんだろうなぁ~思います。
 
 呼応するかのような両誌を読むと
 100年の歴史と進歩が補完しあい
 つながるという
 ギター好きには
 とっても興味深い内容になるんです。

 温故知新。
 それにしても面白い偶然です。
 今、ギターに関しては、
 新しいことよりも
 ルーツを探りたくなる時期なんでしょうかねぇ。
 

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by acogihito | 2019-02-18 23:27 | ★アコギ関連 | Comments(0)  

構造と木材

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 1月はなんだかんだと忙しく、
 ほとんどギターを弾けない日々が続きましたが、
 2月に入って、とりあえず前半は
 ゆっくり弾く時間もできて
 ホッとしております。

 ふぅ~・・。

 そんな時に発売された
 『アコースティック・ギター・ブック 48』が、
  (シンコーミュージック・エンタテインメント刊)
 これまたいいですねぇ!

 特集は「構造と木材」。

 かつて、ライバル誌の
 『アコースティック・ギター・マガジン』に
 「木材」という特集があって
 感心したことがありましたが、
 この特集はそれにギターの構造を加えて
 一歩進めた感じです。

 ギターの構造、
 ブレイシングについては
 ある程度知っているつもりでも
 ブリッジの材による違いまでは
 知りませんでした。

 なるほど、勉強になります。

 惜しむらくは、
 「材と音色の関係」の
 ギター弾き比べですね。
 『アコースティック・ギター・マガジン』のように
 付録にCDでもあれば、
 その「音」を聴き比べたいところでしたが、
 コメントによる比較だけだったのが
 ちょっと残念と言えば残念かなぁ。


 ところで、この特集では、
 以前も感心したことがある菊池真平さんという方が
 多くの記事を書かれています。

 良い仕事をしてますなぁ~!
 
 編集後記には
 「本格的に木材と構造を掘り下げていけば
 1冊でも足りないほど描くべきことが多い」
 なんて書いてありましたから、
 いずれ、ぜひとも
 1冊にまとめたムックとして
 出版されることを望みます。

 改めて、
 ギターの木材と構造の関係を
 もっと知りたくなりました。


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 ちなみに
 ボクのヨコヤマギターのブレイシングは、
 表が「X+ラティス・ブレイシング」
 裏が4本の「ラダー・ブレイシング」。

 余計な余韻が鳴り過ぎず、
 ソロ・ギターには
 とっても弾きやすいギターです。


 

by acogihito | 2019-02-11 23:48 | ★アコギ関連 | Comments(2)  

セルマー/マカフェリ・ギター

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 セルマー/マカフェリ・ギター。

 初めて見たのは、いつ頃だったでしょうか?
 そんなに前のことではなかったと思います。
 ソロ・ギターを始めてから、
 この10年ぐらいの間に
 どこかで写真を見たんだろうと思います。

 その時の印象は、
 「変な恰好のギター」というもの。

 なんていうか、
 映画「モンスターズ・インク」か、 
 「トイ・ストーリー」の中に
 こんな感じのキャラクターがいなかったっけ?
 そんな印象でした。

 それまでギターといえば、
 アコースティック・ギターとエレキ・ギター、
 それにクラシック・ギターくらいしか知りませんでした。

 それがソロ・ギターを始めてからは、
 さまざまなギターの存在を知り、
 その謎を解明する機会も得たんです。

 例えば「ハープギター」だったり、
 「リゾネーターギター」だったり、
 「古楽器」や「リュート」だったり・・。

 で、今回、
 「アコースティック・ギター・マガジン Vol.78」の記事によって、
 「セルマー/マカフェリ・ギター」の謎を
 少しだけど知ることができました。
 

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 そうかぁ、1930年代に
 フランスで誕生したギターだったのかぁ~。
 セルマーというのが会社の名前で
 マカフェリという人が作ったギターなんですね!

 極端にでかいサウンドホール(Dホール・モデル)と、
 逆に小さいサウンドホール(オーバル・ホール・モデル)のギターがあるけど、
 どちらも同じセルマー/マカフェリ・ギターということも
 今回初めて知りました。

 それにしても何とも不思議な形・・。

 フランスって、
 昔のシトロエンもそうですけど、
 人知を超えたようなデザインをすることがありますよね。


 いやぁ~、それにしても
 アコースティック・ギター・マガジン、
 ありがたい雑誌です。

 今、いろいろな情報がインターネットで調べられて
 雑誌業界は大変だそうですけど、
 やっぱり雑誌はありがたいものです。

 今回の記事には、
 先日CDを発売した「DEPAPEKO」や村治佳織さん、
 そして、セルマー/マカフェリ・ギター関連の試奏に
 藤原さくらさんも登場。

 惜しむらくは
 その試奏の様子、その音が、
 付録のCDに収録されていれば
 もっと良かったんですけどねぇ。
 
 セルマー/マカフェリ・ギター。

 その歴史や構造的な特徴は、
 今回の記事で分かったんですけど、
 肝心の音がわからなくて
 ジャンゴ・ラインハルトが
 「ピアノのような音」と形容した
 その音を聴いてみたかった。 

 まあ、そこは雑誌に頼らず、
 自分でネット検索してみようかな。

 う~ん、ギターの世界は深いなぁ~。
 

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by acogihito | 2018-10-30 23:05 | ★アコギ関連 | Comments(2)  

ストラディヴァリウスのギター

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 『修復家だけが知る ストラディヴァリウスの真価』  (毎日新聞出版)

 何気なく読んだ本ですが、
 予想以上に面白かったです。

 著者は、
 ヴァイオリンの修復などで世界的に知られる中澤宗幸さん(67)。
 これまでに3万挺を超えるオールド・ヴァイオリンと
 関わってきたそうです。

 「ストラディヴァリウス」とは、
 イタリアの楽器職人アントニオ・ストラディヴァリ(1644-1737年)が
 製作したヴァイオリンなどのこと。

 300年も前の楽器。
 何億円もするヴァイオリン。

 歴史的で
 あまりに高価過ぎて
 ボクには全く関係のない
 別世界のように感じていたんですが、
 やはり同じ木でできた弦楽器だけあって、
 ギターと共通する話がいっぱいあるんですね。

 本には約300年前、
 イタリア北部の町・クレモナで、
 ストラディヴァリが現役で活躍していたころの様子が
 推測も交えてですが
 生き生きと描かれていて、
 絵でしか見たことがない
 長髪で気難しそうな遠い歴史的人物が、
 「TOKYOハンドクラフトギターフェス」に出展している
 ギター製作家(ルシアー)のように
 グ~ンと身近に感じることができたんです。

 どういう木を使うか、その杢目は?
 どういう塗装をするか、
 倍音が響くねぇとか、木の経年変化がどうとかこうとか、
 なんか、ギターと全く同じなんですよね!

 さらに
 クラシック音楽が最新だった当時、
 時代のニーズや演奏家の求めに応じ、
 仕様が微妙に変化していくのも
 ギターと同じなんです。

 なんていうか、
 ヨコヤマギターズ横山さんたちに聞いた話や、
 日本の長野周辺の景色と重なって
 300年前のイタリア・クレモナでの出来事が、
 つい最近の話のように感じることができました。


 ところで、
 ストラディヴァリウスは、
 製作された当時から人気だったそうですが、
 ほかにも人気のヴァイオリンはあって、
 100年後くらいの時は
 まだほかのヴァイオリンの方が
 人気が高かったくらいだったそうです。

 ところがさらに時代が移り、
 ヴァイオリンへの要求が変わってくると
 生き残れないヴァイオリンも出てきて、
 そんな中、ストラディヴァリウスは、
 価値はどんどん上げていったそうで、
 今じゃ数億円以上!

 でも考えてみれば
 マーチンやギブソンなどのヴィンテージ・ギターは、
 100年弱の時間を経て100万円くらいするわけですけど、
 この先、さらに100年、200年と時代を生き抜いていけば、
 それはやっぱり凄い価値になるのも分かるような気がします。

 今あるギターの中に
 将来、ストラディヴァリウスのようになるギターが
 あるのかもしれませんよね。


 ところでストラディヴァリは、
 93歳の生涯で、約3000挺の楽器を作ったといいます。

 その中には、ヴァイオリン以外に
 チェロやヴィオラはもちろん、
 マンドリンやハープ、
 「ギター」も作ったそうです。

 へぇ~!
 ストラディヴァリウスのギター!

 どんなのだろう!?

 そういえば横山さんも
 ウクレレも作りますし、
 「ヴァイオリンも作ったことがある」
 と言っていました。

 いろいろな弦楽器に挑戦し、
 学び、経験を積むんですね。
 そんなところも似ています。


 ところで、
 ストラディヴァリのギター、
 現存して演奏可能なギターが1本あるだそうです。

 しかも動画がありました!

 それがこちら! ( ↓ )




 おお、ちゃんと鳴るもんなんですね!
 すごいなぁ~。
 300年前のギター!!
 
 温かみがあって、ふくよかで
 でも、スチール弦的な硬い響きもあって
 なんかこう、
 自分の好きなジャンルの演奏ではないとか、
 そういうものを超越した高貴な響きに
 魅了されてしまいます。

 やっぱりこうなると
 超ヴィンテージなありがたみも
 分かるような気がしますねぇ。

 博物館にあるような楽器を
 普通に弾いているんですからねぇ。

 そうすると
 ジャンルを問わず
 現存して演奏可能な楽器って、
 どのくらい古いものがあるんでしょう?
 なんて興味も湧いてきます。


 いやぁ~、
 思いがけない発見があった
 素晴らしい本でした。

 ちなみに、
 「ストラディヴァリウス」というのが楽器の名前で、
 「ストラディヴァリ」が楽器製作者の名前。
 楽器のラベルにそう書いてあるんだそうです。

 なんかこの辺もギターと同じで、
 「ヨコヤマギターズ」がギターのブランド名で
 「横山 正」が製作者の名前って感じみたいですよねぇ?

 あと
 「ストラディヴァリウス」は、
 略すと「ストラディ」、
 フェンダーのエレキギター「ストラトキャスター」を
 「ストラト」と略すのと似ていて、
 これもまた親近感が湧きました。

 それから、へぇ~って思ったのは、
 ギターは1本、2本と「本」で数えますが、
 ヴァイオリンは1挺、2挺と、
 「挺」で数えるもんなんですね。

 いろいろ勉強になりました。
 ありがとうございました!!


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by acogihito | 2018-10-23 23:05 | ★アコギ関連 | Comments(0)  

人間と音楽の関係って??

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 『音楽の感動を科学する
  (福井 一 著/化学同人)
 『心を動かす音の心理学
  (齋藤 寛 著/ヤマハミュージックメディア)
 という本を読んでみました。

 どちらにも
 音楽は人間にとって何なのか?
 音楽が人間の行動にどう影響するのか?
 などが書かれています。

 そして
 「文字のない文化はあっても
 音楽のない文化はない

 ということが書かれています。

 どうやら
 人間にとって音楽は、
 文字よりも大切な
 基本的な行動の一つのようです。

 生きていく上で
 必要不可欠とは思えない音楽がなぜ?

 両書では、それを
 いろいろな側面から語っていますが、
 やはり究極は、人と人の結びつき、
 社会的結束力の強化のようですね。

 原始の時代、
 人々はリズム中心の音楽で
 高揚し協調し、
 狩りや漁をしていたのではないか?

 産業革命以降、
 音楽は社会構造の変化とともに複雑に発展しているなど
 社会と音楽の関係についても語っています。

 また、
 音楽は人を操ることができるとして、 
 宗教の結びつきや
 政治の関係についても語っています。

 例えば、
 ナチスは音楽を支配することによって
 自らの政策を国民に浸透させた、など・・。

 さらに
 お店などに流れるBGMのあるなしや種類によって
 人間の行動がどう変化するか、などなど。

 そこには
 人間の脳の働きと密接な関係があって、
 音楽を聴くとさまざまな物質が脳から分泌されて
 人間の感情に訴えるのだそうです。

 そんなことが分かってくると、
 ブルースやロックが生まれたわけ、
 労働歌や反戦歌の意味なども
 なんとなく納得です。

 近年、音楽は、
 医療や教育で応用され、
 さらに心のメカニズムの解明にもつながると
 研究が重ねられているそうです。

 それでも、
 そもそもどうして
 人類は音楽を持っているのか?
 その起源は?など、
 まだまだ謎が多いのも
 音楽なんだそうです。

 ところで、この2冊は、
 一方が大学教授の福井 一氏、 
 もう一方が音環境コンサルタントの齋藤 寛氏
 というお二方がそれぞれの立場から書かれていますが、
 両書は呼応・補完するようで
 どちらか一方ではわかりにくかったことが
 もう一方を読むことで良く分かったりするんです。
 
 ギターを通じて、
 日々音楽に親しんでいるボクにとっては、
 とっても興味深いことが書かれていた2冊でした。
 

by acogihito | 2018-09-10 23:05 | ★アコギ関連 | Comments(2)  

ソロ・ギター・ネクスト・ジェネレーション

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 2018年8月24日、
 リットーミュージックから発売された
 新しいソロ・ギターの楽譜集
 『SOLO GUITAR NEXT GENERATION
 を買ってみました。

 そのHPには
 こんな謳い文句が書いてあります。

 =========================
 南澤大介『ソロ・ギターのしらべ』、
 岡崎倫典『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集』
 といったロングセラーを生み出してきたリットーミュージックがおくる、
 次世代のためのソロ・ギター曲集が満を持して登場です。
 =========================

 『SOLO GUITAR NEXT GENERATION
 ~フィンガースタイリストのための新世代名曲20~

 なるほど、
 次世代のためのソロ・ギター曲集、
 新世代名曲かぁ~・・。

 旧世代のボクは、
 南澤先生の
 『ソロ・ギターのしらべ』や
 岡崎倫典さんの
 『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集』は、
 収録曲の90%は知っていたけど、、
 こちらでは90%くらいしか知らないんですよね・・(泣)。

 でも、
 アレンジを担当した井草聖二さんが
 いい仕事をしているな、ってのはわかります。
 変に特殊奏法に頼らず、
 的確なアレンジをしているように思うんです。

 「はじめに」の文章を読んでみると、
 井草さんは、南澤先生の
 『ソロ・ギターのしらべ/スタジオジブリ作品集』で
 練習を重ねてきた、なんてことが書いてあります。

 『ソロ・ギターのしらべ/スタジオジブリ作品集』
 が発売されたのが、2005年。
 もう13年も前ですから、
 井草さん、まさにネクスト・ジェネレーションなんですね!

 ボクは、収録曲の90%を知らないけど
 90%以上知っている若い世代が、
 ボクが「ソロ・ギターのしらべ」第1作で受けたのと同じような
 衝撃と感動を受けるのかなぁ~
 受けてくれるといいなぁ~
 と願ってやみません。

 と、その一方で、
 旧世代向けの
 「ソロ・ギターのしらべ」の新作も
 そろそろ欲しいなぁ~、
 出してくれませんか?なんて、
 それも願ってやみません。


by acogihito | 2018-08-27 23:11 | ★アコギ関連 | Comments(0)  

楽器学

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 猛暑続きで、すでにバテバテの2018年夏。
 本来なら天気のいい日は外に出て遊びたいところでもあるんですが、
 今年は冷房の効いた家の中でジッとしています。

 なので読書の秋ならぬ
 読書の夏となっているんですよね。
 だけど本屋に買いに行くのも暑いので
 Amazonにお願いして・・。
 宅配屋さん、ありがとうございます。

 そんな中、購入したのが
 「楽器学入門」という本なんです。

 楽器学・・。

 今までも「楽器の科学」や
 「楽器の歴史」という本は読んだことがあって
 この「楽器学入門」も
 そんな感じのタイトルの本かと思っていたら
 「楽器学」という学問が本当にあるんですね。

 楽器の発音方法や構造、
 使われ方、誕生から現在までの歴史など
 楽器の個性を学ぶ学問が「楽器学」なんだそうです。


 こうして楽器学の本を読んでみると
 楽器は産業革命の工業技術の発達によって
 グンと進化したもので、
 長い歴史から見ると
 比較的「最近」のことなんですね。


 そして、
 正確なピッチ、均一で美しい音などが
 得られるようになったのだそうです。

 なるほど、
 それ以前はチューニングを合わせるのも
 大変だったのかもしれません。


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 本の中には「ギターの歴史」に関する章もあります。

 以前読んだ「図説 ギターの歴史」では
 「弦」の進歩(巻弦の発明)が
 ギターを進化させたことが書いてありました。

 確かに羊の腸からナイロンになり、
 スチール弦になったのも
 技術の進歩ですもんね。

 そうすると
 エレキギター→電子楽器は当然の流れで、
 今後も新たな技術が発明されて、
 楽器もどんどん進化、
 そして変化していくんでしょうね。

 ギターもどうなるのか?
 楽しみです。

 それにしてもギターに興味を持ったおかげで、
 いろいろな方向に興味が広がるもんですねぇ~。



by acogihito | 2018-08-13 23:17 | ★アコギ関連 | Comments(4)  

いつかは弾きたい『アルハンブラの想い出』

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 今まで考えもしなかった曲を
 「弾いてみたい」
 「弾けるようになってみたい」
 と思うようになりました。

 トレモロ奏法が印象的な
 クラシック・ギターの名曲、
 『アルハンブラの想い出』です。

 ずっと「憧れ」はあったんですが、
 自分が弾くなんてとてもとても、
 考えもしない遥か彼方の曲でした。
 
 それだけに
 「弾いてみたい」と思えるようになっただけでも
 自分自身で驚きであり
 「成長したなぁ」と実感もしています。

 だけどどうすれば?
 
 そういえば以前、
 「アルハンブラの想い出・1曲完全マスター
 というDVDがあったなぁ~と思い出し、
 Amazonで検索してみると、
 新品はすでになく、
 中古品が6000~7000円も・・・。
 けっこう高価になってるんですねぇ・・。

 「弾きたい」と思っても
 「今すぐ」ではないし、
 そうすると、いらないかなぁ~・・・。
 

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 と、半ばあきらめていたら
 「ソロ・ギターのしらべ」の姉妹本のような、
 『クラシック・ギターのしらべ/アンコール編』という楽譜集に
 「アルハンブラの想い出・1曲完全マスター」のDVD
 そのもののが付いていることを知り、
 即効、買ってしまいました。
 
 欲しかったDVDに加えて、
 20曲の楽譜集とCDも付いて3240円!
 今のボクにとってはお徳用です。

 早速、DVDを見てみると著者の斎藤松男先生が、
 「簡単に弾けるような曲ではありませんが、
 ビデオの収録順に従って一つ一つクリアしていけば、
 いつしかあなたのものになるでしょう」
 なんて嬉しいコメント!

 これは時間をかけてゆっくりと練習していけば
 いつか弾けるようになるかもしれません。

 そう考えると
 またまた楽しみが増えました!
  
 ただ、その前に、
 ガット弦のギターも
 やっぱり欲しいなぁ~

 そうやってあれこれ考えるのも
 楽しみひとつですよね!
 

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by acogihito | 2018-08-06 23:04 | ★アコギ関連 | Comments(0)  

21世紀のギター

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 最新号の
 「アコースティック・ギター・マガジン Vol.77(2018年夏)」の
 特集記事「世界の名匠100」は、
 とっても興味深く勉強なる
 まさに永久保存版ですねぇ。

 スチール弦のアコースティック・ギターの歴史も
 ボクが体感した記憶と共に改めて確認できる感じです。


 例えば、ボクが初めてギターを買ったのは1976年、
 「トーマス」というブランドでした。
 まだ「アリス」や「かぐや姫」といったフォーク系の歌が流行っていたころで、
 その頃、ギターと言えばマーチンやギブソンの定番モデル!
 でも、1ドル300円の時代ではとても手が出せるものではありません。
 そこでヤマハやモーリスの良くできたコピーモデル。
 それさえ手が出せない人が「トーマス」とか「トムソン」などの
 委託生産の安いコピーモデルを買ったものでした。

 でも当時はコピーモデルでも
 大きな会社が分業で作っているという認識で、
 個人製作のギターもあったんでしょうが、
 それは「クラシック・ギター」的なイメージでした。

 その後1980年代は電子楽器に押され、
 アコースティック・ギターは影の存在に後退。
 ボクもバンドをやったり
 初期の打ち込みにハマったりしていました

 記事によると、
 そのアコースティック・ギター界に
 劇的変化が起きたのは、ここ20~30年のことで、
 アメリカを中心に世界中で
 「個人製作家が活躍するようになった」んだそうです。

 今では大手メーカーとなっていますが
 テイラー・ギターのボブ・テイラーが、
 オリジナル・デザインの「グランド・オーディトリアム」を
 発表したのが1994年といいますから、
 ちょうどその頃から劇的な変化が始まったんでしょうかねぇ?

 日本では
 「アコースティック・ギター・マガジン」の第1号発売が1999年
 「ソロ・ギターのしらべ」第1作が発売されたのが2000年で、
 テイラーを研究してフィンガー・ピッキング用に開発した
 モーリスの「Sシリーズ」の発売が2001年から。
 そして押尾コータローさんのメジャーデビューが2002年

 ボクがソロ・ギターというジャンルを知り、
 「いつかは弾けるようになりたいなぁ」と
 思い始めたのもちょうどそのころでしたから、
 そんな流れに見事に乗って、
 すっかりハマってしまったってわけなんですね。

 そして日本のギター個人製作家の祭典
 「TOKYOハンドクラフトギターフェス」に
 ボクが初めて行ったのが2007年
 2005年から始まったそうですから、
 まだ3回目の時で
 日本でも個人製作家のギターが
 盛り上がり始めた頃だったんですね。

 20世紀初頭からマーチンを中心に進化し始めた
 スチール弦のアコースティック・ギターは、
 途中、エレキ・ギターの台頭するなど
 20世紀終盤には一時衰退したように見えたものの
 21世紀に入ってギターの個人製作家が隆盛。
 職人技が輝き、アートの領域にも達する 
 ソロ・ギター用のギターが生まれたことで
 アコースティック・ギターの可能性が広がってきた感じです。

 今はエレキ・ギターが衰退し、
 「ギブソンが倒産」なんてニュースがあったりして
 攻守入れ替わったようで時代の流れを感じます。


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 特集記事「名匠100人」には、
 アメリカのギター製作家が多いんですが、
 ボクのギターを作ってくれた横山 正さんも掲載されていました。

 ボクが横山さんのギターを初めて見て
 「こんなにシンプルで美しいギターがあるのか!」
 と新しいタイプのギターを知り、
 魅了されたのも必然だったのかもしれません。

 横山さんがモーリス・ギターから独立し、
 ヨコヤマギターズを立ち上げたのが2006年で、
 記事の中には横山さんの後を継ぎ、
 モーリスの手工部門を引き受ける森中 巧さんが
 日本の大手メーカーでは唯一載っていました。

 このお二人、
 「会社」という立場ではライバルでもあるんでしょうが、
 それ以上に職人同士の先輩後輩として信頼関係があるようで、
 お二人が話す姿はとても美しいんですよね。

 去年9月
 松本で開かれた南澤先生のライブ
 そんな貴重な場面に遭遇し、
 一緒に写真を撮ってもらいました。


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 これまでの
 木材、ピックとネイル、インレイ、弦の特集に加え
 今回の特集記事は、
 いろんなギター製作家さんを知る上でも
 21世紀のギターの系譜を知る上でも
 非常に貴重な永久保存版になりそうです。


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by acogihito | 2018-07-30 23:43 | ★アコギ関連 | Comments(2)  

4年後ってわけじゃないけど 今後の目標

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 始まる前はいろいろ言われていたけれど、
 なんだかんだでとっても良かった
 ピョンチャン・オリンピック。
 頑張った選手の皆さんは、また4年後に向け
 目標を定めて練習に励むんでしょうね。


 一方ボクはと言えば
 今後の目標として、
 今までやっていなかった
 アコギの
 ハイテク・プレイにも挑んでみたい!と思って、
 『絶対にわかる!弾けるハイテクアコギプレイ
 という本を買いました。

 DVD付きで2400円!

 かつてのVHSビデオの時代を知っている身としては
 映像付きでこの値段は驚きです。

 著者の松居悠太さんは存じ上げないんですが、
 (松井祐貴さんなら知っていますが)
 ネイルアタックやオープンチューニングなど
 ボクが知りたいと思っていたハイテクプレイが
 映像でもしっかり解説されていて
 なかなかいい感じです。

 今後、徐々にではありますが、
 そういうテクニックも身につけ、
 押尾さんの曲も
 演奏できるようになってみたいと思っています。
 
 4年後には間に合うかな?


★ ところで、どうでもいい話ですが・・・

by acogihito | 2018-02-26 23:07 | ★アコギ関連 | Comments(0)