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オーマガトキ(OMAGATOKI)って?

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 アコースティック・ギター関連のCDを買い集めているうちに
 「オーマガトキ」というレーベルのCDが何枚にもなってきました。

 「オーマガトキOMAGATOKI)」・・・。

 だけど、「オーマガトキ」って、一体、どういう意味なんでしょうねぇ??
 辞書で調べても、インターネットで調べても、
 会社のホームページを見ても、出ていません。

 オー・マガトキ? オーマ・ガトキ? オーマガ・トキ? オーマガト・キ?
 第一、「何語」なのかもわかりません。
 英語? イタリア語? ポルトガル語?

 う~ん、「オーマガトキ」って何だろう?
 どういう意味なんだろう??
 その由来は???
 気になって気になって仕方ありません。


 そこで、株式会社オーマガトキに、メールで問い合わせてみました。

 そうして、返ってきた答えには、感動の物語がっ!!

 なるほどぉ~っ! そういう意味だったのかぁ~~っ!!


 ・・・以下、そのメールからの転載です。


 ご質問の社名の由来ですが、
 当社の発足時にライセンスしていた「Crepuscule(クレプスキュール)」という
 ベルギーのレーベル名と関係がございます。

 このクレプスキュールというレーベルは、レコードをひとつの文化と捉え、
 メジャーではできないミニマムだけれども大切な音楽を発売しているレーベルでした。

 当社はそのクレプスキュールの姿勢を日本でも展開したいという
 先代社長の意図によって発足し、
 その際にクレプスキュールともライセンス契約を行いました。

 そのCrepusculeが「夕暮れ」を意味するフランス語だったため、
 それを日本語に置き換える際に、「夕暮れ(黄昏時)」を意味する古語として、
 「逢魔が時・大禍時(おうまがとき)」という言葉が選ばれました。

 漢字で書いてしまうとあまり明るい感じではないのですが、
 夕暮れ時は一日が終わりかけて最も充実している時間でもあります。
 
 また、音楽作品に出会うことは、
 そうした一つの魔でもある(音楽に触れて人は変わることができる)
 という意味も含まれているようです。

 少し長くなってしまいましたが、
 当社の「オーマガトキ」という社名にはそのような意味が込められております。



 なるほどぉ~!そういう意味だったのかぁ~!!

 広辞苑によると、「逢魔が時」とは、

 おうま‐が‐とき【逢魔が時】
  (オオマガトキ(大禍時)の転。禍いの起る時刻の意) 夕方の薄暗い時。たそがれ。
  おまんがとき。おうまどき。


 なるほどねぇ~。

 「オーマガトキ」とは、「逢魔が時」。
 「たそがれ時」を意味する日本語。
 そんな日本語があることさえ知りませんでした。

 そして、「悪魔に逢う」ということに
 「音楽作品との出会い」の意味合いが込められていたんですねぇ。

 なるほどぉ~、「深い」し、「味」があるなぁ~。

 疑問が解決して、すごくホッとしたのと同時に、
 先代社長の心意気、レーベルとしての心意気までわかって、
 「オーマガトキ」にすごく親しみを感じてしまいました・・・。


*     *     *


 ところが、ですよ。
 そうなってくると、もう一つ、気になってくるのが、レーベルのマークです。

 「オーマガトキ」が、「逢魔が時」だとして、
 このマークは一体、何を表わしているんでしょうか?

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 小さくて良くわからないんですが、
 大空へ向かって女の人がピストルを構えているようにも見えるし、
 マイクを持って熱唱しているようにも見えます。
 まさか、箸を持って何かをつまもうとしている訳ではないだろうけど・・。

 でも、「逢魔が時」と、どんな関係があるマークなんでしょう??
 思いつかない!

 そこで、お礼の返信メールのついでに、さらに疑問を投げかけてみました。

 そうしたら・・・・、


 早速ですが、ご質問に回答申し上げます。
 このマークは、人が手を差し伸べて夕暮れの陽射しを避けている姿を現しています。

 デザインを担当したのは、ノルウェーの
 KIRKELIG KULTUR VERKSTED(シルケリグ)というレーベルのデザイナーで、
 かつてこのレーベルともライセンス契約をしていました。

 拡大したロゴをお送り致しますので、ご参考戴ければと思います。



 そして、こちらがマークの拡大図。

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 なるほど!
 「眩しいっ!」って、手で光をさえぎっているところだったんですね!!
 顔も横にそむけて、向こうを向いている感じです。

 いや~、なんか、とってもすっきりした気分!!

 それにしても「オーマガトキ」のインフォメーション担当のUさん、
 野暮な質問に丁寧にお答えくださり、本当にありがとうございました。


*     *     *


 ところで、「オーマガトキ」って、全国に350店の店舗を持つ日本最大のレコードチェーン店、
 (株)新星堂が1984年に設立した独立系レコード会社なんだそうです。

 1984年かぁ・・・。
 そんなに前からあったんですねぇ。

 ちょうどそのちょっと前の学生の頃、「新星堂」といえば、
 千葉の新星堂の練習スタジオで、バンドの練習をしてたっけかなぁ~。

 そして、日本のメジャー・レーベルが紹介する世界各国の音楽はごく一部にすぎない
 ということで、ジャンルを越え、内外を問わず未だ知られざる音楽や埋もれたままの名盤、
 心に残る素晴しい作品を紹介している会社なんだそうです。

 そうかぁ~、今までどっちかというと、メジャー・レーベルのCDばかり聴いていたから、
 「オーマガトキ」なんて知りもしませんでした・・。
 なんだか、とっても申し訳ないような気持ち・・・。
 でも、同時に、今になって、ようやく知ったとはいえ、
 そんな心意気のレーベルが存在することを知り、嬉しく思います。

 今やメジャー・レーベルでもCDの売り上げが落ちてくるような厳しい時代。
 でも、頑張って、これからも素敵なCDを、音楽を、どうぞよろしくお願いします!

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by acogihito | 2008-06-16 12:53 | ★アコギ関連 | Comments(16)  

カホンって?

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それは一見、「ごみ箱」のようにも見えるけど、
もちろん「ごみ箱」ではなく・・・、


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「スピーカー・ボックス」のようにも見えるけど、
「スピーカー・ボックス」でもありません。


 「じゃあ、何?」といえば、

 これは「カホン(Cajon)」という楽器です。



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 実はボクは、この「カホン」という楽器を、つい最近まで知らなかったんですけども、
 一見、ただの「箱」のようで、これはなかなか「優れモノのパーカッション」なんですよね。

 仕組みとしては、箱の1面(穴の反対側)に、
 ギターの表板のような薄い板が張ってあって、そこが「打面」になってます。

 で、この箱にまたがって座って、
 打面の中心近くを叩けばバスドラのような低い音がして、
 端っこを叩けばスネアのような高い音がするという
 「携帯型アコースティック・ドラムセット」とも言えるような楽器なんです。
  (打面の裏側にはスネア・ドラムのような響き線が張ってあって、それによっても音が変わる)

  (デモ演奏をご覧ください→ こちら。 これもすごい! )

 これをソロ・ギターと上手く合わせて使えば、なかなかいいんじゃないかなぁ~と思って、
 今、ちょっと興味を持っているんです。

  (こんな感じかな? こちらはソロ・ギターじゃないけどいい感じ。 この子はすごい!)
 
 例えばソロ・ギターにアレンジされたロック曲を弾く場合、
  (南澤先生アレンジの「天国への階段」や「ボヘミアン・ラプソディー」「いとしのレイラ」などを弾けるようになれば・・・) 
 友達に、この「カホン」でドラムの代わりに参加してもらっても楽しいかも!
 なんて思っているんですよね。


 (関連記述)→ 「Cajonito (カホニート)、買ってみました!

by acogihito | 2008-06-09 23:22 | ★アコギ関連 | Comments(10)  

TOKYO ハンドクラフトギターフェス 2008

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 東京・錦糸町駅前の「すみだ産業会館サンライズホール」で開かれた
 「TOKYO ハンドクラフトギターフェス 2008」に行ってきました。

 約70のメーカーやお店が出店する
 「都内で唯一のハンドクラフトギターを中心とした弦楽器・関連パーツの祭典」ということで、
 普段、なかなか見ることができないギターなどが、一堂に会するイベントです。

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 まずは、いつかは欲しいと思っている「横山ギター」のブースへ。

 「横山ギター(Yokoyama Guitars)」は、
 南澤先生の「S-121sp」をはじめ、中川イサトさんの「S-155」など、
 数々の名器を生み出してきた元・モーリスギターの手工家である横山 正さんが、
 自身の足跡となるギターが作りたいと、2006年7月に独立して立ち上げたブランドです。

 今回は、ニューモデル(上段左2つの「NYタイプ」、下段左2つの「SJタイプ」)
 も発表されていて、益々、意欲的になっている様子が伺えました。 

 実は横山ギターに関しては、以前、
 数少ない取扱店であり、店頭に展示もしてあるという
 池袋の楽器店へ行ったんですが、
 店員さんにあまりいい対応をされず、
 「ここでは買わない!」と心に決めちゃったんです。

 その後も取り扱い店であるはずの
 御茶ノ水に行っても、店頭にはかけらのひとつもなく、
 「本当に取り扱っているんだろうか?」って感じで、随分と頼りない印象。
 ボクにとっては高価な買い物になるし、どうせならカスタマイズして欲しいから、
 「どこで、どうやって頼むのが一番安心なんだろう?」と思っていたんですよね。

 そこで、その旨を相談してみたら、
 「それだったら、直接ご連絡ください」とのこと。

 しかも、
 「もし、工房までいらしていただけるなら、材の選定から、細かいところまで、
 直接、打ち合わせできますから、より納得のいくものができると思います」
 とのお言葉までいただきました。 

 う~ん、それはもちろん、作ってもらうとしたら、
 ルシアーである横山さんに直接お願いするのが、一番安心、安全、確実ですからねぇ!

  (ルシアー「luthier」=弦楽器の個人製作家のこと。)

 もう、それなら、いつかは工房のある長野県まで、
 「上高地方面への旅行を兼ねて行きたいぞ!」と思ってしまいました。

 行くなら新緑の頃がいいかな?
 で、秋、紅葉の季節に完成して、受け取りに行く!ってなことになったら最高だよなぁ~。

 なぁ~んて、夢ばかりが膨らんでしまいます・・・。


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 一方、横山さんの古巣である「モーリス」も
 サウンドホール周りに木のインレイ(飾り)をあしらい、
 ちょっと横山ギターにも似た感じの「SCシリーズ」というニューモデルを発表していました。

 だけどこれは、ルシアーメイドだから、46万円! 

  (ルシアーメイド=大手メーカーであるモーリスの場合、量産モデルではなく、全行程を一人で行う手工モデルのこと。)

 となると、横山ギターと、ほとんど変わらないお値段です。 

 どっちがいい?? (さながら、子弟対決のよう)

 そうなってくると、やっぱり、(この場合、師匠になるのであろう) 横山さんに
 直接いろいろ注文できちゃう横山ギターの方が断然、魅力的に思えます。

 だけど最低でも 45万円はするからなぁ~~。

 どっちにしても、そう簡単に手の出せるものじゃありません・・・。

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 会場のあちこちのブースからも、お客さんと出展者の間で
 こんなやりとりが聞こえてくるようです。

 「う~ん、これはすごくいいギターですねぇ~、欲しいなぁ~、でも、値段がなぁ~~」

 「いや~、ハンドメイドですからねぇ、どうしても高くなっちゃうんですよねぇ~」(ポリポリ)


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 ところで、会場には、普段、見たことのないような弦楽器もあったり・・・、

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 細部まで細かい細工が施された、質感の高いギター(Sugita Kenji 65万円前後)もあったり・・・、
 いろいろな楽器をじっくり見ることができました。


 また、今年の「ハンドクラフトギターフェス」には、ライブ・イベントもありました。

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 「Nude Voice」の二人は、男女のデュオながら、
 サイモンとガーファンクルを彷彿させるような素晴らしいハーモニーを聴かせ・・・、

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 「いちむらまさき」さんは、
 アコギ用に新開発されたFishmanのエフェクターのデモを兼ねたソロ・ギターの演奏。

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 そして、「ももかん丸山ももたろうさんと石井完治さん)」のお二人は、
 軽妙なトークで笑いありの素晴らしいギター・デュオを聴かせてくれました。

 去年は、ただ展示してあるだけのイベントでしたが、
 今年は随分と楽しいイベントになっていて、充実した時間を過ごすことができました。


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ちなみに、丸山さんが使っていたのは、「Hiramitsu Guitars」。

PAはBOSEが新開発したL1システム(後ろに見える棒状のもの)が、
すごく自然なステレオ感のある素晴らしい音を出していました。

by acogihito | 2008-05-25 20:20 | ★アコギ関連 | Comments(14)  

大阪発っ!

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 大阪在住の、とある知人から届いた一通の封書。

 中にはCD-RDVD-Rが入っていました。

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 そう、CD-Rには、大阪・MBSラジオの
 『ナニワ音楽ショウ 押尾コータローの押しても弾いても』という
 押尾コータローのラジオ番組の録音(3月12日放送分)。

 DVD-Rには、MBSテレビの『ちちんぷいぷい』という番組に
 押尾コータローさんがゲスト出演した時の映像(1月9日放送分)と、
 昨年末に同じくMBSテレビで放送された『音友達(おともだち)』という番組での
 世良公則さんと押尾コータローさんのセッションの映像が入っていました。

 いずれも東京では放送していない番組なので、ボクにとっては大変貴重なもの!
 ありがたい!!わざわざお送りくださって本当に感謝です。

 それにしても、こういう番組が存在すること自体、
 やっぱり大阪は「アコギ文化」の発信地なんだなぁ~と改めて実感した次第です。

 なぜって、『ちちんぷいぷい』は、午後2時からの情報番組で、
 東京の系列局であるTBSでは『2時っチャオ!』という番組をやっている時間帯。
 つまり主婦向けの時間帯のテレビ番組に
 押尾コータローさんがゲスト出演しちゃうんですからねぇ。

 しかも、番組では「身近だけど、すごーいギタリスト」と紹介していました。

 東京じゃ、すごいギタリストであることには違いないけど、
 決して「身近」には感じられませんものねぇ・・。
 さすが、地元・大阪というか、
 それだけでも「アコギ文化」の違い、距離感の違い、温度差を感じてしまいます。
 
 そして、スタジオで生演奏。
 ニューアルバム「Nature Spirit」から「Rushin'」という曲で、
 ちゃんとした音楽番組じゃないから収録は雑なんだけど、
 それが返って生々しく、確かに身近に感じることができました!

 それから『押尾コータローの押しても弾いても』というラジオ番組の方は、
 30分くらいの番組なのかな?と思っていたけど、
 夜9時からの3時間枠という大きな番組なんですね。
 
 この回のゲストは谷村新司さん。 
 谷村さんと言えば、その昔、「セイ!ヤング」というラジオの深夜放送を良く聴いたっけ。

 それから約30年。
 大人になったというか、初老になろうとする谷村さんは、
 「セイ!ヤング」の頃としゃべり方は同じでも、内容はグッと深みのあるものでした。
 
 曰く、「音で伝えることのすごさ」とは?

 なぜ音楽を聴くと、万国共通、人は鳥肌が立ったり、感動するのか?
 それには音楽理論では語れない深い意味がある・・・と。

 例えば、ドレミファソラシドの「ソ」の音はイタリア語で「sol」。
 「sol」は「太陽」を意味していて、つまり「ソ」の音は「太陽」の音。

 日本語では「ソ」の音はハニホヘトイロハの「ト」に当たるが、
 漢字で「ト」の下に「口」を書くと「占い」になる。
 昔、占べ師という占いをする一族がいたそうだが、それは太陽のことを語っていた・・・。

 さらに、「ソ」の上の「ラ」は宇宙を意味する・・・。

 などなど、「実は音楽に秘められた壮大な話があるんです」と、
 もっと詳しくちゃんと最後まできちんと聞きたいぞ!と思う内容でした。

 そして押尾コータローとアコギでセッションして「冬の稲妻」の熱唱に感涙!鳥肌!

 「冬の稲妻」は、今でもボクのカラオケの十八番でもあるし、
 それだけでも「音で伝えることのすごさ」を感じたような気がします。

*    *    *

 ところで、大阪の知人が、なぜ、これらを送ってくださったのか?

 ボクが以前、このブログにカポタストのことを調べて、あれこれ書いたから
 「谷村さんのこういう話は好きに違いない」と思われたのかもしれませんねぇ。(^^ゞ

 まさに的中!そのものズバリ!!ストライクです。

 谷村さんは「音で伝えることのすごさ」を言ったけど、ボクは同時に、
 音が伝わることのすごさ、
 音楽好きであることが伝わることのすごさ、
 転じて「アコギ好きであることが伝わることのすごさ、ありがたさ」も感じることができました。
 
 『音友達(おともだち)』での世良公則と押尾コータローのセッションでは、
 押尾コータローの「歌」も、CDに入っていない曲の演奏も、
 初めて聴けたし、見れたし本当に感謝です。
 ありがとうございました!!!!

by acogihito | 2008-03-21 02:29 | ★アコギ関連 | Comments(8)  

行きたいけどなぁ・・・

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 モリダイラ楽器から「フィンガーピッキング・デイ 2008」の招待状が届きました。

 行きたいけどなぁ・・。
 開催日は4月5日土曜日。
 でも、土曜日は仕事なんだよなぁ・・・。

 仕事じゃなきゃ入場料3500円(当日)を払ってでも行きたいところなんだけど・・・。

 何とも残念・・・。

by acogihito | 2008-03-18 17:40 | ★アコギ関連 | Comments(2)  

アコギ・ギタリストは「西高東低」?

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西高東低」とは、
西に高気圧、東に低気圧が存在する
気圧配置のことで、
日本では代表的な「冬型」
ということになります。

ところで、日本の
アコースティック・ギターの
主なギタリストの出身地を見てみると
これまた「西高東低」なんですよね。

 例えば、今、一番の売れっ子ギタリスト、押尾コータローさんは大阪出身。
 その師匠である中川イサトさんも大阪。
 岸部眞明さんも大阪で、
 ゴンチチのゴンザレス三上さんも、チチ松村さんも大阪出身。
 そしてボクの師匠である南澤大介先生も、生まれは大阪です。

 それから、デパペペの2人は神戸出身で、
 岡崎倫典さんは、もっと西の広島出身。
 山崎まさよしさんは滋賀生まれの山口育ち。

 さらに、丸山ももたろうさん、住出勝則さんは京都出身で、
 いちむらまさき さんは岐阜、打田十紀夫さんが三重出身と、
 主だったアコギ・ギタリストは、「西日本エリア」出身者が圧倒的に多いんです。

 じゃあ、「東日本エリア」は?というと、
 石川鷹彦さん、徳武弘文さんが北海道出身で、
 東京出身のアコギ・ギタリストは、吉川忠英さんくらい、という何とも寂しい状態・・・。
 
 日本の主なアコギ・ギタリストの出身地分布は、
 完全に「西高東低」という感があります。

 何で、こうもアコギ・ギタリストは大阪を中心とした
 「西日本エリア」出身者が多いんでしょうか?

 そういえば「アコースティック・ギター・マガジン」のアコギ専門店の広告も
 関西エリアの方が多いように感じるし、
 ミクシィのアコギ関係のコミュニティーに入っている人も
 「西日本エリア」の人が多いような印象を受けます。

 そもそも、「アコギ文化」そのものが「西高東低」なのかもしれませんねぇ。

 千葉出身、千葉在住のボクには良く分からないところもあるんですが、
 昔から「関西フォーク」という呼び方が存在すること自体、
 大阪を中心とした関西エリアには、独自の「アコギ文化」があるんじゃないでしょうか?

 関東エリアの場合、1973年にユーミンがデビューして以来、
 山下達郎など、アコギをメインとした「フォーク」よりは、
 いわゆる「ニューミュージック」のような人が多くなり、
 「アコギ」よりは「エレキ」、
 「フォークやブルース」よりは、「ロックやフュージョン」という感じで、
 「アコギ文化」は関西エリアに比べて低いように思います。

 ちなみにボクの周りには、
 「エレキを弾く!」という人は多いけれども、「アコギ!」という人はいませんからねぇ~。
 だからか、ボクがアコギの魅力に気づいたのも、比較的最近のことなんですよね。
 
 そして今も、関西エリアには押尾コータローが出演するラジオ番組があって、
 そこでは毎回、ゲストとのセッションやギター講座などがあって、アコギの魅力満載だと聞くし、
 そうなればアコギに興味を持って「やってみよう」という人はさらに増えるだろうし、
 そんなものが全く存在しない関東エリアとは、ますます差が広がっていくような感じです。

 ところで、「西高東低」の気圧配置は、「冬型」・・・。

 まあ、アコギは、どっちかと言えば、「夏っ!」っていうよりは、
 落ち着いた「秋」や「冬」というイメージがあるから、
 そういう意味でも「西高東低」が、ふさわしいのかもしれませんねぇ!

 そういえば、関東エリアは「夏っ!」っていうイメージの「バンド」が多いかもなぁ~。

by acogihito | 2008-02-24 17:47 | ★アコギ関連 | Comments(12)  

カポタスト(Capotasto)って?

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 その昔、「カポタスト」と言えば、写真上段の「ゴム製」のものが主流でしたが、
 今はいろんな優れたカポタストがありますよね。

 写真下段左は、ボクが今まで使っていた
 「JIM DUNLOP (ジム・ダンロップ)」の「Victor Capo (ビクター・カポ)」。
 右が最近買った「SHUBB (シャブ)」の「C1」というカポタストです。

 「SHUBB」のカポタストは南澤先生が使っていたので真似してみました。

 「SHUBB」のカポタストは、それまで店頭で見たことはあっても、
 どういう仕組みになっているのわかりませんでしたが、使ってみると、いとも簡単。
 テコの原理を応用して、うまい具合にカチャッと装着することができます。
 軽いし、簡単だし、これはいい!今、一番のお気に入りです。

 ちなみにギターを知らない方のために「カポタスト」とは、
 「演奏のキーを変えるためにフレット全体を押える道具」のことです・・・。

 ・・・って、そんなことを思っていたら、
 「カポタスト」って、そもそも、どういう意味なんだろう?って疑問が湧いてきてしまいました。

 で、ちょっと調べてみました。

 まず、「カポタスト (Capotasto)」ってのは、「イタリア語」です。

 で、イタリア語の辞書によると「Capotasto」の意味には、「上駒」って書いてあるから
 そうすると本来は「ナット」ってことになるのかなぁ?

 ちなみにギターでの「ナット」とは、
 「ギターのヘッド部分で弦を支えている部品」のことです。

 でも、さらに調べてみると、
 「Capo」には「(人や動物の)」などの意味があって、
 「Tasto」には「触れること、さわること」、
 さらに「ピアノの鍵盤」や「弦楽器の指板」の意味もあるようだから、
 二つ合わせて、「指板の頭」→「指板の上」→「指板上」ってことで、
 なんとなく「カポタスト」らしい感じがするし、
 わかったような気になって納得することにしました。

 それから、英語では単に「カポ (Capo)」だけでも正式名称で、略称ではありません。
 フラメンコ・ギターではスペイン語で「セヒージャ(Cejilla)」というそうですよ。
 ちなみに「セーハ」もスペイン語で「ceja」なんだそうです。(英語では「バレー」)
 
 ギター用語って、いろんな言語が混在してるんですねぇ~。

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 ところで、その「ギター (Guitar)」は英語ですが、
 スペイン語の「guitarra」を語源とするだそうで、
 その「guitarra」は、さらアラビア語の「gitara」が語源だそうで、
 さらに遡ると、古代ギリシャ語の「kithara」に由来しているんだそうです。

 その「kithara」も、ものによっては「cithara」って書いてあるものもあって、
 そうするとインドの「シタール」にも近い響きのようにも思うし、
 世界の弦楽器って、きっと、巡り巡って繋がっているんだろうなぁ~なんて思ったり・・・。

 そうなってくると「三味線」はどうなのかなぁ~?なんて思ったり・・・。

 いかんいかん、そんなことやってたら眠れなくなっちゃうや・・。


 (関連記述)→ カポタストによって音が違う?

by acogihito | 2008-02-21 00:19 | ★アコギ関連 | Comments(4)  

ジョン・ピアーズの弦

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 「Morris S-102Ⅱ」が直ってきたので、弦を「ジョン・ピアーズ」に張り替えてみました。
 
 今までは「エリクサー」のフォスファーブロンズを使っていたんですが、
 「ジョン・ピアーズ」はフィンガーピッカー御用達のようで、
 南澤大介氏、中川イサト氏、そして押尾コータロー氏も使っているそうです。

 弾いてみた感想は、「音の芯がしっかりしている」って感じでしょうか?
 ジョン・ピアーズの特徴なのか、フォスファーブロンズだからかなのかわからないんですが、
 キラキラ・カリカリしすぎないし、それでいて歯切れがよく、バランスがいい感じです。
 1音1音しっかり出るって感じがフィンガーピッカー御用達たる所以でしょうかねぇ?
 「S-102Ⅱ」との相性もいいみたい。

 で、この「ジョン・ピアーズ」は、普通に売っているものではなくて「カスタム・セット」なんです。
 何がカスタムかというと、6弦から3弦までは「ライトゲージ」だけども、
 1弦2弦が「ミディアムゲージ」になっているんです。(1弦から、.013、.017、.025、.032、.042、.054)
 過日、「楽器フェア」へ行った時に南澤氏から教えてもらったもので、
 南澤氏のHPの「Webショップ」から購入しました。

 うん、1弦2弦がミディアムだと、張りがパンッとしっかりしていて確かに弾きやすいんですね!
 
 今までは力が入っちゃうと、
 特に1弦は薬指の爪に引っかかる感じがしたんけど、それが無くてとってもいい!
 それに音も引き締った感じになるしねぇ。

 まあ、「エリクサー」は、単純に「長持ちする」ということと、
 「フィンガーノイズが少ない」という理由で使っていたんですが、
 音もけっこう好きだったんで、この「ジョン・ピアーズ」が痛んできたら
 また「エリクサー」に戻して、弾き比べてみようと思っています。

by acogihito | 2007-12-26 21:48 | ★アコギ関連 | Comments(0)  

モーリスギターの総本山「モリダイラ楽器」に行ってきた

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 ボクの「Morris S-102Ⅱ」というギターは、5弦9フレットがデッドで、
 以前、「強制振動を与える」という実験を行った結果、かなり改善はしたんですが、
 それでも「まだ完璧じゃない」ということが気になって仕方ありませんでした。

 さらに、自分でも色々いじっているうちに、全体のバランスも崩れてきている感じがしたので、
 「こりゃ、やっぱり、ちゃんと修理してもらわないといけないな」と思っていました。

 ですが、購入した楽器店は売るだけで、修理に関してはどうも当てにならない気がしていたので、
 「楽器フェア」の際に営業の人に相談したら「じゃあ、持って来てください」とのこと。
 それで、過日、東京・岩本町にある「モリダイラ楽器」の本社に直接持ち込んだんです。

 受付を担当してくれたのは、奥から呼ばれて出てきたモリダイラ楽器・技術室のA氏。
 その際、ただ修理を依頼するだけでなく、
 モーリス・ギターのことなど、いろいろな話をすることができました。
 さらに、日ごろ感じていた疑問点などを質問をしてもスパスパ答えてくれる頼りになる人で、
 とっても良かったな。

 「修理には1か月くらいかかるのかな?」と覚悟していたら、
 「1週間から10日くらいでできる」とのこと。
 でも結局、1か月近くかかることになってしまいました。

 予定より時間がかかった経緯を聞くと、
 「一旦戻ってきたけど、まだ完全じゃないと判断したので、再度、修理に戻した」そうです。
 そして今日、受け取りに行ってきたという訳なんです。
 
 多分、普通の楽器店だったら、最初に戻ってきたところでOKにしてしまうところでしょうが、
 さすが技術室のA氏、こだわりがあるというか、仕事が丁寧というか、頼りになります。
 約束の「期間」より、約束の「質」を重視したということなんでしょう。
 こちらとしても、その方が嬉しいですからねぇ。
 ボクが「何を一番気にしていたか」を分かってくれていたって訳です。

 やっぱり直接持ち込んで良かった!

 修理個所は、ブリッジを削って調整、力木の加工調整、ナット及びフレットの調整、
 サドルの溝の調整及びサドルの交換調整、ネック・弦高調整、PUのバランス調整、 
 他各部点検、調整。

 もちろん、まだ保証期間中なので修理費はかかりませんでした。

 これで完璧です!

 本当は最初からデッド・ポイントなんて無ければ、こんなことをすることもなかったんだけど、
 でも、おかげで直接「モリダイラ楽器」の本社におもむくことになり、
 技術室の担当者といろんな話をする機会も出来て、かえって良かったなって思っています。
 それに「モリダイラ楽器」=「モーリスギター」にも、より親しみを持てるようになった気がします。

 さらに、デッド・ポイントのおかげで、ギターに関して色々研究したし、とても勉強にもなりました。
 まさに「災い転じて福となす」って感じでしょうかね!

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モーリスギター及びモリダイラ楽器のマークは、
頭文字「M」と「鷲」をモチーフにしていて「モリダイラ・イーグル」というそうです。

by acogihito | 2007-12-25 22:19 | ★アコギ関連 | Comments(8)  

アコギ、キテます!?

  今から20年ほど前の1985年ごろ、YAMAHAの「CX-7」という「MSXパソコン」を使って
  自分ではとても弾けないピアノやオーケストラなどを自動演奏させたりする、
  いわゆる「打ち込み」と呼ばれる音楽に、ハマッていた時期があります。

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(1986年「寅年」当時。大バカ者ですねぇ~。後ろの左がDX-7、右がCX-7)

  MSX1台だと同時発音数が16音しかないので、友人のMSXとMIDIで同期させて
  32音にしたり、「RX-11」というリズムマシンや「DX-7」というシンセサイザーを同期させたり、
  工夫して、けっこう苦労して出来た作品は、なかなか嬉しいものでした。

  でも、暫くすると、シーケンサー付きのシンセサイザーが安くなってきて、
  そうすると何もMSXという原始的なパソコンでそんな苦労する必要もなく、
  もっと凄いことがシンセ1台で、誰にでも出来て“当たり前”の時代になりました。

  それはそれで凄いことなんですが、だけど、なんだか「出来るのが“当たり前”」という感じが
  つまらなくなってしまいました。(まあ、自分には出来なかったというのが本当なんだけど・・)
  それにシンセの音は、いくら頑張っても「本物」には成り得ないですからねぇ~。

  それで、「打ち込み」は卒業してしまいました。

  で、「やっぱり下手でも自分で演奏しなきゃな」と思って、
  学生時代からの仲間と再び集まって始めたのが、社会人の「バンド」活動でした。
  1990年代に入って、ボクが30代になったころのことです。
   (はじめはビートルズのコピーバンドでジョン役!)

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ハンドを始めた当初は、
お気楽にやっていたんですが、
やがて楽器も「本物」と同じものを
買い揃え、演奏も活動も(衣装も!)
徐々に本格的になってきました。

暫くすると、
オヤジ・バンドブーム」という
言葉を耳にするようになり、
ボクらも40代になっていました。

(シンセは98年ごろ再び買って、バンドではできないビートルズの曲を
打ち込みで再現して、敗者復活というか、満足したって感じかな・・・)

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(その後"Johnny, Louis & Char"のコピーバンドではベースのルイス役!)


c0137404_21215466.jpg  で、ある時、ふと、気がつくと
  「オヤジBAND倶楽部」なんていう雑誌が
  発行されていて、それを見た途端、
  ボクのバンド熱は、一気に引いたというか、
  冷めてしまいましたね。

  「こんなことを雑誌に教えてもらう必要はない」
  「こういうのが“当たり前”になったらつまらない」
   (もちろんこの雑誌は買いませんでした)

  それにバンド活動は、これまでに、ある程度、
  「やった」という満足感もありましたからねぇ~。

  それで、「バンド」は卒業してしまいました。

  天邪鬼なんですかねぇ~、ボクは・・。
  でもまあ、良く言えばですよ、
  「ちょっと先を行っていた」と思えなくもありませんよねぇ~。(うっ、自画自賛・・・?  (^_^;))


c0137404_2215131.jpg・・で、今度始めたのが、
アコースティック・ギターによる
ソロ・ギター」というジャンルなんですが、
こうして今までのことを振り返りながら考えると、
アコギキテます」って感じがするんですよ。

この前行った「楽器フェア」でも、
以前に比べ・・、
以前って言っても20年くらい前の話ですが、
以前に比べ、随分、アコースティック・ギターの
ブースが多くなった気がするし、
いろんな楽器の中でも今、最も変化・成長しているのが
アコースティック・ギターなんじゃないかと思うんですよ。

エレキギターは80年代以降大きな変化はしてないし、
シンセサイザーも90年代から大きく変わらない感じ。

それから思うとアコースティック・ギターは、
ピックアップがどんどん進化していて、
昔じゃ考えられないほど高性能になっています。

それに伴い、新しい奏法が出てきて、
それに伴い、新しいデザインのギターも出てきている。

  さらに新しいメーカーも出てきているし、それに伴い、昔からのメーカーも変化してきている。

  自分が興味を持つようになったから、そう思う部分もあるんだけれど、
  今、最も変化・成長していて、面白いのが「アコースティック・ギター」なんじゃないでしょうか?
   (そうだからこそ、興味を持ったのかもしれないしね・・・)

  まあ、アコースティック・ギター・ブームは、エリック・クラプトンの「アンプラグド」から
  徐々に「キテ」はいるんですが、数年後、今以上にポピュラーになっているかもしれません。
  なんだか、そんな「予感」がするんです・・。

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(今度は“当たり前”になっても卒業しないように、それより上のレベルを目指したいものです) 

by acogihito | 2007-11-20 22:38 | ★アコギ関連 | Comments(4)