
リンゴ・スターの通算20作目となるスタジオ・アルバム
「WHAT'S MY NAME」を購入しました。
(写真、真ん中のCD)
リンゴがライブの際、
「WHAT'S MY NAME?(ボクの名前は?)」と聞き
観客が「リンゴ!」と答える
コール・アンド・レスポンスを
アルバム・タイトルにしたそうです。
前回、リンゴのライブを観に行ったのが2016年。
その後にもう2枚もアルバムを出しているんですよね。
2010年代に入ってから
ほぼ2年に1枚出すハイペース。
今回のアルバムを含め、
すでに5枚も出ています。
(写真、CD4枚と今回のCD)
すごいですよね!
全盛期の1970年代みたい。
リンゴのアルバムのいいところは、
良くも悪くも「リンゴである」こと。
どういうことかっていうと、
ポール・マッカートニーだったら、
声が出なくなったな?とか、
曲もイマイチかな?とか、
さすがに限界かな?とか、
どうしても全盛期と比較しちゃうじゃないですか。
でも、リンゴの場合、
元々、声がいいわけでも
歌が上手いわけでもないし、
作曲家としてしても
ビートルズの他の3人と比較すれば
見劣りしてしまうから、
始めっからそれほど期待してないんですよね。
でも、聴いてみると、
以前に比べ歌が上手い!
歳をとっても声が出てる!
以前よりいいくらい!!
79歳のはずなのにスゴイ元気!
と、聴いていてうれしくなる内容なんです。
しかも、曲は、
優秀な人に一緒に作ってもらう感じ。
まさに「With A Little Help From My Friend」なんですね 。
演奏も
リンゴ・スター・ヒズ・オールスターバンドの
超一流ミュージシャンと一緒なので、
すごくロックしてるんですよね!
例えばイーグルスで
「ホテル・カリフォルニア」の
ギターソロを弾いたジョー・ウォルシュや
TOTOのスティーブ・ルカサーが参加。
特にこのアルバムではルカサーが大活躍です。
前回のリンゴ・スター・ヒズ・オールスターバンドの
来日公演でも一緒でしたもんね!
今回のアルバムで
ルカサーが作った曲は、もろTOTO風で
TOTOファンでもあったボクは大喜び!!
それをリンゴが歌っているのが不思議なくらいです。
80年代から90年代にかけて、
40代~50代くらいは、
アルコール依存症とかで
だいぶ苦しかったリンゴですが、
70代の今は、背伸びすることなく、
こころから音楽を楽しんで作っている感じが
聴いていてとっても心地いい!
う~ん、こういう歳のとり方、
素敵です!
では、アルバム・タイトル・ナンバー、
「What's My Name」を!!
作曲は80年代に活躍したバンド
「メン・アット・ワーク」のコリン・ヘイ。
スティーブ・ルカサーも
ギターで参加しているご機嫌なナンバーです!
「ホワッツ・マイ・ネーム」
コンサートでも 車でも
酒場でも また演奏しても
モノラルでも ステレオでも
ラジオのスイッチを入れる
ずっと同じものなんてひとつもない
でも僕はまだ現役
僕の名前は?
リンゴ!!
▲ by acogihito | 2019-11-04 23:24 | ☆その他 | Comments(6)